コウモリが侵入してしまったエアコンをお掃除した日。

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以前のブログでもちらとお話をしたのですが、『お掃除のむらかみ』のホームページはネット広告やSEO対策なども一切行っていないため、恥ずかしながらご紹介以外の形でホームページからご依頼をしてくださるお客様などは年に数えるほどでして💦

ですが、今回もそんな弊店のことを全くもって知らなかったお客様がゼロからの形で弊店を探し出し、ご依頼くださったお話です🙇‍♂️

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9月中旬、弊店の受信メールボックスに【注文/問い合わせメールを受信しました ■差出人:〇〇〇〇 ■メールアドレス:〇×△※】との通達。内容を見てみるとエアコンクリーニングについてのお問い合わせ。ただ、そこに付け加えられていたのがコウモリ被害についてのメッセージ。要約すると

  • 2階にあるエアコンの下に糞のようなものがある。エアコンと壁の隙間から室内に落ちてきている。
  • 駆除業者に連絡したところ、『おそらくコウモリ』とのことで駆除はしてもらえるがエアコンクリーニングは出来ずとのこと。
  • エアコンを出来る限り外してのクリーニングは可能でしょうか。

との内容。

二階以上に設置されているエアコンではしばしばご相談頂く内容のため、ご依頼主様の適切簡潔なメッセージで状況はすぐ把握出来ました。

ただ、コウモリに入られてしまったとしても、エアコンの構造上、コウモリが侵入するのはエアコン内のごく一部。糞等は非常に気持ち悪く感じてしまいますが、それらの汚れやコウモリ自体がエアコン内全体に蔓延してしまうというのは構造上低い確率ですので、そこだけはご安心頂きたいなと思い、取り急ぎその旨を返信。

併せて、出来る限り取り外してのクリーニングが可能かどうかの部分はエアコン室内機の設置位置や、室内機と室外機をつないでいる配管穴の位置&配管の状態によっては十分には出来ない場合があるため、その旨も。

その翌日、返信を頂き、少し安心してくださったようでひと安心。状況によってはエアコンの買い替えも検討されていたとのことでしたので、少しはお役に立てたようで良かったです😄

また、ご依頼主様も慌てて連絡をくださったそうで駆除業者さんの駆除もまだ完了していないとのこと。となると、ひょっとしたら駆除業者さんも駆除の過程でエアコンの化粧カバーを外したり、エアコンを壁から浮かせたりするかもしれませんため、その際清掃作業はしてくださるかもしれません。その結果次第では私の作業も必要ないかもしれないなとも思い、「クリーニングの要不要もその様子を踏まえた後でまたご相談いたしましょう」との形でいったん幕引きに。

──残ったコウモリを追い出し、エアコンを洗浄&消毒。

“駆除業者さんの作業だけで済めば、それが一番”と少し胸を撫でおろしたのも束の間、その三日後、ご依頼主様より突然の入電。

よくよく伺うと駆除業者さんもエアコンの奥までは駆除出来なかったそう。エアコン内部に入り込んだコウモリはエアコンを壁から外さなければ追い出しが出来ないとの話も出たらしく、そうした作業は電気屋さんにお願いした方がいいのかどうかも含めご相談出来れば…とのお電話でした。

それまでメールのやりとりだけでしたので、私もまさか電話が鳴るとは思っておらず😲 さすがにお電話を頂くとご依頼主様の不安な気持ちも察せられたため、何とかしたいとも思い、無理を言ってその30分後に急行させて頂きました💦 その日は事務作業日にしていたため、空いておりました。時刻は午前10時過ぎ。夕方になってしまうとコウモリも活動してしまうので早い時間のうちにお伺いさせて頂き、本当にありがたかったです😄

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さて、現場を確認すれば、エアコン室内機の下部には養生テープで封がしてあり、その隙間にはコウモリの糞。室外の侵入口であろうところの配管化粧カバー部分にも封。

