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普段、特定のお取引先様とのお仕事ばかりの『お掃除のむらかみ』。ホームページは開設しているものの、実はその開設由来は懇意のお客様方から「あなたを他の人に紹介する時にホームページのひとつもないなんて困るから作って」と鞭撻頂き、作成したものでありまして😅
そのため、ネット広告やSEO対策なども一切行ってはおりません。ともすれば、ご紹介以外の形でホームページよりご依頼をしてくださるお客様など年に数えるほどで…。いや、まぁ、ある意味寂しい状況なのですが(苦笑)。
今回はそのようなご紹介でもなく、弊店のことを全くもって知らなかったお客様がゼロからの形で弊店を探し出し、ご依頼をくださった時のお話。
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5月下旬、弊店の受信メールボックスに【注文/問い合わせメールを受信しました ■差出人:〇〇〇〇 ■メールアドレス:〇×△※】との通達。内容を見てみるとエアコンクリーニング3台のご依頼です。しかも、「クリーンクーポン(商品券)も購入します」との追加注文付きです。
しかし、ここで私は思ったのです。
…これは何か裏があるのではないか…?🤔
いつも来る問い合わせメールであれば、「〇〇さんから紹介してもらってご連絡しました」「△△さんからお話を聞いてメールしました」といった前置き文があったり、あるいはご紹介者様から事前に「※※さんて人から連絡がいくのでよろしくね~」といったお声がけがあっての問い合わせだったりするのですが、それもなく全くもって思い当たらぬご注文メール。
第一印象では“嬉しい/ありがたい”というより、正直懐疑的であり焦りもしたのです。何せ普段ホームページのみからのご依頼がほとんどございませんので(^_^;A 掃除依頼に加え、商品券も同時に購入しますというのがさらに私の疑心暗鬼に拍車をかけました。そして何より、私は人見知りです。たとえメールでも人見知りは全開いたします😅 「もしかして商品券搾取とかの詐欺的な何かかな…」とも思ったくらいでした💦
とりあえずご依頼主様が送ってくださった情報を元に返信。エアコンクリーニングは破損等のリスクがあるため、その旨なども記載し「お引き受けにあたってはそれらをご了承頂けますと幸いです」といったことをお返事させて頂きました。
弊店はエアコンクリーニングの際、やれ「製品の型番をお送りください」、やれ「電化製品は破損リスクが伴うので同意書をなんたらかんたら」といったお客様にとっては割と面倒なことをお願いしております場末の掃除屋さんです🤣
そのような旨をお送りしますと「他社さんが予定を早々に組んでくださったのでキャンセルさせてください」「壊されては困るので今回は遠慮させてください」という方もいらっしゃるため、それならそれでとお答えをお待ちしていたところ、同日中に
「全て承知いたしました」
とのお返事。
え!!??
予想外の事態となりました。
そうこられては引き下がることができません。覚悟を決め、お引き受け。しかもその後、「もう1台、クリーニングを追加したい」とのご連絡。
こちらとしてはいよいよ混乱もしてまいりました。
ハウスクリーニングのマッチングサイトやGoogleクチコミやらにも情報や評価が載っていない、こんな場末の掃除屋さんになぜ4台ものエアコンクリーニングをお願いし、かつクリーンクーポン(商品券)まで購入しようとされるのか。そして、ご依頼主様がどのようにして弊店を見つけられたのか。
あまりにも気になってしまっため、まだお会いもしていない中で大変失礼とは承知しながらもメールにてお伺いをしてしまいました。すると、頂戴した返信メールには
- 「日本エアコンクリーニング協会のホームページから辿り着いたこと」
- 「弊店の各ページを色々お読みくださったこと」
- 「ホームページの情報から弊店のことを信頼するに足ると思ってくださったこと」
といった弊店にご依頼頂くまでのご依頼主様の行動の経緯が細かく記されておりました。
一番最初のやりとりの時にはなかなか分かり得ませんでしたが、やりとりを繰り返すほどにご依頼主様の紳士で実直な様子が文面からも感じ取ることができ、そしてダメ押しのように頂いた先のお言葉。本当に嬉しい次第でした。
これはもう有難すぎて頑張るしかありません!!!
S様、私の方こそサービスに伺わせて頂く前より本当に身に余るほどのお言葉を頂戴しました。ありがとうございました。この場でも今回のご縁につきまして改めて心より御礼を申し上げます。弊店を見つけてくださり、本当にありがとうございました!!
