ステンレスシンクの磨き方についてを考えた日。

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先日、懇意にして頂いているアパートのオーナー様から退去後清掃をご依頼頂いたのですが、その際「シンクをパッと見、ちょっと光るくらいにやってもらえる?」とのご要望を頂きました。

というわけでほんのちょっとではあるのですが、お引き受け価格の中で出来る範囲のシンク磨きをさせて頂きました。

とそれはそれで良かったのですが、その作業を行っていた際にひとつご指摘を頂いてしまったのが作業音の問題。

作業に使っていた機械の音が大きく、作業していた部屋の下にお住まいのオーナー様も気になってしまったとのこと。特に集合住宅の場合は共振や共鳴の影響もあって、余計に響いてしまうこともあったりします😥

仕上がりの安定性を考慮し、よく使用している研磨機械(オービタルサンダー)。作業で安心して使える反面、発生する音についてはちょっと安心出来ず😢

これ、かねてより自分も気になっていたんです…。集合住宅で作業する際はなおさらでした。音についてはセンシティブになられる方も少なくないため、作業音はなかなかに頭を抱える問題です。音の出づらい方法(手で磨く等)でも出来ないことはないのですが、作業時間などを考えると今の自分の技術ではそれもなかなか難しく(´Д`。)

いうことでシンク磨き時の作業音や工程の減少を考えたく廃材で検討してみることに。

──グラインダーとポリッシャーで研磨。

産廃屋さんから頂いたステンレスシンクの処分品。こういう時、本当に役立ちます😁

倉庫の隅に放置されていたシンク、ついに日の目を見る時が来ました。

全面を使って練習するのはもったいないので、とりあえず半分だけ。汚れは次のために残しておきます(笑)。

シンクにこびり付いている汚れ、水垢をざっくりと除去しまして、さて、磨き作業を試行錯誤していきます。

普段使っている機械(オービタルサンダー)を使わずにやりたいので、今回はグラインダーとハンドポリッシャーのふたつでチャレンジ。

なるべく少ない工程で見れるぐらいにはしたいなと思うものの、様子を見ながらやっていると、結局三歩進んで二歩下がるのような工程となってしまい、

「光沢降臨+青or白棒」 → 「ウォッシュコンパウンド」 → 「ダイヤスラリー」 → 「酸化セリウム二次研磨用」 → 「酸化セリウム仕上げ研磨用」 → 「ピカール+SUS」 → 「光沢降臨+青棒」

のような工程でこれくらいまでは光沢が回復。作業音もオービタルサンダーでやるよりかは多少大丈夫かなと思うのですが、まだまだ何とも言えません🤔

そして開始一時間、

はい、未熟な腕のせいで道具を壊してしまいまして & 予備も使い果たしてしまったため、今回はここまでとなりました。修業が足りません。

ということでまだまだ試行錯誤は続きます(^^;

*

「もっと静かに、もっと短時間に」。磨き作業の奥深さに思い知らされながらも、それでもお掃除の力で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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