長野市でエアコンに入り込んだコウモリの追い出しと侵入口調査をした日。

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今回のご相談はこんな一報から始まりました。

昨秋にはガサガサと音がしていたが、その後は静かに。しかし、今年になって見てみると糞がポロポロ落ちてくるようになったとのこと。

弊店のコウモリが侵入してしまったエアコンについてを書いた記事を見つけ、お問い合わせをくださいました。

お伺いしてみると、確かにエアコン直下には黒い糞。掃除しても一、二週間でまた落ちてくるそうです。

──まず疑うのは屋外の配管穴。

こうしたケースで最初に確認するのは屋外側の配管貫通部です。ほぼすべての侵入口はここに集中します。

ところが。

シリコンコーキングできっちり塞がれています。これは想定外。侵入口が見当たりません😱

いったん屋内へ戻り、室内機のカバーを外すことに。

──冬眠期とはいえ、油断は禁物。

季節は冬。しかも昼間。コウモリがいきなり飛び出してくる可能性は低い。とはいえ、油断はできません。慎重に、慎重に。

見える範囲で二個体。

すぐに追い出し作業に取り掛かりますが、ここで忌避剤を使うのは厳禁です🙅 パニックを起こして壁奥などへ逃げ込まれてしまうと事態はより深刻な形になってしまいます💦

これが鉄則です。

──エアコンを壁から半離脱。機種特有のクセ。

今回のエアコンは日立製。ダイキンや富士通などの機種と比べると、コウモリが侵入してしまっているエアコン下部スペースの確認がちょっと手間なんです💦

そのため、本体半分を壁から浮かせながら背面を目視。

確認後は、営巣箇所の糞尿を吸引し、消毒清掃。コウモリが営巣していた箇所はエアコンの送風路に直に関わる部分ではないため、取り急ぎは大きな不安はなくエアコンをご使用頂けます。

今回は下部スペースに溜まってしまっていた糞尿を狭所用ノズルを使った掃除機で吸引し、洗浄消毒剤で清掃しました。
【参考】

なお、コウモリは蚊などの害虫を食する益獣という側面を持つ動物であるため、鳥獣保護管理法にて保護されています。

環境省や当該部署の許可がなければ捕獲/殺駆除は行えませんので、エアコン侵入の際にもそのほとんどは追い出した後に侵入経路を塞ぐ処置をする形になります。

──残る疑問。「どこから入った?」

問題はここです。


貫通スリーブとは外気のホコリや花粉、害虫獣、部屋の壁と外壁の間からのカビやシックハウスなどの侵入を防ぐため、配管穴に設置される部材です。

考えられるのは、貫通スリーブが外壁側まで届いておらず、壁体内を伝って侵入してきた可能性です。

壁体内は人の目に触れない格好の移動ルートです。そこからスリーブを通り、より冬眠しやすい、暖かい室内のエアコン内部へと辿り着いたのではないのかな、と。

今回はエアコン本体を完全に降ろす作業までは行えませんでしたため、状況をご説明。応急的に貫通スリーブの屋内側をパテで密閉。これで室内機への侵入は防げます。

──今後の注意点として、お伝えしたこと。

ご相談主様には今後の対応参考として、次の3点を共有させて頂きました。

害獣対応は「どこまでやるか」の判断が難しいところでもありますが、状況やどんな選択肢があるのかをきちんと把握出来ていれば、以後の対応についても落ち着いて検討していくことが出来ます。その上で他の専門業者さんや工務店さんなどと連携しながら、お家のメンテナンスを進めていって頂ければより安心かなとも思います。

ということで、そんな報告書も追ってお送りさせて頂きまして、本日のお掃除もこれにて完了です!

それにしても生き物の行動力には毎回驚かされます。わずかな隙間を見つけ、壁の中を伝い、より自身の生存確率が上がる暖かい場所へ。生き抜くことに実に真剣です。

人間も負けていられませんね💪

*

コウモリが入ってしまったエアコンは何かと心配もあるかもしれませんが、大概はコウモリが侵入してきた部分とエアコン機能に関わる部分の清掃をしっかり行えば、安心してお使い頂ける形への回復が可能です。エアコンへのコウモリ侵入でお困りの際はお声がけ頂ければお力になれるかなと思います😄

今回使った主な洗剤・資器材は

今後も今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃®の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂いております。