背抜き完全分解洗浄をして初めて解るエアコン汚れ。

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エアコン(室内機)は冷房/除湿機能を使用していれば、ほぼ必ず内部(送風ファン、熱交換器やドレンパン)にカビ汚れ等が発生してしまう電化製品です(こちらのページでも解説しています)。

そのため、認知症の発病要因ともなるカビ(黒カビ毒)やハウスダストのまき散らしに関わってくるエアコン汚れはぜひ定期的なメンテナンスを行い、常に快適な形での使用をして頂きたいなと思います。もちろん、そのためにはお掃除を提供する私たち掃除屋さんもそれについての勉強が日々必須なわけで。

ということで本日は掃除屋さんの研修の記録。日々の業務でも協力し合ったりしている同業者さんと共に弊店の青空研修所(ただの外とも言う😂)にてエアコンクリーニングの勉強をした際のお話です。

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今回は熱交換器だけを壁に残す形のクリーニング方法『背抜き完全分解』までを体験。

使用エアコンは三菱さんの通常エアコン。

といっても、三菱さんの背抜き完全分解は難しいため、こんな簡易的な設置状況での体験はあまり実践的な経験値にはなり得ないのかもしれませんが😅

それでも同じ仕事をしている人と「あーでもない、こーでもない」と言いながら、見て、触って、シミュレーションをするのは新しい発見があったりもし、何かと面白いです。

さてさて、本題。タイトルにもありますが、エアコンにはより分解を進めていかなければ決して見ることが出来ない & 取ることが出来ない汚れがあります。ということで、『背抜き完全分解』での分解を進めていくと、下記のご覧の通りに。

『背抜き完全分解』では熱交換器と呼ばれるアルミフィン部以外のものは取り外された状態になります。
『背抜き完全分解』を行うと熱交換器を含めた各部品が露わになるため、細かくお掃除出来るメリットがあります。

すると、各部に細かい手入れをしていくことが出来るようになったからこそ見えてくる汚れがあります。それが送風ファンの裏側にあるカビ汚れだったり、ケーシングと呼ばれるエアコン筐体の細かい部分や裏側などについたカビ汚れです。

これは送風ファンを外さなければ目視することが出来ない箇所の汚れ。ただ、この部分は『背抜き完全分解』でなくとも相応に綺麗にすることが出来ます😀
こちらはエアコンの最背中部分で、赤丸で囲んだ箇所は室内壁とエアコン筐体背面部分についたカビ汚れです。室内環境によってはこうした所までカビが繁殖している場合もあります。

汚れが特に酷いエアコンの場合には上述部分まで確認したり、お掃除したりしなければカビ臭等が取れなかったりすることもあるため、私たち掃除屋さんもそんなことを意識して各種の分解清掃プランを用意したり、ご説明をさせて頂いたりしています。

そして、これは掃除をお願いする側(お客様)にもぜひ知っておいて頂きたいポイント。

 

エアコンクリーニングは頼めば100%綺麗になる。

というお掃除ではありません。

 

前述までの通り、また弊店のエアコンクリーニングメニューページ内にも記載をしていますが、エアコンはどこまで分解するかによって汚れの落とせる範囲が異なってきます。それらをきちんと理解した上でお使いのエアコンの汚れ具合や製造年、予算などを私たち掃除屋さんと共に考慮し、エアコンクリーニングをご検討頂くことがコストパフォーマンスも含めたより良いエアコンクリーニングを実現するポイントではないかなと思います。

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ちなみに弊店では『背抜き完全分解』を常にご利用頂ける定番メニューには入れておりません。経験的なものではありますが、大きな理由としては2つ。

  1. 信州は夏場のエアコン使用期間が比較的短いため、汚れの堆積スピードがそこまで早くない。
  2. 住まいの品を長く丁寧にお使いになられる方が多く、汚れや臭いが酷く気になるようになった頃には(使用すれば2-3年でも実際は汚れているのですが😅)、お使いのエアコンが10年以上経過していることも珍しくない。

ためです。

経年劣化が進んでいるエアコンの場合、分解度の高いクリーニング方法ですとそれだけ部品破損等のリスクも高まります。10年以上経過のエアコンは万一の際の修理保証が出来ないため(こちらのページでも解説しています)、『背抜き完全分解』を進んでご提案したりはしていない次第です。私自身の技術もまだまだ未熟で環境によっては出来ない場合も少なくないですし、現在用意しているメニューでも気持ち良くお使い頂ける形には出来るため、『背抜き完全分解』は選択肢の一つとしてご用意している感じですね😊

何はともあれ、エアコンクリーニングも様々な方法があって、多様性時代に入ってきたなぁと感じる今日この頃。何が正解かはお客様の数だけあるのでしょうが、少しでも「掃除して良かった!」の声を発して頂けるよう今日も今日とて日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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使用10年超えのエアコンは汚れと故障にご注意を。

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今年も暑いです。。大変ありがたく、エアコンのお掃除依頼も数多く頂いております。「気持ち良く使えるエアコンで夏の暑さを乗り切りたい!」、そう思われるのは当然で、そんなお気持ちに少しでも応え、力になるべく村上も日々東奔西走。お声をかけてくださる皆様方、本当にありがとうございます😊 さて、本日もエアコンクリーニングに伺ってきた際についてのブログです。

本日のクリーニングはこちら。

三菱重工ルームエアコン「SRK22TP-W」(2013年製)です。

さてさて、こちらのエアコン、クリーニングの前にお客様にもご理解ご了承を頂かなければならない事柄があり、ご説明。

それはほぼ全てのエアコン製造メーカーさんに当てはまるのですが、製造から10年を超えたエアコンはメーカーさんが定めている標準使用期間(=安全な使用とメンテナンスが保証できる期間)を過ぎてしまっており、有事の際の修理対応が出来なくなってしまうということ。

どういうことかと言うと、標準使用期間を過ぎた製品についてはメーカーさんも交換部品を在庫していなかったり、『修理対応そのものについても行っておりません』という場合がほとんど。となると、クリーニング時に万一破損等があっても修理対応をさせて頂くことが出来なくなってしまうんです。

そのため、その旨を承知頂いた上でそれでもよろしければ…という作業になってしまうということを事前にご説明。脅かすわけではないのですが、どんなに注意していても避けきれないトラブルもあったりするため、必ずそんなお話をさせて頂いている次第です。

ということでお客様にもご理解を頂いた上でお掃除開始です。

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パッと見、綺麗なエアコンではありますが、設置してからはフィルターの清掃しかしておらず、中までクリーニングしたことはないとのこと。化粧カバー、風向板(上下フラップ)、配線、ドレンパン(結露水の受け皿)と分解を進め、露わになった送風ファンをまじまじと見てみれば…

清掃前

埃と水分、そしてエアコン内部を通るたっぷりの空気で元気いっぱいに育った黒カビが送風ファンにもこもこと付着しております(^_^;A

エアコンは冷房を使用すれば室内機内部にカビ汚れがほぼ必ず発生してしまう電化製品ですから、これは仕方のないこと。定期的なメンテナンスを心がけてご使用頂ければ、それで良いのかなと。

にしても10年も使い続けたエアコンですから、やっぱり汚れもなかなかに溜まっていた感じでした😅

清掃後

清掃前の送風ファンは使い込んだ感のある青黒茶色の色をしていましたが、洗ってみれば違いは一目瞭然。すっきりきれいなコバルトブルーの送風ファンが登場😆 試運転ではカビの臭いもなくなり、気持ちの良い風がお部屋いっぱいに広がりました。カビ(黒カビ毒)は認知症発病要因のひとつでもあるため、未来の健康を考える意味でもエアコンをはじめとした空調機器のメンテナンスはぜひ日頃から意識したいところですね😉

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ちなみに私のエアコンクリーニングを何度もご利用頂いている方は耳がタコになるほど聞かされているかもしれませんが、以下のことも是非お忘れなく(苦笑)。

7~8月のエアコンクリーニングはぜひお控えください😀

(詳しくはこちらのページでも解説いたしております)

今後もエアコンクリーニングを上手に活用しながら快適なエアコンライフをお過ごしくださいませ。

ということで、古いエアコンクリーニングでは破損や故障にビクビクしながらも、日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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エアコン清掃のタイミングは7~8月以外です。

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夏本番になろうという今日この頃。ありがたくもほぼ毎日エアコンクリーニングをさせて頂いております。そんな折、この表題のブログ…「なんぞや??」と思われる方もいらっしゃるかと思います😅

清掃業界的にはエアコンクリーニングの繁忙期なので、本当はこんなこと言ってはいけないのかもしれませんがお伝えしたいと思います。

7~8月のエアコンクリーニングは

ぜひお控えください😃

「エアコンが大活躍する夏本番あるいはその前にクリーニングをして綺麗にして、気持ちよく使えるようにすることの何がいけないの?🤔」と思われることかと思います。それはまったく間違っていないと思います。

ただ! 安心してエアコンクリーニングを利用して頂きたいと思うがゆえに私は『冷房使用ピーク(7~8月)以外の時期こそがエアコンクリーニングのベストなタイミングだと思います』とお客様にはお話をしています。理由はただひとつ。

