お掃除日和。お寺さんにて秋の大掃除のお手伝い。

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朝晩はすっかり涼しく、というか冷え込むようになり、晩秋の気配も漂いはじめた今日この頃。昼間は晴れていれば天高く爽やかな陽気で、秋は本当にお掃除にぴったりの季節です。

さて、そんな中、本日はお寺さんの大掃除の応援作業です。本堂と庫裡(くり)の煤払いから床清掃、窓ガラスと網戸洗いまでの一式を元請さんと共に総勢6名でお邪魔しお掃除させて頂きました。

私は窓ガラスまわりを担当。砂埃や花粉等で汚れてしまった窓ガラスをリフレッシュしていきます。特に外ガラスは風雨の影響で思っている以上に汚れがこびりついているため、シャンパーと呼ばれる窓用モップで汚れを浮かせると同時に汚れ落とし用のスクレイパーも活用しながら、窓ガラスの曇りをしっかり取り除いていきます。

窓ガラスのお掃除は本当に大好きです😆 ガラスがスッキリすると窓から見える景色が本当に違って見えるんです。

『春夏秋冬、シーズン毎の窓ガラス清掃、ぜひご家庭でもやってみてください!!』とはハードルも高くなかなか言えませんが、それでも人それぞれ愛でたい景色がある季節の頃にはぜひ窓ガラスのお掃除をされてみてください! 透明な窓から見える景色は本当に違って見えますよo(ˊ▽ˋ*)o

サッシの溝の汚れ取り。ちょっとしたコツがあります。

窓のお掃除はガラス面だけでなくサッシのレール溝も肝ですね。こちらもパッと見、ただ砂埃等々が乗っかっているだけかと思いきや、触ってみれば分かります。水分を含んだり乾燥したりを繰り返しているレール汚れは想像以上にこびり付きが強くなっており、またカビ汚れも付いていたりで一筋縄ではいかないこともしばしば。

今回の場合は『ブラシ&掃除機で固まった汚れの大部分を崩しながら前もって吸引』→『残ったこびりつき汚れに洗剤を塗布&放置』→『ウエス等で仕上げの汚れ回収』の工程を以てお掃除しているのですが、この場合のコツは『ブラシ&掃除機での吸引』。この工程をやるとやらないとではレールの汚れ取りの効率や仕上がりがまったく異なってきます。ひと手間はもちろんかかってしまうのですが、結果としては作業が楽になっていくため、【面倒面倒と思えることにこそ大切な仕事がある】の精神で手と体を動かしています😆

仕上げ工程前までの作業で少量かつ緩くなっている汚れなら、ウエスで拭くだけでも9割程度仕上げることができます。ご家庭のお掃除でも是非試してみてください。

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ちなみに寒い地域ではポピュラーでもある二重サッシ窓。本日のお寺さんも二重サッシでしたが、これもまたお掃除はなかなか大変ですよね😅 「左へ寄せてお掃除したら右へ寄せて、そしたらまた逆で~」と、我々掃除屋さんでも少々時間がかかってしまいますが、どうか温かい目で見守ってください(苦笑)。

二重サッシは中外のガラス拭きもレール溝の掃除もなかなか大変なので、お掃除を敬遠しがちな方も多いようです(^^; そんな時はぜひお任せください。
全部の作業が終わる頃には夕暮れ。日暮れも早くなってきました。最後は仏様に一礼をし、失礼させて頂きました。

ということで、本日のお掃除もこれにて完了です。楽しく清々しくお掃除させて頂きました。ありがとうございました!

