定期の浴室清掃って毎回同じ作業をしているの? → いいえ、毎回同じではありません😁

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本日は4ヵ月に一度の定期浴室清掃でした。

水垢の厳しい地域で、以前は1年に一度お掃除をさせて頂いていたのですが、年1回ではその時徹底的に綺麗にしてみてもすぐにまた汚れがついてしまい、短い期間のうちに快適性が損なわれてしまっていたため、2年ほど前から4ヵ月に一度の定期としてお邪魔させて頂く形となっていました。

これが年一回清掃時の清掃前の状況でした。

──定期清掃と言っても作業内容は毎回違います。

さて、定期清掃。作業内容が毎回同じかと言えば、実はちょっとずつ異なっています。なぜかと言えば、答えは簡単。

何だか禅問答のようになってしまいましたがw

お風呂の汚れというのは実に不思議なもので、使っている石鹸類が変われば、使用量が変われば、あるいは水の含有成分が若干でも変われば、その汚れ具合には違いが見られますし、四季折々の温度湿度、換気状況によっても大きく異なってきます。

なおかつ浴室空間は水垢、皮脂汚れ、石鹸カス、カビといった要素が複合的に堆積する場所です。それらの汚れを落とすにもそれぞれ異なる洗剤、道具を使っていきます。『どんな洗剤、どんな道具が最も安全で、最も早く、最も綺麗に仕上がるのか』を導き出していくには様々な形を試行してみなければ分からない場合も少なくありません。

そんなことを踏まえて作業をしていると、たとえ定期的にお邪魔させて頂く場所だとしても、常に『作業に答えがない』んですよね😅 本当に毎回毎回──前はあんな感じだったけど、今回のこの方法ならどう? もっと早くもっとよく落ちる? じゃあ、これは?──と、あれこれ自問自答を繰り返しながら掃除をしています。

ちなみに今回使った主な洗剤・資器材は

そんなお風呂の定期清掃ですが、定期清掃って利用してみると分かるのですが結構便利です😁

3~4ヵ月に一度くらいのタイミングであれば汚れが酷くなる手前くらいで浴室環境をリセットしてもらえますし、普段のお手入れに関しても

で済むくらいになります。あとは放っておいて構いません。

自分も自分にやってもらいたいです😅 パーマンに出てくるコピーロボットが欲しいくらいです(笑)。

ちなみにこの後、窓ガラス清掃を別場所で作業させて頂いたのですが、気温低く風強くでブルブルでした。この時も

と何度思ったことか。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です!

*

定期的なお掃除でも日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

レンジフードにご夫婦の繋がりを見つけた日。

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本日は懇意にして頂いている元請様からのご依頼で長野市内のお宅へとレンジフード清掃のお伺い。

伺ってみると20年物のレンジフード。これまでは昨年他界されたご主人がずっと手入れをされてきたそう。

かつて踏み台に昇ってお掃除をされていたというご主人。踏み外して骨折してしまったこともあるとのこと。

奥様もそれを見ていたのでレンジフードのお掃除はさすがにやめようと思い、今回のご依頼に至りました。

──レンジフードに残ったご主人の日々の姿。

さて、作業。レンジフード表面(塗装面)や各部品は油や熱によってだんだんと侵されていってしまうため、使用期間が長ければ長いほど、あるいは汚れを放っておけばおくほど劣化が酷く進んでしまっている場合も少なくありません。物である以上、経年劣化は避けられません(;^_^A そのため、油汚れを取れば塗装も一緒に取れてしまうということは日常茶飯事です。

お客様にもその旨をお伝えして作業を始めますが、それでも美観を大きく損なう(=塗装が大きく剥げてしまったり、酷い傷が入ってしまう)ことは可能な限り避けたいもの。

そこで私たちハウスクリーナーはまず最初は出来る限り傷をつけない、塗装を剥がさない、基材を損傷させない、そんな方法から作業を進めていきます。

汚れの頑固さや除去難度の様子を見ながら、洗剤や資器材もだんだんと適するものに変えていく。そんなイメージでしょうか。

とはいえ使用20年超。実に恐る恐る、ビクビクしながら手を動かし始めます💦

しかしご主人が定期的にお手入れされていたということもあり、どうやら油が塗装膜を酷く痛めている様子はなさそうです。

「これなら表面に傷をつけない柔らかめのスポンジと洗剤の作用が強力になりすぎない温度の洗浄液(35~40℃前後)で綺麗に出来るかな」と判断し、各部品の油汚れを落としていきます。

使った資器材は

ぬるま湯で作った洗浄液でファンを浸漬洗浄しつつ、その他の部品もお掃除していきます。

ファン内部のお手入れはされたことがなかったようで油が黒く頑固に変質・変色してこびりついてしまっています。こうなってしまうとこのままでは洗剤もなかなか効いてはくれませんのでまずは物理的にこそぎ取っていき、それから洗浄です。