『一番暑い時に使えなくなるリスクを避けるため』です。

私たち清掃業者は分解クリーニングのプロですが、エアコンの年式や設置環境、経年の劣化具合によっては基板や基板内コネクタの損傷など、どうしても避けきれないトラブルに見舞われてしまうことがあります。

エアコンクリーニングは対象の性質上、プラスチック製カバーの脱着や配線を外すための基板分解作業等が必ず必要になってきます。その際、避けきれない破損などに遭ってしまうこともまた事実です。

フィルター自動清掃機能付きなどの多機能エアコンであれば、自ずとそのリスクは高まります。

滅多にないことではありますが、クリーニング後、仮に冷暖房すらも使用出来ない状態になってしまった場合、修理や買い替えを行うにしても冷暖房の使用ピーク時にはメーカーさんや取り付け/修理業者さんも同じように作業ピーク中であることが多く、すぐには対応してもらえないこともしばしばです。

特に冷房においては暖房に比べ代替手段が限られているため、万一の時にはかなりの不便を強いることになってしまいます。私もかつて一度だけ、真夏時に冷房が使えなくなってしまうご不便ご迷惑をおかけしてしまったことがあります。

それを回避する意味でも、冷房使用ピーク時のエアコンクリーニングについては必ずご一考くださるようお話をさせて頂いている次第です。

しっかりお掃除するためには相応の分解作業が必要になります。
エアコンクリーニングを安心してご利用頂くためには「アフターフォロー(メーカー修理等)が安心してご利用頂ける時期」というのも大切な要素となります。

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ちなみにエアコン(室内機)内の汚れについてはカビ汚れを気にされる方がほとんどだと思います。エアコンは冷房使用時に内部に発生する結露水と吸気によって吸い込んでしまった埃によってカビが発生し繁殖/堆積してしまう電化製品です(こちらのページでも解説しています)。理論的には冷房をご使用にならなければカビ汚れは酷くなりません。

ゆえに冷房使用時期を過ぎた後のクリーニングであれば、冷房使用で発生してしまったカビを除去することが出来、かつその後の繁殖を防ぐことにも繋がります。暖房使用の時期にも気持ち良くお使い頂けますし、その次の冷房シーズンにおいてもそれは同様となります。エアコンクリーニングにおいて最もコストパフォーマンスに優れたタイミングは冷房使用後のタイミングがその時なのだと私は考えます。

とはいえ、「綺麗なエアコンで夏を過ごしたいんです!」のお声を頂き、今日も今日とてエアコンクリーニングをしている村上であるわけですが(笑)。はい、壊さないよう頑張ります(本音🤣)。

『エアコンクリーニングのベストタイミングとは?』の啓蒙も忘れず、日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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7月、8月内のエアコンクリーニングは締め切らせて頂きました。

いつも弊店をご利用頂いている皆様方、誠にありがとうございます。

さて表題の件、2023年7月および8月内のエアコンクリーニング作業予約につきましては予約枠が満枠となりましたため、大変恐れながら締め切りをさせて頂きました。

同月内に作業を希望されるお客様につきましては、ご不便ご迷惑をおかけし大変恐縮ではございますが、何卒ご理解賜りますようお願いを申し上げます。

なお、キャンセル待ちにてご予約を希望されるお客様につきましては、お問い合わせを頂ければ是非等の回答をさせて頂きますので、お手数をおかけいたしますがご連絡賜れれば大変幸いでございます。

厳しい暑さが予想される今夏でございますが、皆様方におかれましても熱中症等にご注意頂き、安寧な夏季となりますよう祈願をしつつ、引き続き今の自分のあるを尽くして全力でお掃除に努めてまいります。

2023年夏季以降も変わらぬご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研> 村上隆浩

汚れだけじゃない!? 掃除屋さんは〇〇とも闘っています。

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掃除屋さんは汚れを落とし、綺麗をつくるお仕事。ゆえに闘う相手は常に汚れであるわけでありますが、実は同時によく闘っている相手がもうひとつ…。

それは『時間』。

今回はエアコンクリーニングのお話ですが、ひょんなことから時間に追われてしまい、「いやはや…この機種で助かりました😅」という、そんな掃除屋さんの悲喜こもごもです(苦笑)。

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今回のクリーニングはこちら。
富士通ノーマルエアコン「AS-C568H2」(2018年製)です。

今回のエアコンクリーニング(スタンダードプラン)は3年に一度のペースでお掃除をされている、かねてよりお付き合いのあるお客様宅。こちらのエアコン掃除、ちょっとばかり大変なのが階段スペースの上に設置されているという点。

