コロナとトイレと定期の話。

Pocket
LINEで送る

⇒ハウスクリーニングのページはこちら

いつ罹るかいつ罹るかと注意と警戒をしながらも新しい生活様式に合わせ過ごしてきたこの2年とンカ月。とうとう罹りました、新型コロナウィルス(^_^;

あくまで私の場合ではございますが、コロナはこれまでの人生の中で一番しんどい病気となりました。入院などしたこともなく、病気と言えばインフルエンザか胃腸炎くらいの人生を送ってきた私なのですが、いやはやコロナには参りました…。

各関節から背中、腰に至るまでの全身痛と発熱(39度前後)が4日間。同時に喉と鼻の痛み、頭痛が3日間。丸4日は本当にろくに立ち上がることもままなりませんでした。発症3日目くらいになった時、『これ、本当に治るの…??』と不安にもなりましたが、何とか無事回復。

療養の定めに則り、計8日間、お休みをしてしまったわけなのですが、その間ご迷惑をおかけしてしまったお客様、お取引会社様等の皆々様には本当に申し訳なかったと同時に大変感謝をいたしました。急な予定変更、ご対応くださり、誠にありがとうございました。この場でも改めて御礼を申し上げます。

*

さてコロナ明け、最初の仕事は定期清掃をお任せ頂いている某建設会社様の社員寮。キッチンや浴室、トイレ、共用部等を毎週お掃除させて頂いているのですが、今回お話ししたいのがトイレ。

こちらの定期清掃は私が独立前に所属していた会社(=今の私にとっては元請様)にて請け負っている案件で、私が携わるようになってからは7年ほどなのですが、実際はもっと前から定期清掃を行っており、その年数は実に15年以上。なのに、といいますか、だからこそとても綺麗なんです(^_^)

多くの人が毎日使用し、相応の年数も経れば、どうしても水垢や尿石汚れが便器内にこびりついてきたり、衛生陶器表面もくすんできたりしてしまうと思うのですが、それがほぼなく、とても綺麗な状態。

建物が経ってからの年数を含めると20年になるトイレだそうなので、便器周辺の床や壁を見れば、自ずとその経年の様子はよく分かります。だからこそ、トイレ本体の綺麗さがとても際立っていて、私は毎週このトイレと向き合う度に何だか嬉しくて、「おまえ、すごいなぁ」「今日も綺麗にしますよ~」などと独り言ちながら掃除をしています(笑)。

目皿も15年以上経っているとは思えないほどで、毎週毎週の維持清掃が本当に楽しいです。
吐水口周りも水垢汚れなどはなく、スッキリ。
目皿の奥の排水管周りはさすがに経年劣化の様子が見て取れます(苦笑)。
陶器内曲線部分も綺麗な白色をしています(^_^)

お客様は「皆が使う場所だからこそ、いつも綺麗にしておきたい。大事に使いたい」と定期清掃をご依頼されているわけでありますが、毎週毎週触って、洗って、拭き上げている私にとってもこのトイレはもはや格別に愛着のあるトイレであり、いつか必ず訪れてしまうであろう別れの時までしっかり付き合っていきたいトイレになっています(^^ゞ

*

それにしても「『継続的にコツコツと』の効果はやっぱりすごいなぁ」とこのトイレに会う度思ったりするわけですが、自身の体についても「普段からもっときちんとメンテナンスをしていれば、コロナもあんなに酷くはならなかったのかなぁ…」と考えてみたりも。生活も清掃も継続的にコツコツと。それが衛生や美しさ、健やかさをより先の未来へと長く長く届けていく秘訣なのかもしれません。

コツコツメンテナンスで、日々の暮らしを快適に。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

⇒ハウスクリーニングのページはこちら

Pocket
LINEで送る