長野市の保育園さんで床まるまるを洗った日。

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3月はどこの企業さんや施設さんも新年度の準備で大忙しです。

ということで先日、懇意にさせて頂いているインフラ会社さんからのお声がけで、長野市の認可保育園さんにて新年度を迎えるためのフローリング床のメンテナンス清掃をお手伝いさせて頂きました。

保育施設や学校施設さんの床清掃は時々お任せ頂くことがあり、それは小学校の理科室だったり、保育園の調理室や職員室だったりと実に様々。

“今回はどこの床かな?”とまずは下見です。

元請けさんとともに園長さんにお伺いしたところ、

思わず声が出てしまいました(苦笑)。

プチ動揺を隠せないまま、園長さんと一緒に園内をぐるり。

清掃対象はほぼすべての教室💦 およそ530㎡超。テニスコートで言えば2面分、駐車場スペースで言えば車40台分の広さとなります。

その広さの床を設置されている机や椅子、ハンガーラック等の備品を動かしながらお掃除していくわけなのですが…

今回のご依頼内容で言えば「備品を全てどかして、床の除塵をして、洗浄してワックスをかけて、そして備品を元に戻す」といった具合です。

控え目に言っても、これはなかなか大変です😱 おおよそ一人での活動が主となっている私ですが、はい、当然これは一人では手に負えません。

下見後、先日の火災現場の清掃でもお世話になった『㈱GOEN』さん

とSOS。快く引き受けてくださり、一人きりの作業だけはなんとか無事回避ε-(´∀`*)ホッ

そんなこんなで作業当日を迎えます。

──ワックスがけはしっかりしたすすぎ洗いと汚水回収がポイント

当該の保育園さんは「建てて20年ほど」とのこと。フローリングもこまめにメンテナンスされてきたそうなのですが経年の傷みや状態を考慮して、あまり水(洗剤洗浄水)をじゃぶじゃぶ使っての洗浄は避けたいなと思い(※1)、洗浄作業には『自動床洗浄機(※2)』を準備しました。

※1
洗剤分や水分が多量に染み込み残留してしまうとフローリングの剥がれや反り、かつ洗浄後に塗布したワックスの劣化を招いてしまうため。

※2
『自動床洗浄機』とは「洗浄水散布」「洗浄作業」「汚水回収」が1台で行える床面洗浄用の清掃機械です。ただ今回は機械に洗剤は入れず、すすぎ洗い用としての使用。

ということで、まずは洗剤洗浄水を含ませたモップで床面を拭いていき、洗剤を塗布すると同時に表面をスクラビング。そのすぐあとを自動床洗浄機で追いかけて洗浄し、すすぎ洗いと汚水回収を徹底する作戦です。

前述のとおり、フローリングに洗剤分や水分が多く残ってしまうことは好ましくありません。フローリングが洗剤や水分に触れている時間を出来る限り短くし、すすぎ洗いと水分回収もしっかり行える形をとってワックス塗布作業へと進みます。

すすぎ洗いと汚水の回収をしっかり行うとワックスの持ちも良くなりますので、DIYでワックスがけをされる方などはぜひ豆知識として覚えておいて頂ければとも😄

保育園や学校には付き物ですね。床のテープ跡😅

そこかしこにあるテープ跡も綺麗にしてスッキリ。

下見時はどうなることかと思いましたが、2日間の日程でお邪魔させて頂き、無事終了です。

園長さんにも喜んで頂けて一安心。

応援依頼を快諾してくださったGOENの小口代表、お手伝いに来てくださった塚田さん、渡辺さん、本当にありがとうございました!

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

今回のフローリング・メンテナンスで使った主な洗剤・資器材は

*

子ども達が安心してはしゃぎ回れるための園環境もしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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GOENさんと火災後現場でのエアコンクリーニングに奮闘した日。

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今回は少し特殊な環境下にあったエアコンクリーニングのお話。

先日、弊店が業務協力などをご相談している長野県の遺品整理/特殊清掃のリーディングカンパニー『株式会社GOEN』の小口代表より

とのお声がけを頂き、業務応援へと伺わせて頂きました。

──消臭のポイントは『とにかくまずは原因を取り除くこと』

現場は商業施設様で、ご依頼の目的は罹災空間全体(床面積で約150㎡。空間体積としては375㎥以上)の煤汚れの除去と火災臭の消臭です。

私が伺った際にはGOENさんが施工対象半分ほどの空間の天井、壁、床をすでに回復されていたのですが、それでも漂っていた火災臭はなかなかのもの。排気ガスに似た臭い、プラスチックが溶け焦げたような臭い、油の臭いなど、様々な不快臭が混ざり合った独特の臭いが充満していました。

