キッチンシンクの排水口清掃だけで1万円。アリ? ナシ?

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毎年、お風呂やレンジフード、キッチンなど何かとお掃除をご利用くださるお客様より

とお電話。

とお聞きしたところ、

と仰るので、

とお話をしたものの

とお客様。

とも思い、「それではお会計額は仰ってくださった額を目安にしつつも当日の様子でご相談させてください」とお断りをし、いざ迎えた作業日当日。

──「俺の排水口清掃は1万円!」など言う強気野郎にはなれず。

「忙しいところ、ごめんね。ありがとう。ほんと汚くしちゃってて申し訳ないんだけど」と仰るお客様とともに排水口を確認。「普段のお手入れの仕方についてもちょっと聞きたい」とご要望頂いたので、お客様には後ろで見て頂きながら作業開始です。

とコメントくださるお客様に相槌を打ちながら、カビ除去のための次亜塩素酸ナトリウムをシュッとひと拭きし、洗浄パッドでゴシゴシ。油汚れも多少付いていたので油汚れ用洗剤をシュッとひと拭きし、洗浄パッドでゴシゴシ。するとお客様、

と清々しい笑顔のお客様。

はい! ということで、排水口清掃、終了でございます🤣🤣

(すみません、写真撮るのも忘れるほどに本当に普通の汚れ具合でした💦)

とキッチンテーブルの上に置いてあった封筒を差し出そうとするお客様。作業開始後わずか5分足らずで終了&お会計となるまさかの展開に、この瞬間、私の脳内ではジブリ映画『魔女の宅急便』のとあるシーンが再生されておりました。

婦人が孫のパーティーへとキキに届けてもらう予定だった『にしんとカボチャの包み焼き』が電気オーブンの不具合で焼けておらず、それを知ったキキが「お金だけもらえない」と言って薪のオーブンで料理をはじめるシーンです。

良い子ぶるつもりもないのですが、自分もさすがに5分の排水口清掃だけで1万ン円の報酬を懐へと入れる肝っ玉は持ち合わせておりませんでしたので、「水垢やらでくすんでしまっているシンクもあわせて綺麗にしていっていいですか」とご提案。快くご了承頂き、磨かせて頂きました。

小一時間ほどお時間を頂き、シンクを磨かせて頂きました。

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

*

「急ぎで来てもらったんだし、別に良かったのに~」とお客様も仰ってはくださったのですが、それでもこれはさすがに…ですよね。そんなこんななお掃除で今日も日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

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