駆除業者さんは室外の配管化粧カバーを外し、そこからコウモリを追い出してくれたそうなのですが、エアコンの奥の方に入ってしまっている個体がどうにも追い出せなかった模様。それは確かにエアコンを分解しなければ駆除できません。

ちなみにコウモリは蚊などの害虫を食する益獣という側面を持つ動物であるため、鳥獣保護管理法にて保護されています。

環境省や当該部署の許可がなければ捕獲/殺駆除は行えませんので、こうしたエアコン侵入の際にもそのほとんどは追い出した後に侵入経路を塞ぐ処置をすることになります。

ということでエアコンを分解して確認です。

おそらく駆除業者さんが使用した忌避剤なども浴び、一度生命の危機を感じたであろうだけに本当に奥の方で縮こまっています。コウモリが入り込むスペースを隅から隅まで確認してもこの個体しか見当たりませんでしたので、どうやらこの一匹だけの模様。あまりにもギリギリの狭所にいたため、文字通り、鉗子(かんし)を使ってつまみ出したのですが、痛かっただろうな、ごめんね😂 さて、これにて追い出しは完了。

あとは、コウモリが営巣していた部分(具体的にはエアコン下部の配管類を収めている空間)の洗浄と消毒、そして念のためのエアコン内部(熱交換、ファン、送風口などの通風部分)の洗浄、消毒をしまして、室内機側の作業は完了です!

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そして室外側。コウモリは1~2cm程度の隙間があれば容易に室内空間などへ入ってきます。2階以上の高所にあるエアコンの場合、室内機と室外機を結ぶ壁の配管穴や配管化粧カバー部分は特に要注意。たとえ配管穴が配管化粧カバーで覆われていたとしても、化粧カバーは紫外線や熱冷気によって劣化や収縮が進んで隙間が出来たり、割れを起こしていたりすることがあります。その隙間からコウモリは屋内のエアコン内部へと侵入してくるんですね。

ですので、今回は化粧カバーをしっかり取り付け直すとともに、仮に化粧カバーと壁部分を通り抜けられたとしても室内側へは入り込めないよう配管穴部分にもパテを詰め、しっかり予防。これで安心です!

『エアコンを壁から取り外しての追い出し駆除&清掃』の話も出ましたが、大概はこのような処置でコウモリが侵入してきた部分とエアコン機能に関わる部分の清掃を行えば、安心してお使い頂ける形への回復が可能です。エアコンへのコウモリ侵入でお困りの際はお声がけ頂ければお力になれるかなと思います😃

ということで本日のお掃除もこれにて完了です!

M様、この度は弊店を見つけてくださり、またご依頼くださり、誠にありがとうございました。ご家族皆様方、仕事、子育てにと大変ご多忙とも存じますがお体にはくれぐれもご自愛頂き、健やかなる日々をお過ごし頂けることを心よりお祈りいたしております。

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巡り合ったご縁に感謝するお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

須坂で美味しいレストランを発見した日。

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懇意にして頂いている方より「知り合いの洋食レストランさんの床清掃を何とかお願い出来ないか」とご相談。

そのレストランさん、私も存在は知っていたのですが食事利用させて頂いたこともなく、店内の様子もまったく分からなかったのですが、ご紹介者の方曰く「まあまあ広い」「でも、村さんが基本一人作業なのも知ってるから、時間制限とかしないで一日かけてゆっくりやってもらってもいいから何とかお願い出来ない?」とのことで、そこまで言われてしまうとなかなか引き下がることが出来ず😅

とりあえず下見といいますか、ちょうどお昼時のスケジュールが空いていた日にランチも兼ね「本当に一人で清掃出来そうかどうか」の現地調査に伺うことに。

──食事も人も良く、断るつもりが思わずお引き受け(笑)。

下見の前にランチを頂いたのですが、まずそれが美味しい! そこで1ビックリ!😲

そして食事後にほんの少し会話をさせて頂ければと思い、お声がけをしましたら、昼時のお忙しい中にも関わらず、代表さんも店長さんも嫌な顔せずお話をしてくれまして、さらに2ビックリ!😲