そして各部品の洗浄を進め、整流板の油汚れを落としたところ、表面には擦り傷がたくさん。

と思い、奥様にお声がけ。

ご主人の面影をレンジフードに見つけ、ちょっと嬉しそうな奥様。

そんな会話も挟みながら3時間ほどお邪魔をさせて頂きました。

*

改めて思いましたが、

私が可能な限り新しい傷をつけずにお掃除することが出来た場合、汚れを落とした後の姿にはそれに触れていた人のかつての面影が浮かび上がってくるというか。

その物が傷少ない状態であれば「あぁ、丁寧に使われていたんだなぁ」とか、たとえ傷だらけでも「頑張ってお掃除されてたんだなぁ」とか、その様子がありありと目に浮かんできます。

今日はそんな掃除の形に携わることが出来て、ちょっと嬉しかった次第でした。

一切の傷をつけずのお掃除はとても難しいものですが、より一層の精進をして、出来る限り実現していけるようにもならなくちゃなぁとも思わされました💪

今、大切な人と離れていらっしゃる方。その人がよく触れていたものをお掃除してみてください。思わぬ形でその面影に出会えるかもしれませんよ😄

ということで本日のお掃除もこれにて完了です!

*

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新年ご挨拶。2025年はトイレ清掃とシンク磨きで始まりました。

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いつも弊店をご利用頂いている皆様方、誠にありがとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。

さて、弊店は6日より営業スタートとなりました。2025年の仕事始めは定期日常清掃案件でのトイレ清掃。

昨年大晦日にトイレ掃除にて仕事納めをすることができ、トイレ掃除が好きな自分としてはそれが何だかとても嬉しい限りでしたので、今年も『トイレに始まり、トイレに終わる』、そんなスケジューリングをして一年を終えられたら嬉しいなぁ、とちょっと今から考えたりしています😁

ちなみに仕事ではない掃除の話も。

昨年11月に新しいハンドポリッシャー(磨き作業を行う機械)を購入したのですが、なかなか触る機会がなかったものですから、このお正月休みに使い心地のテストや練習を兼ね、実家のステンレスシンクを磨いてみたりしていました。

使ってみたのは京セラ製ダブルアクションポリッシャー『RPED134 』です。とりあえず今回は酸などは使用せず、研磨布紙(アシレックスシリーズ)のみを使ってのお掃除です。

目立つ傷も多かったので「出来る限りは取りたいなぁ…」と思いつつ磨いてみたのですが、なかなか上手に出来ませんでした。使用20年以上のシンクですのでもちろん限界はあるとも思うのですが、もうちょっと出来ないものかなぁ…と。こればっかりは自分の腕を磨き続けるしかないですね(;^_^A 今年も精進精進です。

ということで改めましてご挨拶。

本年も皆様方からのご縁、ご恩に精一杯お応えしていければと存じます。ご指導ご鞭撻賜るとともにどうぞ変わらぬご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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トイレ掃除にて仕事納め。本年ご愛顧の御礼ご挨拶。

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トイレ掃除がきっかけで始まった私の清掃業人生(→詳しくはこちら)。

2024年もトイレ掃除にて仕事が始まり、トイレ掃除にて仕事納めとなりました。

近影[2024.12.31 a.m10:25]

本年お目にかからせて頂きました皆様方、誠にありがとうございました。改めて心より御礼を申し上げます。

エアコン、窓ガラス、浴室、レンジフード、そしてトイレなど。様々なお掃除にて多くの方にお会いすることが出来ました。

何年振りかにお目にかかった方々からはその変わらない元気な姿や近況報告も兼ねた世間話などで逆に私の方が明日への活力をたくさん頂きました。またお会いいたしましょう!

まったくの新しい出会いの場面では、性格上、毎回著しい緊張の中でお伺いをするわけなのですが、「お願いして良かった」「相談して良かった」などの嬉しくありがたいお声を作業中にも作業後にも頂くことがあって、それもまた自分にとっては小さな自信や勇気にもなり、仕事、人、そしてご縁に大変恵まれた一年となりました。本当にありがとうございました。

もう間もなくで年越しとなります。今年一年、多くのお掃除に携われたことに感謝をしつつ、新たに来る年が全ての人にとって素晴らしい一年となることを心より願っております。

どうぞ良いお年をお迎えください。

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あらゆる箇所に何かが詰まっている浴室をクリーニングした日。

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本日は浴室清掃のお話。ご近所さんから弊店のことを伺ったとのことでお声がけを頂きました。数年前に他社さんにお掃除してもらったとのことだったのですが、最近になって急にカビ汚れが酷くなってきた気がするということでご相談頂き、お伺い。

それにしても、ご紹介は毎度のことながら緊張します💦 しかも今回はお風呂掃除。浴室は複合汚れ(水垢、皮脂、カビ等)の代表格です。なかなか手強い場合もありますので、無事務めを果たせますかどうか。

*

緊張しながらお伺いしまして、いざお掃除開始です。拝見すると早速入り口扉でカビがお出迎え😅

この様相は浴室内が常に湿気充満状態でなければなかなかお目にかからないのですが、

とご依頼主様。となれば、まず最初に考えられることは換気扇の〇〇〇が…ということで確認。

換気扇の外装カバーにはカビと埃のもこもこ汚れが堆積。
フィルター洗浄中。汚れがどばっと取れるのは見ていて気持ちが良かったりもします(笑)。

はい💦フィルターがしっかり目詰まりしておりました😓これではまったく空気を吸って(=換気して)くれません。浴室換気扇のフィルターは水分と埃、石鹸成分類の煙霧でべとつき、詰まりしやすいのでぜひ定期的なメンテナンスを心掛けてください。

