ベトベト油汚れは定期的なメンテナンスが吉。

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お盆を過ぎても暑さ過ぎぬ今年の夏。30度以上の真夏日は最長記録を更新し続けているそうで、信州でこんなに暑い日が続くのは1994年振りだそう。9月に入っても暑さ対策必須のようですね。

さてさて、そんな中、今回はご家庭の油汚れと対峙。大変ありがたくも定期的にご依頼を頂いているお客様宅ですが、『暮らしていれば汚れてしまう』はお家のどんな箇所でもどんな物でも避けられませんね。「レンジフードのフィルターがだいぶベトベトになってきて、油が垂れてきたりもしたので…」とのことでお掃除に伺いました😄

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キッチンレンジフードについたベトベトの油汚れ。すっきり綺麗にするコツは下準備。お掃除し易いように各部を個別化していきます。例えば、お皿も重ねたままジャバ~っとシャワー等で洗うより一枚一枚洗った方が確実に綺麗になりますよね? それと同じですね😄

そして、準備が整ったら…

各パーツを洗剤が入ったお湯にドボン!!

油汚れ用の洗剤を使用している場合は冷水でも仕上げられないことはないですが、お湯が使える状況であれば、やはりお湯を使用するのが早くて確実です。私の場合はアルカリに弱いアルミ材や塗装面への影響を考慮し、ケイ酸塩主体のアルカリ洗剤を使用しているため湯温は55度前後で、時間は様子を見ながら…という感じ。

ちなみに『油汚れを落とすにはアルカリ性の洗剤で』とライフハック等でも良く見聞きするかもしれませんが、『お湯+普通の中性洗剤(食器用洗剤など)』でも日々の汚れ落としは十分に出来ます。アルカリ洗剤は市販品でも手軽に入手できますが、使用方法を一歩間違えると物のみならず人にも大きな影響を与えてしまいます。例えば、“目に入った際に適切な処置をしなければ失明の危険性がある”など。アルカリはタンパク質を分解する性質があるため、目に入ると角膜や水晶体のタンパク質を溶解していってしまいます。ちなみに良くも悪くも私はこれを経験済みでして…。そのため、一般の方に汚れ落ちが良いからと言って、アルカリ洗剤(特に強アルカリ)を簡単にはおすすめいたしておりません。

と、余談失礼いたしました😅

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そんなこんなで各パーツをお湯にドボンとした後、しばらく漬け置いて、さっと擦れば…

お掃除完了です! 汚れがあまりに酷い場合はなかなかこう簡単にはいきませんが、それでもある程度定期的にお掃除をしていれば毎回きっちりスッキリ綺麗に出来ますし、製品自体も長きに渡って快適にお使い頂くことが出来ます(#^_^#) ちなみにこちらは製造設置より17年経った製品です😆

油汚れや油由来による劣化/損耗は、メンテナンスの差ひとつで本当に大きく変わってくるんです。

と、そんな話を当該お客様には伺う度にしておりまして、お客様からは「今年もまた村上さんからそのセリフ聞けましたね(笑)」と。恥ずかしながら話のレパートリーが少ない掃除屋さんです😅

ということで、レンジフードのお掃除完了です。ありがとうございました!

話のレパートリーはたとえ少なくとも、日々の暮らしの快適はしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

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