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本日も窓ガラス清掃を一意専心勤めさせて頂き、日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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自家製かえしとだしで作る飲み干したくなる蕎麦つゆレシピ

お蕎麦やそうめんが大好きで「おうちで食べる乾麺のお蕎麦やそうめんをもっともっと美味しく食べたい!」という思いから、日夜麺つゆの研究も重ねている村上です(笑)。

個人的には醤油の香り味が立っていながらもお出汁の風味が利いた少し甘目のつゆが好きなのですが、その中から今回はお蕎麦、そうめんに合う蕎麦つゆレシピをご紹介します。『かえし』と『だし』を作り、蕎麦つゆへと仕上げていきます。

慣れないとだしを取ったりはちょっと手間かもしれませんが、騙されたと思ってぜひ一度作ってみてください。洗剤の温度や希釈度合を武器にして、日夜汚れと闘う掃除屋さんの技術と工夫がぎゅっと詰まった蕎麦つゆです。美味しいですよ(*´▽*)

※レシピでは料理温度計を使用し温度管理もしているのですが、温度計をお持ちでない方も何となくでもいいと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。

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【かえし/作りやすい量】

●ヤマサ新味醤油…300g
●マンジョウ濃厚熟成本みりん…150g
●砂糖(三温糖がおすすめ)…60g

1. 醤油を鍋に入れ、弱火にてふつふつと煮立つ直前(80℃)まで火にかける。


2. ふつふつとしてきたら一旦火を止め、砂糖を溶かし、5分ほどおく。

3. みりんを入れ、再び弱火にて煮立つ直前(90℃)まで火にかける。

4. 氷を入れたボウルなどに鍋ごと当て急冷し、かめ等に保存(冷蔵庫で一カ月程度は保存できます)。

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【だし/作りやすい量】

●水…1,000ml
●昆布…5g
●いりこ…30g
●混合削り節(かつお、さば、いわし)…25g

●干し椎茸(中型サイズ)…1個(4g程度)
⁡●椎茸戻し用の水…80ml
   ↓↓
●椎茸の戻し汁…8ml

1. 干し椎茸を80mlの水で4時間~12時間程度戻し、戻し汁を用意しておく。時短で作成したい場合は沸騰したお湯を注ぎ、30分程置いておく形で作っても可。


2. 鍋に水1,000mlと昆布を入れ、60℃まで加熱したらそのままの温度で15分とろ火にて煮る。

3. 15分経ったら昆布を取り出し、80℃まで加熱。いりこ30gを入れ、12分とろ火にて煮る。

4. さらに混合削り節25gと椎茸の戻し汁8mlを入れ、80℃前後を維持したまま3分ほどとろ火で加熱した後、こし器等でだしをこす。この時、余分な味が入ってしまわぬよう、だしがらを絞ったりはせず、自然のままにだしを受け容器に落としてください。

5. 待つことしばし。美味しいおだしの完成です。


上記にて調理した『かえし』と『だし』を1:3の割合で混合すれば、麺と一緒にすすり飲みたくなる美味しい美味しい“蕎麦つゆ(つけつゆ)”の完成です!! ちなみに“かけつゆ”で楽しみたい時はつゆを2倍めどで希釈して召し上がってください。

《ポイント》
♦︎だしを引く時はなるべくいじらずに煮て下さい。
♦︎蕎麦つゆは冷蔵庫で3~4日保存できます。
♦︎そうめんにもぴったりです。
⁡♦︎実はおすすめの食べ方はかけ蕎麦です。

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次はうどんのつゆレシピでも載せてみますかね(笑)。

美味しい蕎麦つゆでも日々の暮らしの快適をサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

駆除業者だってスズメバチは怖いのです(^_^;A

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「家のウッドデッキで食事をしていたら、デッキに大きいハチがたくさん来て…」とのご相談を頂き、ひとっ飛び。長野市の山間のお宅に伺ってみれば、ウッドデッキ上の火打ち梁(梁の補強部分)と呼ばれる箇所にハチの巣が。でも、少し様子がおかしい。

飛び回るハチの数に対し、巣がとても小さく、形も中途半端。防護服を着ていないうちはあまり近くへも近づけないため、少し離れたところから観察をしていると…なるほどなぁ、と。

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火打ち梁にある巣にもハチは群がっているのですが、それ以上にぶんぶん飛び回るハチが入れ替わり立ち替わり出入りする箇所がすぐ隣に。つまり、見えている巣は現在建築中の巣で、そもそもの巣(母巣)はそのすぐ横の火打ち梁と軒天の隙間から入った天井裏にある模様。ハチさんはお引越しの最中だったわけですね。