一応、先方には紹介者の方から「村上という人間が行きますよ~」と簡単なアポは取って頂いていたのですが、ランチ時の訪問なんて非常に迷惑で非常識じゃないですか(苦笑)。スケジュールになかなか空きがなく、そのタイミングで行くしかなくて仕方なくその時間頃でお願いしたのですが、絶対嫌な顔はされるだろうなぁと覚悟していたので…。なのに、きちんと対応してくださるという!😲

味良し! 人良し! お店良し! の状況で逆に自分の方が魅かれてしまい、訪問前までは“一人で厳しい部分あったらお断りするしかないかなぁ…”と考えたりもしていたのですが、後先考えず思わずお引き受けしてしまいました(笑)。

そして後日、床清掃してまいりました!

洗浄してくすみを取って、コーティング剤を塗って、油を取らなくちゃいけないところは取っての作業をしまして、このような感じ。

ビフォーアフターの紹介、雑ですみません(;^_^A なぜなら、そっち(掃除)の話よりお店の話をしたいんですもん🤣

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ということで、ご縁あって掃除に伺ったのは須坂市九反田にあるイタリアン洋食レストラン『珈琲城フィレンツェ(珈琲哲学グループ)』さん。

打ちっぱなしのゴルフ練習場がランドマークの、そのたもとにあるレストランさんです。

清掃が決まった後に周りに聞きましたら、実は隠れた人気のあるお店ということで…私、まったく知らずにおりました💦

だって、『ゴルフ練習場敷地内に併設のレストラン』と言われたら、何だろ…昔からある遊園地や動物園内にあるレストラン&フードコート的なイメージとかしてしまいません? 私は勝手にそう思ってました😅 出てくる料理もレトルトや冷凍ものとかをちょっと工夫したりした感じのものなんだろうなぁ、と。そしたら全然違ったんですもの(笑)。驚き全開で代表さんにも

と発してしまいました。いや、本当に大変失礼でした。申し訳ございませんでした💦

ちなみに今やっている秋限定のこれ! 『ちょい辛ポルチーニの濃厚パスタ』。これ、美味しいです!! おすすめです!!

次は何を食べようかと早速考え中です。パスタグラタンもあるんですよ! ピッツァの持ち帰りも人気らしいので一度利用してみなければ!

「これまで食事利用をしてこなかったことが本当に悔やまれる!。・”(>0<)”・。」と反省しきりでした。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です!

『珈琲城フィレンツェ』さん、ご紹介させて頂くことについてご快諾賜り、ありがとうございました!

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「こんな良いお店があったなんて…。掃除ばっかりしてちゃダメだなぁ…」と独り言ちながらの作業で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いておりますが、当記事内容についてのご質問等は弊店までお願い致します。

定期浴室清掃。何度やっても毎回チャレンジです。

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本日は4ヵ月に一度ご依頼頂いている浴室清掃でした。

水垢の厳しい地域で、以前は一年に一度お掃除のご依頼を頂いていたのですが、年一回ではその時徹底的に綺麗にしてみてもすぐにまた汚れがついてしまい、短い期間のうちに快適性が損なわれてしまっていました。

これが年一回清掃時の清掃前の状況でした。

そこでご依頼主様が導入されたのが『浴室の定期清掃』

これ、結論から言いますと非常にコストパフォーマンスが高い結果となりました。私自身も驚きました。下記画像が今回の作業前の浴室画像です。

年一回の時と比べたら、水垢の付き具合も全然違く、掃除前の状態も格段に良くなりました😁 定期的に伺わせて頂けるようになって作業内容をこの環境に合わせてアップデートし続けられたことも功を奏していますし、また4カ月に一度くらいのスパンだと汚れが強固になる手前の状態で処置出来るため、お客様に提供されるお掃除の品質も確実に良くなっています。