段差があって、スペースもあまりなく、高さも普通(2.4メートル前後)よりちょっと高くて…となると、なかなか掃除屋泣かせなのです。

エアコンクリーニングは製造メーカー、機種、製造年、あるいは上述のような設置環境によって難易度がまったく異なってきます。難易度が異なるということは作業時間も異なってくるということ。

こちらのお客様は何度目かの勝手知ったるものでしたので、おおよその作業時間も分かっているため、今回もそれをお伝えした上で作業をしていきます。

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さてさて、お掃除していくエアコンでありますが、設置場所が脚が伸びる脚立などプロユースの道具がなければお手入れ出来ない場所にあるため、フィルターなども普段はまったくの手つかず。使用しているのは夏の間だけとのことなのですが、前回の清掃から3年目ともなればフィルターの目詰まり具合はご覧のとおり😅

これだけ詰まってしまうと吸気量が減り、エアコンの風量も自ずと低下してしまいます。

エアコンの風量が落ちた気がする…という方はまずはフィルターの具合をチェックしてみてください。

フィルターは◎。それでも効きが悪い。

という場合はさらにその奥にある熱交換器やファンに汚れが堆積しているのかもしれません。その場合は私たちのような掃除屋さんや電気屋さんに相談してみてください。

ということでお掃除開始です。

普段から脚立に乗り慣れているとは言え、足場もなかなか不安定な中なので慎重に作業を進めていきます。

化粧カバーを外せば、ほぼほぼ洗える状態になるノーマルエアコン。お掃除機能付きだとなかなかこうはいきません😂
洗浄時の事故を防ぐため、電装部品を外していきます
ドレンパンを外すため、屋外とつながる排水ホースとの連結も外していきます

*

分解作業が後半に差し掛かったところ、ふと下をみると、お客様が何やらそわそわとされていたのでお伺いをしてみると…

『村上くん予定より30-40分くらい早く終わらない? キャンセル待ちしてたら美容院の予約取れちゃったの~😆

と奥様。

あまりにもすがすがしいご相談でしたので、自分も思わず「えっ…(°ロ°;)!?」と口に出てしまいながらも「じゃあ、がんばりますね!」とお返事してしまいました(笑)。

でも、もちろんまったく見込みがなかったわけではありません。実は富士通さんのエアコンは、何とありがたいことか、ドレンパン(冷房使用時に内部で発生する結露水を受ける受け皿。詳しくはこちら)とファンが

バコーーーン!!

と一緒に取り外せてしまうのです。

ということで時間も何とかうまい具合に短縮(*´∇*)

分解が終われば、あとは外した部品と壁に残った部品(熱交換器)を洗うのみです!!

もちろん、組み立てもそれはそれで大変なのですが、お掃除機能付きエアコンに比べれば気持ちもだいぶ楽なんです😁

高圧洗浄中
壁に残った熱交換器を養生し、高圧洗浄していきます。

表から、裏から、と何度も水流をあてることで付着した汚れが落ちていきます。
清掃前
清掃後
化粧カバー裏にもカビを確認。

カビ取り剤を使用しつつ洗浄していきます。
吹き出し口にもカビ。。

こちらもしっかり除去していきます。
清掃前
清掃後
ファン漬け込み中
清掃後
ファンはカビのこびりつきが少し厄介そうだったので漬け置きにて洗浄。

カビ取り剤にアルカリ剤を混合した液に漬け込み、汚れ落ちしやすいよう作業。

──そんなこんなで、その他諸々も洗い終えたら、組み立てまして…

何とか時間内に完了です!!ヽ(´▽`)/

富士通エアコン様様でした(笑)。

*

掃除屋さんは汚れとの闘いばかりが注目されがちですが、時間との闘いでもなかなか四苦八苦したりも…。

とはいえ、時間のご要望があろうとなかろうと、本音を言えば、可能な限り早く、綺麗にしてさしあげたいです。個人様宅でいえば家族以外の誰かが、法人様事業所でいえばスタッフ以外の誰かが、そのパーソナルなスペースに入ってくるというのは、やっぱり多少なりとも疲れてしまいますもの。。(少なくとも自分はそうです😅)

クオリティの維持・向上と時短は永遠の課題ですね。

技術と時短追及の姿勢で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

浴室やエアコンのカビが認知症発病の要因に。

本日、浴室清掃で伺ったお客様ととあることについて話をしていたのですが、その時「そういえば、あの時のあれって…」とふと思い出したことがありました。それについては後述させて頂くとして…本日のお客様と話していたことの主題は『カビ』について。

近年、カビ(黒カビ毒)が認知症発病要因のひとつであると認められているとのことで、ご年配のお母様がいらっしゃる本日のお客様はそんな話を昨今知り、浴室は綺麗にしておきたいと今回のご依頼に至ったそう。