詳しく伺うと「換気扇は一度も掃除したことなかった気がする…」とのことでしたので、内部も分解して確認&清掃することとなりました。

お使いの換気扇はTOTOさんの浴室換気暖房乾燥機『三乾王』です。『三乾王』はお掃除しやすいと言えばしやすいのですが、天井裏からアクセスしないと換気ファンが取り外せませんのでちょっとひと手間必要です。

浴室内にある点検口から天井裏へと行き、分解していきます。
天井裏で内部の換気ファンを取り外します。

室内側からお掃除できる部分は室内側で処理。取り外した換気ファンも洗浄しまして換気扇のお掃除は完了です。無事換気機能を取り戻しました!

──排水口に詰まり、床に詰まり、色々な所に何かが詰まるのが浴室です(苦笑)。

換気扇がすっきり綺麗になったところで、さて浴室内…といきたいところなのですが、換気扇の部品を洗っていて気が付いたのです。

これは…と思い、扉を外し、レールを外してみると

排水口が詰まり、排水が浴室外側にも溢れてしまっていました。
レール全てを取り外し全容を確認すると、埃、皮脂、水垢汚れで汚泥化した複合汚れがお目見え💦

排水口を開通させなければ作業が先へと進みません。酸性洗剤やカビ取り洗剤を駆使しながら排水フィルターの汚れを取り、溝に堆積している汚泥を除去。排水口回りも水垢の付着で排水状況が著しく悪くなってしまっていたため、水垢除去剤を流し込んで水垢を溶解。通水をして排水状況が改善したことを確認し、外したレールも洗浄し元に戻しまして、これでようやく他作業へと移ることが出来ました。

とここまでの作業ですでに開始から二時間あまり。なかなか先が見えない状況にちょっと心が折れそうになったことは内緒です(苦笑)。

とはいえ、ここまでくればあとは各箇所の汚れ状況を確認しながら一つひとつクリアしていく形となります。皮脂汚れを取り、水垢を取り、カビを取る。コツコツ作業となりますが、段々と綺麗になっていく様はやはり達成感もありますので泣きべそをかきながら作業しつつも、経過を確認するたびに嬉しくもなり、なんてことを繰り返しながら仕上げまでスパートです。

床には皮脂と石鹸カス、水垢の黒ずみ汚れが詰まっていました。
酸性洗剤、アルカリ洗剤を使い、汚れを落としていきます。
扉のアクリル板凸凹部分に詰まっているもやもやのカビ汚れ。
石鹸カス、水垢などを落とした後にカビ取り剤を使って仕上げです。
扉上のシーリング部分の黒カビ。
取り切れない黒カビの色素はどうしてもありますがスッキリしました。
窓サッシも黒カビで真っ黒でした。
終わる頃には外はすっかり夕闇💦でも綺麗になりました!
水栓部分は日頃のお手入れもされていたので綺麗めでした。
多少の水垢やカビ、くすみを取りまして仕上げです。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

何だかんだで浴室に籠ること5時間あまり。なかなかに苦戦しましたが、無事役目を果たせて一安心でした。

M様、この度はお声がけくださり、ありがとうございました。

とお喜び頂き、私も頑張った甲斐がありました😄 まもなく年越しと新たな年の幕開けとなります。ご家族皆様方、お体にはくれぐれもご自愛頂き、健やかなる日々をお過ごし頂けること心よりお祈りいたしております。

*

泣きべそかきながらも何とか頑張るお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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掃除屋に成るまでの履歴書

物心がついた時、憧れていた仕事は広告制作業でした。街頭に大きく貼り出されている商品ポスターやテレビコマーシャル等のコピーライティング、ビジュアルデザインを手掛けたりする『広告クリエイティブ』と呼ばれるあのお仕事です。

そして20代になり、念願叶って広告代理店でのクリエイティブ業務に従事することとなり、意気揚々と仕事に取り組み始めるも待っていたのは地獄の日々でした。

仕事は想像していた通りのやりがいもあるし面白味もある。言葉ひとつ画ひとつで人の心と行動を惹きつけ動かすことが出来る広告の奥深さに改めて心酔もしました。

では何が地獄だったかと言えば、「自分がなんと仕事の出来ない人間なのか」を毎日毎日突き付けられ続けたこと。

その頃の自分が担当していたのは企業人格の発信に関わる広告クリエイティブ。企業が社会や社外に向けて発信する領域部分(広報活動や採用活動に関する広告など)のお手伝いをする広告制作が主たる業務でした。

広告提案前には広告主からその目的や実現したい効果についての説明(オリエンテーション)があり、それを踏まえた上でのソリューション提案を行っていくのですが

と自分はもう散々です。もちろんコンペでも勝てない勝てない。勝てなければ仕事もありませんので完全なお荷物です。

広告関連、自己啓発関連といったビジネス書を読み漁り、セミナー等にも学びを求め、トライアル&エラーも繰り返し、人並みに一通りの努力はしたと思います。でも、ダメでした。なかなか結果が出せません。自分は優れた人間ではないかもしれないけれど決して劣ってもいないはず、と踏ん張り堪えることで精一杯の日々でした。