お客様が得るメリットはそれだけではありません。

日々のお手入れも

  • 「浴槽をさっとこする程度」
  • 「排水口を気にする程度」

で済むくらいの簡便さになります😀

と、もちろんそれはそうなのですが、月額換算してみれば実はびっくりするほど大きくは変わりません。

年一回のお掃除が『月額1,500円ちょっと』であるのに対し、定期清掃(年4回)の場合では『4,700円とちょっと』です。

ということでご相談ご依頼をくださるお客様もまた多いです。

そういう点では多忙な方や浴室清掃にストレスを感じている方にとって、定期のお風呂掃除というのはとてもコストパフォーマンスに優れた清掃メニューではないのかなぁと思います😊

──汚れ落とし100%を目指して。

何度もお掃除に入らせて頂けるようになって、あの手この手を試せるようになって、仕上がりのクオリティもどんどん上がってきましたが、それでもよーくよーく見てみれば、“あ、ここ取り切れていない…あ、ここも”というところは毎回あります(´;ω;`) 一度足りとて完璧に出来たことがないのは本当にもうお客様に対しては大変申し訳ない限りでもあるのですが、「次こそは」と毎回チャレンジごとがあるというのも掃除屋稼業ならではの醍醐味でもあると思い、刺激に変えて頑張っています💪

最後に、今回のお掃除のアフター写真を。

ということで、本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

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「一方、本音を言えば、定期清掃を頂けると試行錯誤出来ることが格段に増えるのですごく楽しいし、やりがいがあるんです😁」と思ったりもしているお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

浴室鏡の水垢落とし。苦戦しました(苦笑)。

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とある不動産オーナー様が入居前物件のお掃除を頑張ってやられたそうなのですが、どうしてもやりきれなかったところがあるということでお声がけを頂いた案件。

浴室鏡の水垢汚れでした。

見た瞬間、内心

でございました(苦笑)。水垢汚れが堆積しやすい鏡下部はほぼほぼ何も見えず…。

水垢汚れは『水垢』とひとくくりで言ってしまえばとても簡単なのですが、実はいくつか種類があります。

と、それぞれの詳細をお話しするには自分の知識もまだまだ未熟でもありますし、長くなってもしまうのでここでは控えますが、厄介なのはそのそれぞれに効く洗剤(=成分)がすべて異なっているということ。しかも水垢は不溶性といって水や洗剤が馴染みにくい性質を持っているため、様々な水垢汚れが複合的にあまりにも多く付着している場合、まさに手を変え品を変えの作業を強いられることも少なくなく…といった具合になります😅

──鏡(ガラス)の研磨はやっぱり時間かかります。

で、今回の鏡、作業前に触って見たところ、シリカ系の水垢が多く付着してしまっているようでした。このシリカ汚れというのがもっとも手強く、水の中のシリカ(ケイ素)と鏡表面ガラスの二酸化ケイ素との結合で出来てしまっており、基本、研磨などで落としていくような汚れになります。

の本音も思わず漏れ、オーナー様にもお話をしてみましたが、大きな全身鏡だと新品への取り換えにも相応の費用がかかってしまうとのことで

と改めて背中を押されてしまい、お引き受け😂

そんなこんなで、さあ、作業です! 洗剤を変え、研磨の道具を変え、あれこれ奮闘すること1.5時間。

角度を変えてよくよく見れば、どうしても残ってしまっているところはあるのですが、鏡としての機能回復は出来ました。

と仕上がりOKのお返事も頂きまして、ほっとひと安心。お役に立てて良かったです。

けれども、鏡を磨く前に、自分の腕ももっともっと磨かねばなりませんね😂

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。

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作業中なかなか思い通りにいかず、ちょっと泣きそうにもなりましたが、それでも出来る限りの作業で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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