私もその話を作業前にお聞きしたので、ふんどしを締め直してかかりつつも、「カビが認知症発症の要因となる、か…」「そういえば黒カビや金属毒って脳に結構影響あるって何かで見たような…」、そんなことを頭の中で反芻しながら全力掃除。

浴室内全体(浴槽エプロン内も含め)を「湯垢水垢洗浄」→「カビ除去」→「高圧洗浄」→「カビ防止コーティング」と作業。 清潔を取り戻すための可能な限りの施策を行い、健康被害抑止のお手伝いが出来ればとカビや汚れと対峙&退治しました😤

ちなみにカビ除去作業中は必ずこんな風です😅 (※画像は当該作業現場のものではございません)

カビ除去の有効主成分である次亜塩素酸ナトリウム及びアルカリ剤から、目、鼻、咽喉を保護するため、マスク、ゴーグル、手袋は必須です!

目に入ればアルカリ剤が粘膜を溶解し(アルカリ剤はタンパク質を破壊します)、最悪の場合は失明につながりかねない事態となってしまいます(経験談です😭)。次亜塩素酸ナトリウムは呼吸器障害(急性肺傷害など)を引き起こします。

ご家庭でカビ除去剤を使用される際には必ず保護具を着用頂き、くれぐれも目、呼吸器官には入らないようご注意ください。

そんなこんなで作業は無事終了。気持ちよく安心してお使い頂ける状態に出来ました。そして、お客様宅を失礼した後、本ブログ冒頭にあった「そういえば、あの時のあれって…」をふと思い出したのです。

*

懇意にして頂いている内科医の先生がいらっしゃるのですが、その先生のお宅に初めてハウスクリーニングに伺った際、これも浴室清掃(カビ除去含む)だったのですが、

『(お掃除は)大変な仕事だよねぇ。体だけは壊さないようにね。歳取ってからボケちゃったりしないように気をつけてね』

と声をかけて頂いたのです。今でもはっきりと覚えているのですが、その理由がとても引っかかった一言があったからなんです。そうです、最後の「ボケちゃったりしないように」の部分です。当時は

“ボケる? この仕事をしてるとボケる? 洗剤や薬品とかで体が壊れるでなく、ボケる…?🙄

と頭の中が「?」マークだったのですが、本日のカビの話から考えてみるに、『掃除屋さんは汚れ(カビ含む)が沢山の場所に行く → カビも多く吸う可能性がある → 健康被害(認知症もそのうちのひとつ)が出やすくなる』──

“先生のあの時のセリフは

このことを言っていたのか!?😲😲”

と、ハッと思った次第でありました(笑)。実際のところは先生に聞いてみなければわかりませんが😅

*

ちなみにお家の中でのカビの発生場所といえば『エアコン』『浴室(周辺)』『窓サッシ』、あとは『キッチン』『トイレ』や『洗濯機』などでしょうか。

エアコン送風口のカビ
エアコンファンのカビ
浴室壁のカビ

皆様の周りのカビやカビ対策は大丈夫でしょうか? 私も自宅を改めてチェックしてみようと思います😅

『たかがカビ、されどカビ』の姿勢で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

今年度『クリーンクーポン(商品券)』販売開始のお知らせ

昨年度ご好評頂いた商品券タイプの清掃商品『クリーンクーポン』の販売につきましてご案内をさせて頂きます。詳しくは下記案内チラシをご高覧頂ければと存じますが、概要としては以下となります。

『お掃除のむらかみ クリーンクーポン

■商品券タイプの清掃申し込み商品となります。

 弊店の清掃メニューでお使い頂ける商品券を

 ①5万円分を4万円  ➁10万円分を8万円  の形にて販売。

(お一人様/一法人様 計3セットまで購入可能)

■販売期間:2024年3月末日までの間

■ご利用期限:ご購入月より向こう一年間(購入月と同月末迄)

━━【ポイント】

  • 1セットあたり額面25%お得になっております。
  • お好きなタイミングでの清掃申し込みに利用でき、かつご自身、自社のみならず他社員/スタッフさんやご家族等でも共有利用が可能です。
  • ご利用の多い清掃メニューに関しては『クリーンクーポン』専用の限定価格を設定しております。
  • 経費利用で節税対策のひとつとしてお使い頂けます。

*

昨年度に引き続いてお問い合わせくださったお客様におかれましてはお待たせをしてしまい、大変失礼いたしました。今年度も本サービスをご愛顧頂ければ幸いでございます。

ちなみによもやま話ではございますが


『クリーンクーポン』のはじまりは、良くしてくださっている飲食店オーナー様と歯科医師先生との会食時の雑談がきっかけでした。

「定期清掃だと今回のコロナの時みたいに『ごめん、今月はちょっと厳しい…』とか相談しなくちゃならない時もあって申し訳ない気持ちになることがあるんだよね」

「医院とか自分だけじゃなくて、スタッフさんにも使える形を用意してもらえたらありがたいかも」

そんなお声を頂き、「環境美化」はもちろんのこと「定期契約でなくとも適時性や清掃利用の利便性が確保でき、経費精算もできる」「福利厚生に使える」「無理のない範囲で勉強してくれればもっと良い😁」の条件をクリア(?)した本サービスを開始させて頂いた次第です。

『三方よし』の実現にはまだまだ努力や工夫が足りないかもしれませんが、皆様の日々の暮らしの快適づくりに貢献させて頂ければ幸いです。

エアコンクリーニングの季節到来。

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今年は突然どかっと雪が降ったり、かと思えば急に暖かく一気に春模様になったりと大変ですね😅 と、そんな話を毎年方々でお話ししているような気もしますが、それでも今年はもうすぐにでも桜が咲きそうということ(観測史上最速?)で本当に驚きです。長野市の桜といえば4月半ばのイメージなのですが🤔

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季節の移ろいが早いせいもあってか、冷房時期への準備たるエアコンクリーニングのご依頼も増えてまいりました。弊店では『エアコンクリーニングのタイミングは真夏以外です!』と常々お話をさせて頂いておりますが(詳しくはこちらのページの最下部に記載)、弊店をリピートしてくださるお客様方も早速動き出された模様。本日もフィルター自動お掃除機能付きエアコン×2台のクリーニング(スタンダードプラン)に伺ってまいりました。

1台目のクリーニングはこちら。

日立お掃除機能付きエアコン「RAS-X28E」(2015年製)です。

ちなみに申し訳ございません…エアコン全体像の写真をすっかり取り忘れてしまっておりました😫

「設置から7年を超え、一度もお掃除をしたことがなかったので」ということでのご依頼でした。

早速お掃除をということで機体を見てみれば、上下フラップ(羽部分)の表面には黒いカビ汚れも見えていました。となれば、その奥にあるファンや吹き出し口(通風路)は自ずと……

そうですね、こうなってしまってますよね😅

埃とカビでしっかり汚れてしまっています。この機種もそうですが、日立さんの『白くまくん』シリーズは【ステンレス・クリーン システム】と称し、通風路や上下フラップなど風の通り道部分に汚れにくいステンレスを採用することでエアコン内の清潔を維持しようと目されている製品群です。それでもこれだけのカビが付いてしまっています。

エアコンは冷房あるいは除湿運転をすれば、室内機の内部にはほぼ必ずと言っていいほどカビが発生繁殖してしまう家電製品です(こちらのページでも解説しています)。特にフィルター自動お掃除機能付きのものは通常タイプのエアコンに比べ構造部品が多く、内部の通気性も悪くなってしまっているために、エアコン内部に発生した湿気が逃げづらく、カビの繁殖量も多い傾向にあります。汚れやお掃除を気にされている方ほどエアコン購入の際は『冷暖房が出来て、風向きが変えられる』だけのシンプルなエアコンをお選び頂いた方が【購入時】【メンテナンス時】全てのことを考えても、結果それが一番お得になるのではないかなと思います。

←左の洗浄作業を開始出来る状態にするまでに、下記左右写真にある各部品を分解していくことになるのですが、パッと見ただけでも部品の多さがお分かりになるかと思います。

これらがエアコンの要所(ファン、熱交換器、ドレンパン)を覆っているとなるとその通気性の具合については想像に難くないのではと思います😅

また、フィルター自動お掃除機能付きと言っても全くの手放しで綺麗が保てるわけではありません。使用者自身でのお手入れは必須です。

ダストボックスも手入れを怠るとエアコンを汚す原因になってしまいます。

この機種の場合はお掃除ロボがフィルターについた埃をこそぎ取った後、エアコン内部にあるごみ箱(ダストボックス)にその埃を溜めていくのですが、ごみ箱のお手入れを忘れてしまっていたりすると、せっかく取った埃がエアコン内部にあふれてしまい、エアコン内部を余計汚してしまうことにもなりかねません。

などなど、各所の汚れを確認しながら分解&洗浄作業を進めていきます。

冷房時、エアコン内部にある熱交換器と呼ばれる部品に発生する結露水を受け止め、外部へと排出するドレンパン。常に水分にさらされているところでもあるため、ほぼ100%、カビが付いてしまいます。
左右の風向きを変えるルーバー(羽)部分にもカビ汚れが確認できます。風の最終出口である羽部分にまでカビがあると大抵の場合はエアコン風にもカビ臭が確認出来ると思いますので、ぜひクリーニングをされてください。