売上成績等のことで言えば、もちろんずっとゼロだったわけではありませんので戦力外通告にはならずにいましたが、いつまでたっても胸を張れるような晴れ晴れとした仕事が出来ません。苦しい、不満足、不愉快な心持ちが常に胸中にあるんです。今ならその理由が何となく分かる気もするのですが、当時の自分には分かりません。

そして、やがて出した答は

逃げではないですが、人には向き不向きがある。嫌な感情を抱えたままで生涯この仕事をやり続けていくのかと考えた時、続けていこう・いきたいという選択肢やエネルギーはありませんでした。というか、捨てました。広告業に携わって11年。出した答がこれとは笑っちゃいますよね。自らそう腑に落とした時も笑ってしまいましたもの。もうそれでいいや、と(苦笑)。

仕事が出来なくて進まなくて苦しかった時のことは未だに夢で見ます。それこそ本当に頻繁に鮮明に。同僚先輩上司の声、フロアの映像、すべてがクリアに蘇ってきます。出来なくて焦って、息苦しくなって、視界が狭まっていくあの独特の苦しい感じ。性格や環境、時代、物事のタイミング、様々な要素があるのだと思いますが、本当に自分には向いていなかったのだろうなぁと思います。

*

さて、11年かけてようやく離れることを決意した広告業界。次のあてなどありません。しかも当時は結婚をして、子育てデビュー間もない時期(長女/当時1歳)でもありました。すぐにでも生活を組み立て直さなければなりません。背に腹はかえられず、職歴を見てもらえればすぐ仕事に就けるだろうと広告制作の求人に応募をしました。

ここまでお読み頂いた方なら当然そう思いますよね(苦笑)。

計算通りすぐの再就職は勝ち取りましたが、仕事を始めるや否や「企画できない」「文章書けない」「デザイン出来ない」「息苦しい」等の不安不快な感覚が再び頭をもたげてきます。

結果、ひと月で退職となりました。改めて「自分はバカだ…どうしようもない…」と思い知らされた一件でもありました。

そうした中でも「人生の夏休みだと思えばいいよ。ちょっと休んで、ゆっくり考えればいいよ」と声をかけてくれた妻には本当に救われ、助けられました。家族に甘えさせてもらい、私はここでようやく人生初とも言える自分の人生の棚卸をしたのです。

それまでの職歴、得た知識、身につけた技術はさておき、自分が興味を持っていたり強く記憶に残っていること、誰かにしてあげたかったり、嬉しくなったりするようなこととは一体何なのか。仕事としても向き合えそうなものは一体どこにあるのだろう、と。

紙に書き出してみたり、何かをしていて思いついた時には付箋やメモ帳にすぐに残したり。と同時に一つ一つを吟味精査。やがて残ったこと。それが『トイレ掃除』でした。

広告代理店時代、イエローハットの創業者である鍵山 秀三郎氏が続けている清掃活動運動(※鍵山氏の清掃活動についてはこうした記事もどうぞ)の一端に触れる機会があったのですが、触発され、以来自分でもトイレ掃除を習慣的に行うようになりました。

そしていつしか掃除をした後の爽快感やトイレ空間の匂い(これは洗剤の匂いでもあったのですが)が大好きになり、癖になり(笑)。

人生の棚卸をした時、今の自分の身近にあって、嬉しくなり、楽しくも思え、病める時にも続いていたことは『トイレ掃除』だったのです。

それに気がついた時はまさに雷に打たれたような衝撃が…とまでは言えませんでしたが、

と思ったことだけは確かで、すぐに長野市内にある清掃会社さんを調べ、各社にメールで履歴書を送りまくったことだけは今でもはっきり覚えています。

簡単に言えば、そんな内容のメール&履歴書でしたが、もらった方は驚いたことと思います。安直でおバカ丸出しですが、何の技術経験も持たない自分にはそうした気持ちを綴ることしか出来ませんでした。

そんな中、ご縁を頂いたのが独立前まで勤めていた『ダスキン ビホーム(ビホームテクノクリエート)』でした。ここで私の第二の仕事人生が始まります。雇い入れてくださった社長(現会長)には感謝の気持ちしかありません。

社長は私の父と同世代の方でもあるため、現在では70代を迎えて第一線を退いたということもあり、現場作業を一緒に行うことは少なくなってしまいました。それでもまだまだ教えて頂きたいことも沢山あるため、会った際には「ずっと元気で、いつまでも現場に出てくる社長でいてください」としつこく話しかけています(笑)。

そんなダスキン ビホームにて数多の清掃作業を経験させて頂くこと7年。勤め人のままではなかなか取りづらいアクションなどもあったため、わがままを言って独立させて頂き、現在に至っているという次第です。

*

最後に。

広告業に携わっていた時、私はおそらく『人』、というか『自分の仕事の向こう側にいる人の感情』をとても疎かにしていたように思います。

「自分の創作物はこれだけインパクトあるんだぞ」「ウィットに富んで面白味があるんだぞ」と、承認欲求の産物そのものと言えるものしか作っていなかった。それに対する高い評判評価が欲しかった。それが思い通りに叶わないから、ずっと嫌で面白くない気持ちを自分自身発し、抱えていたのだと思います。

