2025年度ならびに2026年度における土日祝日の対応につきまして。

いつも弊店をご利用頂いている皆様方、誠にありがとうございます。

表題の件、ご案内を申し上げます。

2025年度ならびに2026年度の期間(2025年4月~2027年3月)につきまして、私事都合にて大変恐縮でございますが、居住しております地域の地区公民館・館長職を拝命いたした関係で土日祝日の業務対応において障りあるケースが発生してきてしまうおそれがございます。

土日祝日の定期清掃をご利用頂いている個人/法人様、および当該日程での清掃サービスをご希望のお客様方におかれましてはご不便ご迷惑をおかけしてしまう場面あるやもしれませんが何卒ご理解の上、寛容賜りますようお願いを申し上げます。

福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研> 村上隆浩

市販洗剤でも浴室鏡の水垢は落とせますよ😁

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本日は「シャワールームの鏡に付いてしまった水垢を除去して頂ければ」ということで長野市内のお客様宅へとお伺い。

作業開始前、準備の様子をご覧になられていたお客様(男性ご主人)とのちょっとした会話。

そんなお声をよく頂くのですが、『プロが使っている洗剤は強力』というのは割と妄信で、実はプロの人ほど強い洗剤を使っていなかったりもします。理由は至ってシンプル。

掃除を仕事にしている私たちにとって洗剤の使用は毎日のこと。そのため、劇物が使われている強力な洗剤だったり、酸性度/アルカリ度が高い洗剤に毎日毎日触れるというのはそれだけで『病気』や『ケガ』、誤解を恐れず言うならば『死』に繋がるリスクが著しく増大してしまいます。

もちろんスポット的にちょっと強い洗剤を使って、というのはよくあることですが、ベースとなる作業の中では体や環境へのリスクを考慮して出来る限り安心安全な洗剤/薬剤を使用するよう心掛けています。

目を見張るほど強い洗剤ではなくとも、その効力を最大化させるために出来ること、手筈の整え方、時間のかけ方、それらを考えながら綺麗をつくっていくというイメージでしょうか。

とそんなお返事をしたところ、

ということでお客様にもご覧頂きながら実践。

──『ジフ』でだって鏡の水垢は落とせます。

さて、鏡を確認しますとなかなかしっかり水垢が付着しています。

まずは鏡(ガラス)に傷を付けない樹脂製のヘラやスクレーパーなどで表面を削って水垢を物理的に少なくするとともに洗剤等の効果が出やすい状態にしていきます。たとえばお料理でも煮物を作る際には皮を剥いたり、面取りで表面積を増やすなどして味が染み込みやすいようにしますよね。それと同様です。

表面を削った後はお風呂用洗剤を塗布して水垢の硬さを緩め、より落としやすい状態に。準備が整ったところで本格的な除去作業へと移っていきますが、今回はお客様の参考にもなればということで小売店の洗剤売り場やご家庭でもよく見かける『ジフ』で綺麗にしていきました。

傷が付きづらいパッドにジフを塗布して、ハンドポリッシャーにてポリッシング。縦、横、縦、横とまんべんなく磨いていきます。

スッキリ綺麗になりました😄

角度を変えたりして、よ~くよ~~く見てみれば、まだ取り切れていない水垢はありますが、ジフでの磨きだけでも“姿を映す”という鏡の機能はしっかり回復出来ています。

ご存じの方も多いかもしれませんが、『ジフ』は研磨剤の入ったクリームクレンザー。ジフに使用されている研磨剤は鏡の素材(ガラス)より柔らかいながらも水垢よりは硬いため(もしくは同等程度)、ジフを使えば鏡表面を傷つけることなく水垢を除去することが出来るというわけです(厳密に言えば、ジフで落とせない水垢成分もあります)。

鉱物等の物質の硬さを表す指標に『モース硬度』というものがあるのですが、洗剤やスポンジ等に含まれている成分によってその硬さは違い、汚れ等を落とす能力も異なってきます。配合されている成分を確認しながら、その効果をイメージしながら、「あれはこれより強い。これはあれより弱い。だから、〇〇の汚れならたぶん落ちる。傷も入らないはず」と、私たち掃除屋はお掃除をしてたりするわけです😄

そのため、ちょっと難易度の高い汚れに出会って夢中になったりすると、ああでもないこうでもないと何かブツブツ言いながら作業してたりする時があるのですが、それはそれであれこれ頑張っているんですよということで奇異の目で見ず、温かい目で見守って頂けますと大変ありがたい次第です(笑)。

ちなみに色々な素材や洗剤のモース硬度をざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。数値が低い方が柔らかく、高い方がより硬いものになります。

私は専門研究有識者ではないので、図表の内容はあくまでも目安だったり経験上の感覚だったりします。正確な情報ではありません💦 もしお試しになる際は自己責任にてお願いいたします。

今回使った主な洗剤・資器材は

ですが、磨く用の機械がない方はたとえばこんな方法も↓↓

市販されている酸性粉末クレンザー『水垢職人(允・セサミ)』をペースト状にし、研磨剤の入っていないパッドやスポンジに付けて擦ってみてください。

研磨剤が水垢にあたって、はじめはザラザラ、ジョリジョリの触感なのですが、擦り続けているとだんだんツルツル、スベスベになっていき、「お!? 綺麗になってるかも!」という気持ちの良い感じを味わいながら楽しく水垢落としが行えます😁

あまり強く擦ると鏡に傷が付いてしまう恐れもあるため、使用上の注意をよく読んでからお使いください。

『水垢職人』はAmazon等のネットショップや、長野市近郊であれば『ホームセンタームサシ』などでも手に入ります。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

*

洗剤の性能を活かしたお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

ステンレス浴槽を磨いて綺麗にした日。

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以前エアコン清掃で伺った際、ひょんなことからステンレス浴槽のメンテナンスについてもお手伝いをさせて頂いたお宅の奥様(その時のブログはこちら)より入電。

と。

電話口からすでに「またピカピカになるの楽しみだわ~」と仰ってくださっていて、何だかこちらも嬉しくなってしまいます。

──ステンレス浴槽は目に見えて綺麗になるのが気持ち良いですね。

さて、ステンレスの浴槽。水垢等がついて全体的にモヤモヤしてしまっていますのでそれらの汚れを落としていきます。

一度作業経験があり、少なからず様子が分かっているため、そんな軽い感じに言えてしまうのですが、そうでなければもちろんそう単純にはいかなかったりします(苦笑)。

とりあえず、まずは湯垢/皮脂汚れや軽い水垢を落としまして、残った鱗状の水垢を確認。ケミカル(洗剤)で済めばラッキーと思い、酸を塗布していきますが反応はいまいち…。やはり今回も洗剤では難しそうなので磨いていきます。

傷が付きづらいパッドにクリーナーを塗布してスクラビング。

今回使った主な洗剤・資器材は

とお客様。

そんな会話をしながら改めて思ったこと。

「汚れるから嫌」というのもその通り普通の感じ方と言いますか、ごく一般的な捉え方と思うのですが、一方で「(汚れるものだとしても)掃除をすれば、すごく綺麗になるから好き」というのも確かにある感じ方なんですよね。

感じ方ひとつ、考え方ひとつで暮らしの風向きって大きく変わります。自分もそうしたことを常に意識したり言葉にしながら、清掃を通じた快適のお手伝いをし続けていければな、と。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

*

浴槽掃除で日々のお風呂の快適もしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。