*

掃除機の吸い込み音や「ビシャー💦」という高圧洗浄機の音が室内に響き渡ること数十分。気持ちよくお使い頂ける形にまで仕上がりました。

『すっきり綺麗になりましたね~😆』

2時間半ほどの汚れとの格闘疲れも癒えるお言葉を頂き、1台目完了です!! それでは2台目! と意気込んだのですが…

ん~~~~……🤔🤔

と少し悩む展開に。

続いての機種は2009年製のシャープさんのお掃除機能付きエアコン。

試運転を行った後、作業を始めようとあれこれ確認してみれば、

  1.  13年経っているものの、汚れ具合は1台目のものとそれほど変わらなさそう(実際、使用頻度はそれほど多くなかったそう)。
  2.  前面パネルや上下フラップ(羽)を触ってみた際の触感から言えば、プラスチック部分の経年劣化もだいぶ進んでおり、おそらく作業で破損してしまう状態。
  3.  メーカーの標準使用期間(10年)を過ぎているため、破損等あっても補償修理は行えない。

などあり、クリーニングのメリットやリスク等と併せて考えた際、お客様が支払いになるコストに対しての費用対効果がなかなか見出せなかったため、今回は見合わせのご相談をさせて頂きました😅

特にフィルター自動お掃除機能付きエアコンのクリーニング料金は弊店に限らず、どのお掃除屋さんにご依頼されても決して安くはない金額です。十何年活躍してくれたエアコンであれば購入時の元は取れていると思いますし、それであれば今後の新しいエアコン購入(ぜひ通常エアコンをお買い求めください😆)の資金なりに充てて頂いた方がポジティブなお取引になるのではと考えた次第です。

*

そんなこんなでお客様からの同意も賜りまして、作業は完了。

綺麗に出来る汚れであれば、ぜひ綺麗にしてさしあげたい気持ちにもなるのですが、“ここは本当にお掃除でいいのか”と悩むこともしばしば。最適解の導き出し方は本当に難しいのですが、私に仕事を預けてくださるお客様を裏切らぬよう、常に色々考えてご提案するのみです。

時には悩む清掃で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

空調機器(エアコン、換気扇)のクリーニングは定期的に。

『一月往ぬる二月逃げる三月去る』とはよく言ったもので、1月も半分が過ぎ、あっという間に2月を迎えようとしています。今年も残り11カ月。やり残したことがないように力も時間もしっかり使い切っていきたいと思います😆

さて、12月の大掃除ピークを過ぎたのも束の間、1月から3月にかけては年度末が近いということもあり、企業様からにおいては年度初めを迎えるための設備清掃依頼やご相談を多く頂きます。

窓ガラス清掃や床ワックス清掃など、多岐にわたるご依頼を頂きますが、中でも一番気にして頂きたいのは

エアコンや換気扇などに代表される空調機器。

これらのクリーニングはぜひ定期的に

行って頂きたいと思います。

理由はシンプル。人が活動している空間にある空調機器は人が舞い上げる塵埃や繊維くずを常に吸い込んでいるため、思っている以上に簡単に汚れてしまうから。

オフィスなど長時間に渡って多くの人間が活動している場所はもちろんですが、更衣室やロッカールームなど、外着などの脱着を伴う場所にある空調機器もぜひ確認をして頂きたいところです。百聞は一見に如かず。代表的な換気機器の実際の汚れ状況をご覧ください。

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ロスナイ(熱交換型換気機器)のクリーニング

ロスナイと呼ばれる換気機器です。

画像のロスナイは一年毎の清掃を行っていますが、それでもフィルターの目詰まりは避けられません。空気の吸い込み量が少なくなれば自ずと換気効果は低下してしまいます。定期的な確認とメンテナンスが必要ですね😂

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壁掛けエアコンのクリーニング

皆さん見慣れている壁掛けタイプのエアコンです。

こちらはフィルター自動お掃除機能付きのエアコンで、お掃除ロボットを外した後の内部(熱交換器)の様子となります。空気の通り道がこれだけ目詰まりを起こしてしまうと風量も冷暖房効果も著しく低下してしまいます。

お掃除機能付きエアコンはお掃除ロボがフィルターに付いた埃を清掃する際、どうしても中へ中へと押し込んでしまうところがあるため、得てしてお掃除エアコン内部はかような状況となっていることが多いです。

※エアコンクリーニングの実際はこちらのブログもぜひご参考ください。

⇒エアコンクリーニングのページはこちら

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天井埋め込み型(業務用)エアコンのクリーニング

こちらは天井埋め込みタイプのエアコンです。

一般住宅向けというよりも多くの人が活動をするオフィスや公共施設、医療介護施設、飲食店施設など、広い空間を持つ施設で採用されているエアコンです。

行き交う人が多ければ多いほど、その分塵埃の堆積は早くなりますし、内部カビ汚れの進行も早まります。ぜひ定期的なメンテナンスを心掛けてください。

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天井換気扇のクリーニング

天井換気扇も気づかぬうちに汚れが堆積してしまうものの代表機器です。
シロッコファンも取り外し、内部に堆積した塵埃を除去していくことが肝要です。

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その他、トイレ空間も要注意です。トイレットペーパーを使用する際には必ず繊維くずが発生し、舞い上がります。毎日使用される空間ですから、その繊維くずの堆積の早さは推して知るべしですね😅

ご参考までにトイレットペーパーからの繊維くずが舞い上がる様子をご覧ください。

(ライオン公式チャンネル【暮らしのマイスター トイレットペーパーの繊維くずがホコリになって舞い上がる/19秒/ライオン】より引用)

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新型コロナウィルスで世界が一変し、対策としての換気の在り方なども見直されています。多くの人が集まったり、活動している場所こそ、定期的に目を配り、常にしっかり機能した空調環境を整えて頂ければと思います。

空調機器の機能改善清掃で、日々の暮らしの空気も快適に。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

お掃除機能付きエアコンほどクリーニングは必要!

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7月に入り、暑さも本格化の様相に。今年は梅雨明けが6月に発表され、「本当に?」という気がしないでもない今日この頃ですが、本日はお掃除機能付きエアコンのお掃除に伺ってまいりました。

今回のクリーニングはこちら。パナソニックお掃除機能付きエアコン「CS-UX637C2」(2017年製)です。

依頼者様がクリーニングしようと思われたきっかけは「汚れでエアコンが止まってしまって…」とのことだったのですが、実は伺う前まで私は少し半信半疑でした。

というのも、現在、現役で使用されているエアコンのほとんどは運転中、室内温度が設定温度に近づくと冷やしすぎや暖めすぎを防止するために自動で運転を止めたり、弱い送風運転になったりします。なので、「汚れでエアコンが止まる? 設定温度に達したから止まったとかじゃないのかなぁ。あっても、センサー部が埃をかぶって正常に機能してなかったり、もしくは基板自体の不具合とかも考えられるんじゃ…」などと思いながら、お伺いをしてみると……本当に汚れでした(・∀・;)

風を送るファンは埃とカビがびっしりで回転が弱くなってしまっており、フィルターはお掃除機能ロボが自動お掃除の際に埃を押し込んでしまい、ほとんど全ての目が埋まってしまっている始末。ヤニ汚れもあったため、フィルターの汚れは余計に酷い状態になっておりました…。熱交換器のアルミフィン部分も押し込まれた埃に水分が付着し、発生したカビと相まって空気の通り道はほぼない状態。これでは風は出ません…。

送風ファンには埃&カビがこんもりと付着。
取り外したお掃除ロボもヤニ汚れでいっぱいでした。
吹き出し口もカビ汚れがだいぶ付いてしまっていました。

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酷い汚れ状態のエアコンにはしばしばお目にかかりますが、そのような状態のエアコンは大体がお掃除機能付きのものばかりです。お掃除機能付きエアコンはお掃除ロボがついているために構造部品が通常エアコンに比べて非常に多く、中の構造も複雑になっているため、エアコン内部に発生した湿気が逃げにくい傾向にあります。それに加え、お掃除ロボがフィルターについた埃やハウスダストを清掃する際、どうしても中に押し込んでしまう現象が少なからず起きてしまうため、どうしても内部に汚れが溜まりやすくなっています。様々な要素が合わさることでお掃除機能付きのエアコンは得てして汚れが酷くなりがちです。。もちろんフィルターを掃除してくれたりは便利ではあるのですが( ˙▿˙ ; ) 汚れやお掃除を気にされる方ほど、エアコン購入の際は普通のエアコンの方をお選び頂いた方がよろしいかなと思います。

さてさて、ということでクリーニング。外装カバー、お掃除ロボ、ドレンパン、ファンと取り外せるものは取り外しての洗浄です。壁に残った熱交換器も高圧洗浄機にて洗浄。

↑すみません…洗浄後の写真を上記以外取り忘れてしまっておりました。。

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気持ちよくお使い頂ける形になりました。お掃除なので新品に戻すことはもちろん叶いませんが、それでも新品を設置して使い始めた時のような新鮮で嬉しい気持ちを思い出させるようなお掃除を提供するべく、これからも精進をしていきます!

今の自分のあるを尽くして。以上、【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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