誉ればかりに目を奪われた独りよがりの思考と行動に結果(お客様からの信頼や期待、感謝)が伴ってこないことは至極当然の成り行きです。

大切なのは、人が欲しいものを作り出すこと。

人が欲しいものと自分の作りたいものを限りなくイコールに近づけていける仕事をすることこそが、自他ともに楽しく、嬉しく、丸く収まっていける結果を生む。それが何より自分が目指していきたい仕事の姿なんじゃないのかなと今では考えたりもしています。

人が欲しいものをしっかり想像/創造していくことが出来れば、それはやがて自分が欲しかったもの(評価や信頼、期待)にも成り替わってくれます。

自分は広告業ではそれが上手に出来なかった。

清掃業でそれが叶えられているかはまだまだ分かりませんが、少なくともあの頃の自分が考え及ばなかったことにも気持ちを寄せて取り組むことが出来ているという点では今のところ道は誤ってはいなかったのかなと思います。

掃除によって「嬉しいことを実現できた」「喜ばしいことが起きた」「暮らしや仕事の風向きが良い方へと変化した」、自分を含めそんな人が一日一日、一人二人と増えていけば良いなと思い、今日も今日とて、今のあるを尽くしたお掃除でお目にかかりにまいります。

福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

清掃業を通じて出会った人、頂いた物、ありがたい大切なコト・モノが数えきれないほどあります。まだまだ未熟なお掃除職人ではございますが、お目にかかる皆様、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。<2024年11月近影>

ネット検索で弊店を見つけてくださったお客様のエアコンをクリーニングした日。

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ネット検索エンジンの仕組みについては未だによく分かっていないのですが、ただひとつ言えることは『お掃除のむらかみ』のホームページは普通に検索しただけではまず辿り着けないということ。SEO対策もネット広告も行っていないため、たとえば「長野 エアコンクリーニング」等で検索したとしても弊店ホームページは検索結果上位にはまったく表示されてきません😅

にも関わらず、最近は見てくださる方が増えてきており、当初「とりあえずの名刺代わりになればいいかな」と簡単に&自分で作ってきたホームページだったりするのですが、「これはいよいよちゃんと綺麗に作らないとダメかなぁ。こんな簡素じゃ、みっともないかなぁ😂」と思うようにもなってきた今日この頃です。

ということで今回もネット検索で弊店を探し出してくださったお客様のお話。

*

11月中旬、弊店の受信メールボックスに【注文/問い合わせメールを受信しました ■差出人:〇〇〇〇 ■メールアドレス:〇×△※】との通達。エアコンクリーニングのご相談です。しかも、

との内容。

高価格プランでのご相談、かつ商品券購入までご検討頂いているということはホームページを細かく見てくださっているではないですか😳 はい、今回も返信させて頂くにもド緊張でございました(苦笑)。

2台のうち1台は右壁から近いとの情報も頂いておりましたのでそれに関する留意事項の説明をはじめ、作業同意書、商品券についてのすり合わせをさせて頂き、正式にご依頼を頂きましたので、さぁ、お掃除です💪

──使用4年。お掃除機能付きエアコンでもしっかり汚れます。

今回ご依頼頂いたのは三菱電機製のお掃除機能付きエアコン(XDシリーズ)2台でした。三菱さんはメンテナンス性が高く、中でも今回のXDシリーズなどは普段のお手入れでも上下フラップ(羽)が簡単に取り外せて掃除でき、その奥にある左右ルーバー(羽)や吹き出し口、送風ファンもある程度の拭き掃除が出来るため、個人的にはおすすめの機種です😄

とはいえ、それでもエアコンは冷房/除湿機能を使用すれば、内部にカビ汚れが発生してしまう電化製品です。それはお掃除機能付きだろうとそうでなかろうと変わりません。

むしろお掃除機能付きエアコンの方が構造部品が多いことによって内部通気性が悪くなってしまっていたり、汚れの付着する表面積が増えてしまっているためにカビ汚れが酷くなりがちです。普段のお手入れで行き届かない部分は分解をしてお掃除するほかありません。

吹き出し口に黒いポツポツや送風ファンにモコモコとしたカビ汚れが見えたらエアコンクリーニングのタイミングですので時々はちょっと気にして覗いてみて頂けたら良いかなと思います。

━━【1台目】

リビングに設置されたお掃除機能付きエアコン。設置後4年でのクリーニングです。経験則ではありますが、カビ汚れをこれ以上放置してしまうと加速度を増してカビが繁殖していってしまうので、良いタイミングのお掃除だったなぁと思います😄

『三菱電機製MSZ-XD3621S-W(2020年製)』。

作業内容は『アドバンスプラン』にて承りました。同プランでは冷房使用時に発生する結露水を受け止めるお皿(=ドレンパン)はもとより送風ファンまでを外し、壁に残る部品/残らない部品それぞれを可能な限り洗い易くした上でお掃除していきます。

━━【2台目】

『三菱電機製MSZ-XD2221-W(2020年製)』。

こちらも『アドバンスプラン』にてクリーニング。

1台目と同じタイミングで設置されたもの(使用4年)でしたが、1台目に比べたら使用頻度も少ないとのことで汚れは軽微でした。

こうして比べて見てみると、エアコン内のカビ汚れが冷房/除湿機能の使用頻度や時間に比例していかに酷くなっていくのかがよく分かります。

とはいえ、マリモのようなカビの塊がドレンパン(露受け皿)上でしっかり繁殖してもいるので、言い方を変えれば「エアコンは冷房を使えば、どうしたってカビが付いてしまう」ということにやっぱり他なりません💦 ひと夏ふた夏しっかり使ったエアコンはぜひメンテナンスをしてあげてください😄

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。

M様、この度は弊店を見つけてくださり&お声がけくださり、ありがとうございました。実際の汚れや外した部品をご覧頂きながら話もさせて頂き、ありがとうございました。見知って頂いたエアコン汚れの実際のところが今後のエアコンとの付き合い方や購入(選ぶ)の際についても役立ちそうであったなら私も嬉しい限りです。ご家族皆様方、お体にはくれぐれもご自愛頂き、健やかなる日々をお過ごし頂けること心よりお祈りいたしております。

*

「エアコン汚れのほんとのところ」をお伝えするお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂いております。

お隣さんの紹介でエアコンクリーニングをご依頼頂いた日。

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人づてに弊店のことを聞き、お声がけをくださる方の所へ伺う際は本当に緊張します。だって、下手な仕事出来ないじゃないですか💦(いや、もちろんいつもちゃんとした仕事はしているつもりですが😅)。

紹介してくださった方の顔をしっかり立てるためにもきちんとした仕事をしなければなりませんし、実際に声がけくださった方にも「この人に声かけたのは失敗だったかなぁ…」なんて思って頂きたくはないですから(^^;

人それぞれ好き嫌いやフィーリングの合う合わないもあるので、私ではお役立ち出来なかったという場面ももちろんありますが、それでもふと繋がったご縁ですからね、出来る限り良い形の仕事として終えられるようにといつも思っているので、毎回毎回すごく緊張します。

*

11月初旬、弊店の受信メールボックスに【注文/問い合わせメールを受信しました ■差出人:〇〇〇〇 ■メールアドレス:〇×△※】との通達。内容を見てみれば、エアコンクリーニングのご依頼です。しかも、

との一文。

はい、私、この時点ですでに緊張しまくりです(苦笑)。とりあえずエアコンの設置状況や作業同意書などについてを返信。お返事を待つ間に改めてご依頼主様の住所などを確認していると

ご依頼主様の住所は二か月ほど前にエアコンクリーニングで伺ったお宅のお隣です。

と思いつつも、「お知り合いというのは〇〇さんでしょうか」「前に〇〇さんのお宅でお掃除させて頂いたんですよ」といった話をこちらからするのは職務上の守秘にも関わってくるためご法度。おいそれとは出来ません。そんなこんなな思いを巡らせているうちにご依頼主様から正式にご依頼を頂き、エアコンクリーニングに伺うことに。

迎えた作業当日は普段通りのド緊張と

のプラスアルファなもやもやを抱え(笑)、いざご依頼主様宅へ。

──ありがとうございます! お隣さんからのご紹介でした。

訪問させて頂くと、間違いなく二か月ほど前にエアコンクリーニングをさせて頂いたお宅のお隣様。作業についてのこと、エアコン汚れについてのこと、ひとしきりお話しさせて頂いた後に「どなたから弊店をお聞きになったのですか」と伺えば、やはりお隣さんとのこと。

と疑問も晴れてスッキリ(笑)。

ちなみに紹介をしてくださった隣人の方はエアコンの中にコウモリが入ってしまったことがご縁となってお声がけくださったお客様(→その時のブログはこちら)。いや、本当にありがたい次第です。ご紹介のM様、この場でも改めて御礼申し上げます。そして何よりお声がけくださったご依頼主様のご要望にしっかりお応えできるようお掃除です!

『三菱製MSZ-GV5620S-W(2020年製)』。LDKに設置されていたエアコンです。お料理の際の油煙も吸っていたためか油汚れも付着していました。
作業内容は『スタンダードプラン』にて承りました。同プランでは冷房使用時に発生する結露水を受け止めるお皿(=ドレンパン)までを外し、壁に残る部品/残らない部品それぞれを可能な限り洗い易くした上でお掃除していきます。

設置後4年でのクリーニングですが、ちょうど良いタイミングでのお掃除だったと思います。これ以上汚れを放置してしまうとこびりつきが酷くなってしまったり、カビ汚れも相当な量になってしまいますので🖐️

個人的な思いとしては昨今の信州の状況(夏場の気温や湿度など)を考慮するとエアコンは2~3年に一度はお掃除して頂きたいかなと思います。と言っても、使い方や設置状況でも異なってきますので何かタイミングがあれば掃除屋さんにちらっと見てもらうなどご相談頂ければなと思います。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です!