今回のハチ種は「キイロスズメバチ」。屋根裏や戸袋、雨樋などの閉鎖空間に初めは営巣し、そこがいよいよ手狭になると軒下などの開放空間に引っ越しをする習性を持つ種。引っ越し時には相当数の働きバチがいるため、引っ越し後の巣はあれよあれよという間に出来上がっていきます。

実際この日もご依頼主が朝見た時、梁には巣の形などなかったそうですが、駆除時(15時頃)にははっきりと確認出来ています。外に巣を作り始めたところ、近くで人が活動(食事)し始めたため警戒し、威嚇のためにぶんぶん飛び回っていたのでしょう。何はともあれ刺されることなどの被害がなくて良かったです。

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さて、必死に生きるハチさん達には申し訳ないですが、駆除です。今回は「取り急ぎ、ハチの危険さえなくなれば」とのことでしたので軒天の天井裏にある巣はそのままに、見えている部分の巣の除去と成虫の駆除を行っていきます。

まずは第一巣である軒天天井裏の母巣出入り口を塞いだ後、周囲に群がり攻撃をしてくるハチや戻ってきたハチ、火打ち梁の上で巣を建築しているハチを駆除していきます。15分程ハチを掃除機で吸い込み、個体数の減少を確認したところで第一巣の中へスズメバチ駆除用の殺虫剤を噴霧。

まるまる一本を噴霧したところで中を注意深く確認していると、まだ中から出てくる個体がいたため、さらにもう一本を追加。出てくる個体がいなくなったことを確認し、あとは第一巣の出入り口、第二巣の周辺にも再度の営巣を防止するための殺虫剤を改めて噴霧。戻ってくるハチも可能な限り捕獲し、駆除終了です。

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駆除中、お子様たちが興味津々にお部屋の中からずっとギャラリーとして応援してくれていたのですが、窓ガラス越しにする会話も色々と楽しかったです。

(キッズ)「それ(防護服)着てれば、怖くないの~? 大丈夫なの~?」

(村上)「怖いよー。大丈夫じゃないよ~(苦笑)」

(キッズ)「それが巣~? ハチミツで出来てるの~?」

(村上)「このハチさんの巣は木の皮で出来てるんだよー」  など。

火打ち梁の上で作られていた巣です。

朝はほぼなかったとおっしゃっていたので、わずか半日足らずで手のひら大よりも大きな巣が作られたことになります。ハチの生命力、活動力はすごいです。

ちなみにお子様との会話にも出てきましたが、防護服を着ていても私は本当にハチが怖いです(苦笑)。防護服を着ていても隙間から入り込んでくるハチ(ミツバチや小型のスズメバチ)はいますし、大型のオオスズメバチともなると毒針が服、手袋を貫通してくる場合もあります。状況に合わない手順を選択してしまったり、駆除にかかる時間が長くなればなるほど蜂刺のリスクも高まります。作業中は私も自身の安全確保を含め集中しているがため、ハチの恐怖が薄れているだけなんだろうなといつも思います。

ハチの駆除は勇気では行えません。私もまだまだ勉強不足ではありますが、ハチの駆除は正しく恐れてこそ必要となる行動を組み立てていくことが出来る作業です。「強力な殺虫剤を吹きかければイチコロでしょ」と安易な巣の駆除などは本当に避けてください。

特に大きくなったスズメバチの巣は巣内に薬液を行き渡らせない限り駆除は行えません。巣の外側から噴霧するだけでは殺虫剤によって興奮したハチ、あるいは殺虫剤の薬液によって巣が損壊した場合にはその部分からもハチが飛び出し、一斉に攻撃を仕掛けてくることがあります。大群に襲われてはひとたまりもありません。

子どもの頃、ハチに刺され大変な思いをしたことがあるため、少しでもそんな思いをする人が減ってくれればと思い、このお仕事をしています。ハチが怖いためにハチ駆除に携わっている者からのお願いです。大きくなってしまった巣を見つけた場合には「不用意に近づかない」「刺激をしない」で身の安全を最優先とされてください。