消臭においては何をおいてもまずその空間に残っている原因物質を取り除かなければならないのですが、今回の場合はもちろん煤汚れです。

さて、対象のエアコンは天井に埋め込まれた天埋型エアコン。

早速エアコンのカバーを外し、煤汚れの除去作業に取り掛かりはじめますが、この煤汚れというものが実に厄介でして…。煤は水拭きでは落ちないんです😅

汚れの中に含まれている炭素(黒色の見た目の主な原因)、油脂分、プラスチック等から発生する化学物質が非常にべたついた汚れとなり、普通に水拭きをしてしまうと汚れがただただ伸び、広がってしまうだけで決して取ることが出来ません。

ですので、作業としては『煤を付着している対象物から剥離し、別の所(ウエス等)へ移す』。そんなイメージで、汚れが広がらないよう気を付けながら取り除いていきます。

同様にエアコン内部も分解し、可能な限りの煤を除去。空気の通り道となる送風ファンや熱交換器も洗浄清掃していきます。このあたりは通常のエアコンクリーニングと変わりませんね。

そうして臭いの元を除去した上で各部に火災臭用の消臭剤を噴霧。元通りに組み立てていきます。

最後はエアコンを運転させながらオゾン脱臭装置を稼働させ、仕上げ消臭です。この作業はしっかりとしたエビデンスと知見技術を持つGOENさんが対応。

全ての作業を含めると計5-6日程の作業となりました(私はその内2.5日ほどの協力)。お客様へお引き渡しとなる最後の日は私も参加していたのですが、最初に感じた火災臭はもはや無く、

と驚嘆してしまいました。

*

火災後の処理は本当に大変です。焼け焦げたりした建物素材は掃除ではもちろん完全には元に戻りません。臭いだけでなく見た目も完璧に戻すと言うのであれば、全てを新品に取り替えるほかありません。ですが、時間的にも空間的にも、あるいは人員的にもそれが難しい場合は往々にしてあります。

そうした中、見た目については取り急ぎ折り合いを付ける形になるのだとしても、あの強烈な火災臭が罹災後まもなくで無くなってくれるというのは本当に救いだと思います。見た目の部分は後になってから対応することも出来ますから。

ですが、火災の臭いについては決して我慢や辛抱は出来ず、慣れることもありません。臭いを消さない限り、その場所で人間は活動することが出来ないんです。火災臭は人間の本能に訴えかける命の危険を知らせる臭いだからです。

罹災して、はじめは途方に暮れていただろう施設の方々の顔が「また明日から頑張るぞ!」という表情になったお引き渡しの日は私も本当に嬉しく、逆にたくさんの元気も頂きました。携わることが出来て、少しでも役に立つことが出来て、本当によかったです。

大事な仕事の一端を私に預けてくださった小口代表、この場でも改めて御礼申し上げます。GOENの皆さんの間違いのない仕事ぶりにも大変な刺激を頂きました😄

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

ちなみに今回エアコンクリーニングで使った主な洗剤・資器材は

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火災現場の回復清掃もしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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長野でエアコンクリーニングを利用するなら知っておきたい本当のところ。

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冬の出口が見えはじめ、春・夏を見据えたエアコンクリーニングのご相談が増えてきました。そんな折によく耳にすること。

はい、エアコンクリーニングはした方が良いです。間違いなく😄

エアコンは冷房/除湿機能を使えば例外なく内部がこうなっていってしまいますから↓↓

埃の堆積とカビの増殖で汚れてしまっている送風ファン
カビ汚れが酷くなってしまっている送風口

エアコンはその機能上&構造上、熱交換器と呼ばれる空気の温度を上げ下げする部分や送風ファン、送風口といった風の通り道にカビが必ず付着してしまいます。

このカビ汚れは冷房/除湿機能の使用時間に比例して増大し、あまりにも酷くなるとエアコンから吐き出される空気にカビの胞子が大量に混入してしまい、人によっては健康被害にまで繋がってしまうことも。

そこでエアコンクリーニングの大切さや必要性が説かれてくるわけですが、クリーニングを利用される方々にはぜひとも知っておいて頂きたいことがあります。それは

──エアコンクリーニングは作業内容を確認して依頼しましょう。

エアコンクリーニングは分解の度合いによって実現される綺麗の程度が異なってきます。その内容は弊店のプランで言えば、

の形となってきます(各分解レベルの具体的な違いはエアコンクリーニングのページをご参照ください)。

「綺麗にしてくれるならメニューや内容なんてひとつでいい」とのお言葉を頂くこともあるのですが、もちろんそれもその通りだと思います。では、なぜ弊店はプランを3つに分けているのか。

それは「エアコンの使用(汚れ)状況に合わせたサービスの提供をしたいから」です。これは信州におけるエアコンの使用環境が大きく関係しています。

信州は夏が短い分、東京や名古屋、大阪だったりの首都圏都市部、あるいは沖縄等の冷房使用時期が長い地域に比べ、たとえば同じ2-3年の使用でも汚れ具合が全然違うんです。機体によってはカビ汚れがそこまで酷くなってはいない場合もあったりします。