O様、この度はお声がけくださり、ありがとうございました。これから年の瀬を迎えるにあたり多忙を極めてくるかとも思いますが、ご家族皆様方、お体にはくれぐれもご自愛頂き、健やかなる日々をお過ごし頂けること心よりお祈りいたしております。

*

ご紹介を頂くといつも緊張の極みですが、「本当にありがたいなぁ」と。ご縁に感謝のお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

人生初のエアコン清掃をお任せ頂いた日。

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『お掃除のむらかみ』のホームページはネット広告やSEO対策なども一切行っていないため、恥ずかしながらご紹介以外の形でホームページからご依頼をしてくださるお客様は年に数えるほどだったのですが、今年になって弊店を見つけ出してくださる方がちらほら😯 本当にありがたいことです。今回もゼロからの形で弊店を探し出し、ご依頼くださったお客様のお話。

*

10月中旬、弊店の受信メールボックスに【注文/問い合わせメールを受信しました ■差出人:〇〇〇〇 ■メールアドレス:〇×△※】との通達。内容を見てみれば、エアコンクリーニング2台のご依頼です。しかも、

との内容。

はい、私のことをご存じの方々であれば想像に難くないと思うのですが💦 例のごとく、私、嬉しい/ありがたいというよりもまず正直焦りました(苦笑)。ブログで情報発信をしていると言っても更新頻度もそう高くないですし、自作のそばつゆレシピなんてものも載せていたりするので、ともすれば「あなた、真面目にお掃除やっているんですか?🤨」と言われてしまいそうな掃除屋さんです😅

それなのに「ご自身初めてとなるエアコンクリーニングを、しかも新築のご自宅」で、「クーポン購入」かつ「アドバンスプラン(送風ファン抜きの高価格プラン)でお願いします」と仰るんですもの💦 プレッシャーじゃないですか(苦笑)。

私にエアコンクリーニングをご依頼くださる方々はたとえば

とちょっと疑問を抱えていらっしゃる方だったり、逆にすでにエアコンクリーニングに対しておおよその経験があって

といった理由から私を選んでくださる方々が多かったりするものですから、何といいますか、まったくの初めから信頼をお寄せ頂くような感じでお声がけくださることは本当に恐縮で未だになかなか慣れず、非常に緊張してしまいます😅

──エアコンクリーニングの価値、適宜適正を目指して。

とりあえずご依頼主様が送ってくださった情報を元に返信。エアコンクリーニングは破損等のリスクがあるため、それに関することやクーポンのことなど。そして、ご依頼主様がどのようにして弊店を見つけてくださったのか。失礼とは承知しながらもやはり気になってしまいましたため、それについてもメールにてお伺いをしてしまいました。すると頂いたお返事の中にあったのが、

との一文。

SNSの影響もあってか、少し前までは清掃業者同士の会話の中でしか見かけることがなかった『完全分解』や『背抜き』といったキーワードも少しずつ一般的になってきているのでしょうか。エアコンクリーニングも松竹梅ではないですが、内容によってその異なる価値が認められる時代に差し掛かっているようで個人的にはすごく嬉しいです。弊店でも汚れ落としの具合によってメニューを違えていますが、最初の頃は「分かりづらい! ちゃんと綺麗にしてくれるならプランなんてひとつでいい!」とお客様はもとより顧客でもある先輩経営者の方々にも叱咤なアドバイスを散々頂きました😅

それでもエアコンクリーニングは設置状況や構造によって出来ること出来ないことが往々にしてあったりするため、「この分解ではこの価格」「この機種の場合はこの価格」といった一定の線引きというか目安はやっぱりあった方が良いなと思い、3種のプランにて継続すること早3年。亀のような歩みですが、理解くださる方と少しずつでも出会えるようになってきて、「ありがたいなぁ」「嬉しいなぁ」「サービスを提供する側としてもモヤモヤすることが減ってきて良かったなぁ(苦笑)」と思える瞬間が増えてきました。本当にありがとうございます。

*

前置きが長くなってしまいました。ご依頼主様より改めて

のお返事を賜りましたので

と気合を入れつつもド緊張の中、お掃除に伺わせて頂きました!

ちなみに『エアコンは冷房を使用しそのままお手入れをしなければ、内部には必ずカビ汚れが発生してしまう電化製品です』という事実を踏まえた上で、さて、クリーニングしました各エアコンを足早にご紹介。

━━【1台目】

『三菱電機製MSZ-HXV5620S-W(2021年製)』。

作業内容は『アドバンスプラン』にて承りました。同プランでは冷房使用時に発生する結露水を受け止めるお皿(=ドレンパン)はもとより送風ファンまでを外し、壁に残る部品/残らない部品それぞれを可能な限り洗い易くした上でお掃除していきます。

リビングに設置されていたお掃除機能付きエアコンです。お掃除機能付きといっても高機能エアコンは便利さがある反面、『構造部品が多い=汚れの付着する表面積が多い。内部通気性が悪い → ゆえにカビ汚れが堆積しやすい』といった側面もあるものですから、汚れはしっかり付いてしまっています。

ちなみに緊張と集中のせいで外で洗った送風ファン以外アフターの写真を撮り忘れてしまっておりました💦

━━【2台目】

『三菱電機製MSZ-KXV2220S-W(2020年製)』。

こちらはノーマルタイプのエアコンとなります。『アドバンスプラン』にてクリーニング。
ノーマルのエアコンはシンプルで良いですね👍 個人的には普通のエアコンを定期的にメンテナンス頂くのが一番コスパが良いのかなと思っています。
エアコンクリーニングをしている隣ではご依頼主様が「ついでに一緒にお掃除しても良いですか?」と窓ガラスの大掃除。窓を外して掃除され始めたので「それ、プロのやり方じゃないですか!!🤣」と思わず突っ込んでしまいました。