“安心”をサポートして、日々の暮らしを快適に。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

↑ご依頼主さんから頂いたスマホ動画です。スマホで編集されていて、逆にそこに驚いてしまいました(笑)。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

秋は窓ガラスとエアコン掃除におすすめの季節。

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窓の曇りやくすみを取ると視界もすっきり晴れやか。未来の見通しも良くなる気がします😄

なんてことを思いながら、いつも窓ガラス清掃をしている村上です。

毎年窓ガラスのお掃除をご注文くださるお客様より今年もお声がけを頂きましたため、伺ってまいりました! それにしても秋の窓ガラス清掃は最高です。暑くもなく寒くもなく、空気も清々しい。ガラス掃除には本当にうってつけの季節ですね。

さて、お掃除。サッシに溜まった一年分の汚れをすっきりさせつつ、窓ガラス掃除をさせて頂きました。

ちなみに同お客様の訪問前にはいつも道具の厄除けと隆昌のご祈祷をしています。理由は高所のガラス清掃があることと厄除けのお裾分け😊のため。

初めてお伺いした際、

「お掃除と簡単に言っても場所によっては危険を伴う高所作業があったり、劇物的な薬品を使用することもあるので安全祈願や厄除けの意味も込めて、道具類は毎年ご祈祷しているんですよ」

とお話ししたところ、

「厄除け道具で掃除してもらえるなんて、厄除けのお裾分けしてもらっちゃってる気分だね。じゃあ、それ(=ご祈祷)ウチ来る直前にお願い(笑)」

と言われ、何となくこの時期恒例になってしまった次第で(^^ゞ

窓ガラス用の道具、エアコンクリーニング用の道具など一式を営業車に積み、毎年お祓いをして頂いています。

秋はエアコンクリーニングもおすすめの時期です。

そして、同お客様からはエアコンクリーニングも同じタイミングでお声がけを頂きました。これは私がエアコン掃除の話になるたびにお話ししていたことなのですが、秋にもう一つおすすめの掃除が『エアコンクリーニング』だからなのです。

エアコンのお掃除はエアコン(特に冷房)使用が多くなる時期の前にされる方が多いかもしれませんが、コストパフォーマンスを考えると冷房時期が終わった後の方がお得だったりします。

というのも、エアコンは冷房使用時に内部に発生した結露水と吸い込んでしまった埃によってカビが発生し繁殖/堆積してしまう電化製品であるため(こちらのページでも解説しています)、冷房を使った夏にこそ汚れが酷くなっていきます。また、エアコンは理論的には冷房を使用しなければ室内機のカビ汚れは酷くなりません。

そのため、冷房時期を過ぎた後のクリーニングであれば、冷房使用で発生してしまったカビを除去することが出来、かつその後の繁殖を防ぐことにも繋がります。暖房使用の時期にも気持ち良くお使い頂けますし、その次の冷房シーズンにおいてもそれは同様となります。エアコンクリーニングにおいて最もコストパフォーマンスに優れたタイミングは冷房使用後のタイミングがその時なのです。

さてさて、ということでエアコンもお掃除です。お使いのエアコンはフィルター自動お掃除機能付きのエアコンでした。毎年真夏の暑い時期に数日間しか使用してこなかったエアコンだそうですが、使用年数としては10年。中を確認してみれば、どこかしこも埃とカビだらけです😂

フィルター自動お掃除機能付きなどの高機能エアコンは便利な面もある一方で通常のエアコンに比べ構成部品が多くなってしまっているため、埃やカビが付着する表面積も増え、またエアコン内部の通気性も悪くなっているためにカビ汚れが早く酷くなる傾向にあります。

お掃除機能付きエアコンはお掃除ロボを取り外しての分解清掃はもちろんのこと、エアコン内部で発生した水分を受け止めるドレンパンを外してまでの清掃を最低限としてぜひ行ってください。

本日も窓ガラスとエアコンのお掃除、これにて完了です。ありがとうございました!

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視界も空気もすっきりクリアに! 綺麗をつくって日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。