そして勝手に疑ってしまい、大変、大変申し訳ございませんでした🙇♂️
──ご縁、お仕事、日々の恵に本当に感謝です。
迎えた作業日当日。「当日は仕事のため、お会いできないかもしれませんが」とご連絡頂いていたものの、お伺いすると思い描いていた通りの紳士で素敵なご依頼主様が迎えてくださり、無事お目にかかることができました。
ちなみに実は「こんな風にゼロから村上を見つけてくださる人は一体どんな人なのだろう?」とお名前からネット検索をさせて頂いたりもしておりました💦 SNS時代の昨今、個人の名前でもFacebookなどの情報が検索結果に出てきますからね😏
すると検索結果に出てきた人物が自分の職歴にもある種共通する部分をお持ちの方で、かつ相当なキャリアを持つ方がヒットしてまいりまして、「もしこの方であればお会いしてみたいなぁ。嬉しいなぁ」という親近感も覚えつつ伺いましたところ、見事にその方であったという!😲
『下町ロケット』のモデルとも言われる(株)植松電機・植松努社長の「思うは招く」の言葉ではないですが、人間四十も過ぎ、振り返ってみれば「かく思えばその未来は手繰り寄せられる」ということが往々にしてあるなぁと感じるところもあり、今回はまさにその通りな時間を経験し、それもまた大変不思議で、大変嬉しい次第でした。
と、前置きが長すぎるくらいに長くなりました💦 さてさて、お掃除です。
4台承っておりましたが、実は1台はお断りいたしました。だって、綺麗なんですもの(笑)。
ちなみに『エアコンは冷房を使用しそのままお手入れをしなければ、内部には必ずカビ汚れが発生してしまう電化製品です』という事実を踏まえた上で、さて、クリーニングをしました各エアコンを足早にご紹介。
━━【1台目】
『三菱製MSZ‑GE2819(2019~20年製)』。
作業内容は以降いずれの台も『スタンダードプラン』にて承りました。同プランでは冷房使用時に発生する結露水を受け止めるお皿(=ドレンパン)までを外し、壁に残る部品/残らない部品それぞれを出来るだけ洗い易くした上でお掃除していきます。
三菱電機製の通常エアコン。3年以上&夏場はしっかり使用の状況でしたのカビ汚れは相応にありました。
━━【2台目】
1台目と同様の『三菱製MSZ‑GE2819(2019~20年製)』。
1台目と同じ機種でしたが、こちらの方が汚れは多かったですね。購入タイミングが同時期のものでも使用した時間の長さや空間環境によって汚れ具合には大きな差が出てきます。購入してからの、あるいはお掃除してからの経過年数だけにとらわれず、エアコンを本格稼働する前にはぜひ中を少し覗いてみて頂けると安心かなと思います。
━━【3台目】
3台目は『シャープ製AY‑H25DH(2018~19年製)』。
こちらの機種はドレンパンが土台となるボディと一体型となっているため外すことが出来ません。熱交換器をドレンパンから離脱させたりしながら、可能な限り内部を洗浄していきます。
こちら、作業前の確認でもあまり汚れていないことが分かっていたため、作業のお断りも少しご相談させて頂いたのですが、赤ちゃんをお迎えするお部屋に設置されているということで「気持ち的にもお掃除したい」というご依頼主様のご要望にお応えし、恐れながら洗浄をさせて頂きました。
━━【4台目】
4台目は『三菱重工製SRK28TW(2018~19年製)』。
こちらのエアコンは作業を見送らせて頂きました。送風ファンや熱交換器部分を確認しても目立った汚れはありませんでした。
4台目の三菱重工製エアコン。作業前の機体確認時にシャープ製のそれと同じくらいの汚れだろうなぁと感じていたため、シャープ製の洗浄具合を確認した上で「やはり汚れは軽微(=清掃のコストパフォーマンスに見合わない)」と判断したため、お掃除を見送らせて頂きました。今夏は不快感なくお使い頂けると思いますので、暑くなると予想されている今夏、しっかりお使い頂いた上でまた来年、確認なりでお会いいたしましょう! の形に。
ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!
作業にあたっては
「2階は午後になるとすごい暑くなってしまうので午前は2階の方から作業されてください」
「浴室も部品洗いにお使い頂いて構いませんのでお使いください」
「お手洗いはそちらですので使ってくださいね」
など、ご夫婦揃って本当に細かなところまでお気遣いを頂き、大変にありがたい現場となりました。重ね重ね御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
S様、お仕事等大変ご多忙とも存じますがお体にはくれぐれもご自愛頂き、ご家族皆様方、健やかなる日々をお過ごし頂けることを心よりお祈りいたしております。
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お仕事を頂けるということは本当にご縁の不思議や奇跡のようなものなのかもしれません。巡り合ったご縁に感謝するお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。
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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。