エアコンは少なくとも2-3年に一度はきちんとお掃除して頂きたい電化製品ではあるのですが、場合によっては「毎回オール分解してまで清掃するというのはちょっとコストパフォーマンスがよろしくないかな…」と思うこともあったりで😅 ドレンパンやファン分解で気持ち良くお使い頂ける形に出来る時も多いんです。もちろん『安心を買う』という側面から言えば、分解度合いを上げたお掃除をした方が間違いはありません。

ですので、「エアコンクリーニングを利用するお客様側がそれらのことをきちんと知った上で選べる形があってもいいだろうな」、もしくは「私から色々お話しをする上でも明確な指針となるものがあった方が良いだろうな」との思いから、弊店では3つのプランを掲げさせて頂いている次第です。

たとえばお寿司屋さんでも『並』『上』『特上』とメニューがあったりしますが、すべて同じ“お寿司”という料理ではあるものの、その内容はそれぞれ異なってきますよね。でも『並』や『上』が『特上』に比べて美味しくないかと言ったら、決してそういうわけではありません。

エアコンクリーニングも同じです。どのメニューも決して綺麗にならないわけではありません。汚れ落としのパーセンテージに差異があるのです。

我々清掃業者の間でも「分解度合いの高いクリーニングでなければ掃除しても意味がない! 簡易分解なんてちゃんと洗えない部分も多くなってしまうし詐欺レベルだ」といった議論が噴出することがあるのですが、私としては正直「そこまで極論しなくてもいいんじゃないのかなぁ」とも思います😓

もちろん作業内容を比べた際、『分解をあまりしない簡易分解では作業方法を誤ると逆に内部に汚れをまき散らしてしまう』というのは事実としてありますので、そこは見逃してはいけないことだと思います。

適切な作業をしてくれる業者さんを見分けるひとつの目安としては、ファン分解までを行える(=エアコンの構造だったり、洗浄作業時における汚れの移動イメージをある程度理解している)方であれば簡易分解クリーニングにおいても安心の作業をしてくれると思いますので、ぜひそうした方にご相談をして頂きたいなと思います。

一方でエアコンクリーニングにおける最高峰のひとつ『背抜き完全分解』はもう言うこと無しの施工方法です。「とにかく安心の出来る綺麗を実現したい」という方は背抜き洗浄を検討の俎上に載せて頂くと良いかなと思います。全国には背抜き完全分解を専門に行っている方もおり、そうした方々は同業者も憧れるほどの技術力を持っています。

一般的に「エアコンクリーニング」と言われる清掃方法ですね。エアコン内7割ぐらいのお掃除が可能だと言われています。
背抜き完全分解では清掃可視部分が増えるため、綺麗に出来る部分も自ずと増えます。

背抜き完全分解に関しては私はまだまだ経験も多くなく、かつエアコンクリーニングのご相談を頂くお客様がなぜか珪藻土や漆喰といった塗り壁のお宅が多かったりするため(塗り壁は水濡れや染み、擦り傷の心配が極端に高まるため)、リスクを考えると出来ないことも多いんです😓 「掃除に来たのに、逆に家を汚していった。傷つけていった」となってしまうのが一番切なく悲しいですからね💦

ですので、自分のスキルも鑑み、現状ではその一歩手前の洗浄パターンまでを通常メニューとさせて頂いている次第です。少しずつでも全国のトップランナーの方々に追いつけるよう精進もしていきたいとは思っておりますが!💪

何はともあれエアコンクリーニングの前にはそうした実際の部分を知って頂き、ぜひ上手にエアコンクリーニングを活用していって頂けたら嬉しいなと思います。

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『エアコンクリーニングのほんとのところ』をお伝えするお掃除で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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長野市で法人様オフィスをクリーニングした日。

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年度末です。この時期は新年度の準備に伴う人の移動や空間の整え等の関係で清掃業界も多忙の時期となっています。

賃貸物件の空室清掃はまさにピークで、同業務を事業の中心にしている清掃仲間は毎日てんてこ舞いとのことでした。ちなみに不動産屋さんとのお取引が少ない弊店はほぼほぼ通常運転ですが😅

それでも年度末ならではの清掃依頼をありがたくも頂いており、法人様のオフィス清掃などはその最たる例となります。新年度を気持ちよく迎えるための空間清掃ですね。

──綺麗なオフィスで新年度も右肩上がりで参りましょう!

今回はオフィスの床清掃です。社員の皆さんが一年間頑張った証は床にも現れます。

それは人が頻繁に歩くことで発生する黒ずみ汚れ。いわゆる『獣道(けものみち)』と呼ばれる汚れですが、これは靴底に付着した埃や土砂、アスファルトなどに含まれる油分が原因です。

こちらの企業様は定期的に床清掃(洗浄&ワックス塗布)をされているので、すでにコーティングされているワックス層を洗浄し、すり減った分を再コーティングしていきます。

床面が綺麗になると空間全体も明るくなりますね。ピカピカの働き空間でモチベーションも上がってくれると嬉しいなと思いながらワックスがけをしています。

今回使った主な洗剤・資器材は

ということで本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

A株式会社様、新年度におかれましても貴社のさらなる業績拡大と発展、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

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床清掃でオフィス空間の快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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