使用10年超えのエアコンは汚れと故障にご注意を。

⇒エアコンクリーニングのページはこちら

今年も暑いです。。大変ありがたく、エアコンのお掃除依頼も数多く頂いております。「気持ち良く使えるエアコンで夏の暑さを乗り切りたい!」、そう思われるのは当然で、そんなお気持ちに少しでも応え、力になるべく村上も日々東奔西走。お声をかけてくださる皆様方、本当にありがとうございます😊 さて、本日もエアコンクリーニングに伺ってきた際についてのブログです。

本日のクリーニングはこちら。

三菱重工ルームエアコン「SRK22TP-W」(2013年製)です。

さてさて、こちらのエアコン、クリーニングの前にお客様にもご理解ご了承を頂かなければならない事柄があり、ご説明。

それはほぼ全てのエアコン製造メーカーさんに当てはまるのですが、製造から10年を超えたエアコンはメーカーさんが定める標準使用期間を過ぎてしまっており、有事の際の修理対応が出来なくなってしまうということ。

どういうことかと言うと、標準使用期間を過ぎた製品についてはメーカーさんも交換部品を在庫していなかったり、『修理対応そのものについても行っておりません』という場合がほとんど。となると、クリーニング時に万一破損等があっても修理対応をさせて頂くことが出来なくなってしまうんです。

そのため、その旨を承知頂いた上でそれでもよろしければ…という作業になってしまうということを事前にご説明。脅かすわけではないのですが、どんなに注意していても避けきれないトラブルもあったりするため、必ずそんなお話をさせて頂いている次第です。

ということでお客様にもご理解を頂いた上でお掃除開始です。

*

パッと見、綺麗なエアコンではありますが、設置してからはフィルターの清掃しかしておらず、中までクリーニングしたことはないとのこと。化粧カバー、風向板(上下フラップ)、配線、ドレンパン(結露水の受け皿)と分解を進め、露わになった送風ファンをまじまじと見てみれば…

清掃前

埃と水分、そしてエアコン内部を通るたっぷりの空気で元気いっぱいに育った黒カビが送風ファンにもこもこと付着しております(^_^;A

エアコンは冷房を使用すれば室内機内部にカビ汚れがほぼ必ず発生してしまう電化製品ですから、これは仕方のないこと。定期的なメンテナンスを心がけてご使用頂ければ、それで良いのかなと。

にしても10年も使い続けたエアコンですから、やっぱり汚れもなかなかに溜まっていた感じでした😅

清掃後

清掃前の送風ファンは使い込んだ感のある青黒茶色の色をしていましたが、洗ってみれば違いは一目瞭然。すっきりきれいなコバルトブルーの送風ファンが登場😆 試運転ではカビの臭いもなくなり、気持ちの良い風がお部屋いっぱいに広がりました。カビ(黒カビ毒)は認知症発病要因のひとつでもあるため、未来の健康を考える意味でもエアコンをはじめとした空調機器のメンテナンスはぜひ日頃から意識したいところですね😉

*

ちなみに私のエアコンクリーニングを何度もご利用頂いている方は耳がタコになるほど聞かされているかもしれませんが、以下のことも是非お忘れなく(苦笑)。

7~8月のエアコンクリーニングはぜひお控えください😀

(詳しくはこちらのページでも解説いたしております)

今後もエアコンクリーニングを上手に活用しながら快適なエアコンライフをお過ごしくださいませ。

ということで、古いエアコンクリーニングでは破損や故障にビクビクしながらも、日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

⇒エアコンクリーニングのページはこちら

エアコン清掃のタイミングは7~8月以外です。

⇒エアコンクリーニングのページはこちら

夏本番になろうという今日この頃。ありがたくもほぼ毎日エアコンクリーニングをさせて頂いております。そんな折、この表題のブログ…「なんぞや??」と思われる方もいらっしゃるかと思います😅

清掃業界的にはエアコンクリーニングの繁忙期なので、本当はこんなこと言ってはいけないのかもしれませんがお伝えしたいと思います。

7~8月のエアコンクリーニングは

ぜひお控えください😃

「エアコンが大活躍する夏本番あるいはその前にクリーニングをして綺麗にして、気持ちよく使えるようにすることの何がいけないの?🤔」と思われることかと思います。それはまったく間違っていないと思います。

ただ! 安心してエアコンクリーニングを利用して頂きたいと思うがゆえに私は『冷房使用ピーク(7~8月)以外の時期こそがエアコンクリーニングのベストなタイミングだと思います』とお客様にはお話をしています。理由はただひとつ。

『一番暑い時に使えなくなるリスクを避けるため』です。

私たち清掃業者は分解クリーニングのプロですが、エアコンの年式や設置環境、経年の劣化具合によっては基板や基板内コネクタの損傷など、どうしても避けきれないトラブルに見舞われてしまうことがあります。

エアコンクリーニングは対象の性質上、プラスチック製カバーの脱着や配線を外すための基板分解作業等が必ず必要になってきます。その際、避けきれない破損などに遭ってしまうこともまた事実です。

フィルター自動清掃機能付きなどの多機能エアコンであれば、自ずとそのリスクは高まります。

滅多にないことではありますが、クリーニング後、仮に冷暖房すらも使用出来ない状態になってしまった場合、修理や買い替えを行うにしても冷暖房の使用ピーク時にはメーカーさんや取り付け/修理業者さんも同じように作業ピーク中であることが多く、すぐには対応してもらえないこともしばしばです。

特に冷房においては暖房に比べ代替手段が限られているため、万一の時にはかなりの不便を強いることになってしまいます。私もかつて一度だけ、真夏時に冷房が使えなくなってしまうご不便ご迷惑をおかけしてしまったことがあります。

それを回避する意味でも、冷房使用ピーク時のエアコンクリーニングについては必ずご一考くださるようお話をさせて頂いている次第です。

しっかりお掃除するためには相応の分解作業が必要になります。
エアコンクリーニングを安心してご利用頂くためには「アフターフォロー(メーカー修理等)が安心してご利用頂ける時期」というのも大切な要素となります。

*

ちなみにエアコン(室内機)内の汚れについてはカビ汚れを気にされる方がほとんどだと思います。エアコンは冷房使用時に内部に発生する結露水と吸気によって吸い込んでしまった埃によってカビが発生し繁殖/堆積してしまう電化製品です(こちらのページでも解説しています)。理論的には冷房をご使用にならなければカビ汚れは酷くなりません。

ゆえに冷房使用時期を過ぎた後のクリーニングであれば、冷房使用で発生してしまったカビを除去することが出来、かつその後の繁殖を防ぐことにも繋がります。暖房使用の時期にも気持ち良くお使い頂けますし、その次の冷房シーズンにおいてもそれは同様となります。エアコンクリーニングにおいて最もコストパフォーマンスに優れたタイミングは冷房使用後のタイミングがその時なのだと私は考えます。

とはいえ、「綺麗なエアコンで夏を過ごしたいんです!」のお声を頂き、今日も今日とてエアコンクリーニングをしている村上であるわけですが(笑)。はい、壊さないよう頑張ります(本音🤣)。

『エアコンクリーニングのベストタイミングとは?』の啓蒙も忘れず、日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

⇒エアコンクリーニングのページはこちら