浴室やエアコンのカビが認知症発病の要因に。

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本日、浴室清掃で伺ったお客様ととあることについて話をしていたのですが、その時「そういえば、あの時のあれって…」とふと思い出したことがありました。

ちなみに本日のお客様と話していたことの主題は『カビ』について。

近年、カビ(黒カビ毒)が認知症発病要因のひとつであると認められているとのことで、ご年配のお母様がいらっしゃるお客様はそんな話を昨今知り、浴室は綺麗にしておきたいと今回のご依頼に至ったそう。

私もその話を作業前に改めてお聞きし、ふんどしを締め直してかかりつつも、「カビが認知症発症の要因となる、か…」「そういえば黒カビや金属毒って脳に結構影響あるって何かで見たような…」、そんなことを頭の中で反芻しながら全力掃除。

浴室内全体(浴槽エプロン内も含め)を「湯垢水垢洗浄」→「カビ除去」→「高圧洗浄」→「カビ防止コーティング」と作業。 清潔を取り戻すための可能な限りの施策を行い、健康被害抑止のお手伝いが出来ればとカビや汚れと対峙&退治しました😤

ちなみにカビ除去作業中は必ずこんな風です😅 (※画像は当該作業現場のものではございません)

カビ除去の有効主成分である次亜塩素酸ナトリウム及びアルカリ剤から、目、鼻、咽喉を保護するため、マスク、ゴーグル、手袋は必須です!

目に入ればアルカリ剤が粘膜を溶解し(アルカリ剤はタンパク質を破壊します)、最悪の場合は失明につながりかねない事態となってしまいます(経験談です😭)。次亜塩素酸ナトリウムは呼吸器障害(急性肺傷害など)を引き起こします。

ご家庭でカビ除去剤を使用される際には必ず保護具を着用頂き、くれぐれも目、呼吸器官には入らないようご注意ください。

そんなこんなで作業は無事終了。気持ちよく安心してお使い頂ける状態に出来ました。そして、お客様宅を失礼した後、本ブログ冒頭にあった「そういえば、あの時のあれって…」をふと思い出したのです。

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懇意にして頂いている内科医の先生がいらっしゃるのですが、その先生のお宅に初めてハウスクリーニングに伺った際、これも浴室清掃(カビ除去含む)だったのですが、

『(お掃除は)大変な仕事だよねぇ。体だけは壊さないようにね。歳取ってからボケちゃったりしないように気をつけてね』

と声をかけて頂いたのです。今でもはっきりと覚えているのですが、その理由がとても引っかかった一言があったからなんです。そうです、最後の「ボケちゃったりしないように」の部分です。当時は

“ボケる? この仕事をしてるとボケる? 洗剤や薬品とかで体が壊れるでなく、ボケる…?🙄

と頭の中が「?」マークだったのですが、本日のカビの話から考えてみるに、『掃除屋さんは汚れ(カビ含む)が沢山の場所に行く → カビも多く吸う可能性がある → 健康被害(認知症もそのうちのひとつ)が出やすくなる』──

“先生のあの時のセリフは

このことを言っていたのか!?😲😲”

と、ハッと思った次第でありました(笑)。実際のところは先生に聞いてみなければわかりませんが😅

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ちなみにお家の中でのカビの発生場所といえば『エアコン』『浴室(周辺)』『窓サッシ』、あとは『キッチン』『トイレ』や『洗濯機』などでしょうか。

エアコン送風口のカビ
エアコンファンのカビ
浴室壁のカビ

皆様の周りのカビやカビ対策は大丈夫でしょうか? 私も自宅を改めてチェックしてみようと思います😅

『たかがカビ、されどカビ』の姿勢で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

⇒エアコンクリーニングのページはこちら

⇒ハウスクリーニングのページはこちら

※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

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