お掃除機能付きエアコンほどクリーニングは必要!

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7月に入り、暑さも本格化の様相に。今年は梅雨明けが6月に発表され、「本当に?」という気がしないでもない今日この頃ですが、本日はお掃除機能付きエアコンのお掃除に伺ってまいりました。

今回のクリーニングはこちら。パナソニックお掃除機能付きエアコン「CS-UX637C2」(2017年製)です。

依頼者様がクリーニングしようと思われたきっかけは「汚れでエアコンが止まってしまって…」とのことだったのですが、実は伺う前まで私は少し半信半疑でした。

というのも、現在、現役で使用されているエアコンのほとんどは運転中、室内温度が設定温度に近づくと冷やしすぎや暖めすぎを防止するために自動で運転を止めたり、弱い送風運転になったりします。なので、「汚れでエアコンが止まる? 設定温度に達したから止まったとかじゃないのかなぁ。あっても、センサー部が埃をかぶって正常に機能してなかったり、もしくは基板自体の不具合とかも考えられるんじゃ…」などと思いながら、お伺いをしてみると……本当に汚れでした(・∀・;)

風を送るファンは埃とカビがびっしりで回転が弱くなってしまっており、フィルターはお掃除機能ロボが自動お掃除の際に埃を押し込んでしまい、ほとんど全ての目が埋まってしまっている始末。ヤニ汚れもあったため、フィルターの汚れは余計に酷い状態になっておりました…。熱交換器のアルミフィン部分も押し込まれた埃に水分が付着し、発生したカビと相まって空気の通り道はほぼない状態。これでは風は出ません…。

送風ファンには埃&カビがこんもりと付着。
取り外したお掃除ロボもヤニ汚れでいっぱいでした。
吹き出し口もカビ汚れがだいぶ付いてしまっていました。

*

酷い汚れ状態のエアコンにはしばしばお目にかかりますが、そのような状態のエアコンは大体がお掃除機能付きのものばかりです。お掃除機能付きエアコンはお掃除ロボがついているために構造部品が通常エアコンに比べて非常に多く、中の構造も複雑になっているため、エアコン内部に発生した湿気が逃げにくい傾向にあります。それに加え、お掃除ロボがフィルターについた埃やハウスダストを清掃する際、どうしても中に押し込んでしまう現象が少なからず起きてしまうため、どうしても内部に汚れが溜まりやすくなっています。様々な要素が合わさることでお掃除機能付きのエアコンは得てして汚れが酷くなりがちです。。もちろんフィルターを掃除してくれたりは便利ではあるのですが( ˙▿˙ ; ) 汚れやお掃除を気にされる方ほど、エアコン購入の際は普通のエアコンの方をお選び頂いた方がよろしいかなと思います。

さてさて、ということでクリーニング。外装カバー、お掃除ロボ、ドレンパン、ファンと取り外せるものは取り外しての洗浄です。壁に残った熱交換器も高圧洗浄機にて洗浄。

↑すみません…洗浄後の写真を上記以外取り忘れてしまっておりました。。

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気持ちよくお使い頂ける形になりました。お掃除なので新品に戻すことはもちろん叶いませんが、それでも新品を設置して使い始めた時のような新鮮で嬉しい気持ちを思い出させるようなお掃除を提供するべく、これからも精進をしていきます!

今の自分のあるを尽くして。以上、お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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