居室に設置の通常エアコンでした。リビングのものと比べれば使用頻度も少なかったため、カビ汚れは少なく、主には埃やハウスダスト汚れでした。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

K様、お仕事等ご多忙とも思いますがお体にはくれぐれもご自愛頂き、ご家族皆様方とも健やかなる日々をお過ごし頂けることを心よりお祈りいたしております。

*

巡り合ったご縁に感謝のお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

⇒エアコンクリーニングのページはこちら

※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

浴室汚れをリセット。浴槽の青色ジミと床の黒ずみ落としに奮闘した日。

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かねてよりお付き合いのあるお客様から「お風呂掃除についてちょっと相談したいかも…と言っている知り合いがいるんですが」という紹介のお声がけを頂き、須坂駅近くの当該お宅様へとお伺い。

伺ってみると設置20年前後の浴室で、過去に何度か、ご相談主様のお母様がダスキンさんにお掃除をお願いしていたとのこと。ダスキンさんのお掃除に満足いかないところがあったというわけでもなく、今回たまたま私のことがご相談主様のお耳に入ったため「それならちょっと相談してみよう」というところからはじまったご縁でした。

*

そんなこんなで一度下見をさせて頂いたりしつつも正式にご依頼頂きましたため、お掃除をしてまいりました😄

まずは天井に付いている換気扇から。ほとんど使っていなかったそうで、汚れとしてはうっすらと埃やカビが付着している程度。それでも一緒に目視をしてお掃除出来、安心もしてもらえたので良かったです👌

そして、ここからが時間のかかる戦いでございました😅 以前ダスキンさんにお掃除をしてもらったのが2年くらい前とのことでしたので、普段のお掃除では取り切れていなかった汚れが2年の時間を経て、やはりなかなか頑固になってきておりました。

浴室は水垢、皮脂汚れ、石鹸カス、カビといった要素が複合的に堆積している場所で、それらを落とす手段や洗剤もそれぞれ異なってきます。長い時間をかけて付いた汚れはそう簡単には落ちてくれません。まさに手を変え、洗剤を変え、ということを繰り返して綺麗にしていくため、自ずと時間がかかってしまいます。

扉の下枠部分に付着した水垢とカビ、扉のアクリル板にもやもやとはびこる水垢とカビ、レール溝にしっかりこびりついた水垢とカビ😨 掃除しやすいように扉を外して、酸性洗剤やカビ取り洗剤を駆使しながら除去していきます。

床部分には水垢と皮脂&石鹸カス汚れ、小物置き台部分にはそれに加えてカビの黒ジミです。

床部分は酸性洗剤を塗布し、少し時間を置いた後にブラッシング。物置き台部分やカラン部分は擦り処理をした後、酸性洗剤とカビ取り剤を使って綺麗にしていきます。

──浴槽に付いた青色汚れは難易度高し。

最後の難関が浴槽でした。浴槽に青色の線のようなものが見てとれます。いつもお湯はりをする水位のところに出来たりするこれは『銅石鹸』と呼ばれるもの。銅石鹸は給湯設備の配管に使われている銅管の銅イオンが水に溶け出し、人の皮脂や石鹸成分に含まれた脂肪酸と反応して青色の汚れとなり付着する物質だと言われています。

『銅石鹸』と調べるとその落とし方についてはネット上にも多数の記事があったりするので興味のある方は調べてみて頂ければと思いますが(実践される際は自己責任でお願いいたします)、実際のところ、どんな落とし方が正解なのかは私にもよく分かりません💦

というのも「セオリーとしたらこの落とし方なのかなぁ」という手順があったりはするのですが、それで上手くいく時といかない時がよくあるためです。とすると、前述の脂肪酸との反応以外にも『水分中のミネラル(カルシウムやマグネシウム等)との反応』や『温度』による影響も強くあるような気がします。現場によって、使う洗剤、使う順番、作業の時間なども異なってくるため、未だ銅石鹸の落とし方については模索の最中です🙄

あけすけに言ってしまえば、「銅石鹸はとても難しい汚れですので、浴槽のコンディション(表面コーティングが生きているかどうか)や汚れの状況によっては落ちないこともありますのでご了承ください」といったところでしょうか😅

とりあえずほぼほぼの除去は出来たのでほっと一安心。それ以外の水ジミとでも言いますか、が少し残ってしまってはいるのですが、設置から20年、浴槽のコーティングが劣化していることもあり、これ以上シミの色味に変化が現れることもなかったため、清掃*としての作業はここまでとさせて頂きました。

*これ以上の綺麗さを追求する場合は研磨や再コーティングなどの『リペア』作業がひとつの選択肢となります。

それでも、ご依頼主様から

と頂くことが出来、嬉しかったです😊

ということで本日のお掃除もこれにて完了です!

M様、この度はご相談ならびにご依頼をくださり、誠にありがとうございました。ご家族皆様、お体にはくれぐれもご自愛頂き、健やかなる日々をお過ごし頂けること心よりお祈りいたしております。ありがとうございました!

*

「ん~、取れないなぁ…じゃあ、こっちの手順かなぁ…」と浴室で延々と独り言ちるお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂いております。