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飯綱高原にある某企業様の保養所敷地内にて朽木等の除去作業をお手伝いさせて頂きました。森の中はすっかり色づき、朝夕ともなれば空気もしんと冷えていました。北信地域にも本格的な冬の足音がすぐそこまで聞こえてきています。
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さて、今回のご依頼。何年前&何年分のものかは定かでないらしいのですが、敷地内に点々と積んである朽木の山を片付けるのに力を貸してほしいとのご相談。作業に伺ってみれば、なるほど確かに敷地内には枝打ち後の大量の枝が数多く放置されていました。
子どもならちょこんとしゃがめばすっぽり隠れることが出来てしまう朽木の山は保養所を訪れた人の森林散策時の邪魔や景観の悪化に繋がるばかりでなく、見通しも悪くなってしまうため、熊やイノシシなどの野生獣接近についても気付きづらくなり、獣害の人的被害を引き起こしてしまう恐れもあります。獣のみならず、昆虫類においても、たとえばオオスズメバチの営巣場所としても一役買ってしまうこともしばしば。そこで環境美化と安全確保のため撤去をしましょうというのが今回のお話。
さてさて、左記画像の通り、朽木が積み上げられた山があるわけですが(後方にもいくつか見えています)、指定された範囲にはその数20ほど。
これらを片付けていくわけですが、森の中は当然樹木が多く、足元には切り株も多数点在しているため重機の使用はあまり適切ではないと考え、元請様と共に人力にて作業を開始。作業日程は二日間を想定。重機などを想定せずとも工程上も日程上も大丈夫と考えていたのですが…これが苦難? 苦行? の始まりでした(;’∀’)
折り重なるように積み上げられている枯れ枝を一層また一層と取り除きながら片付けていきます。枯れ枝なので重さも大してなく、搬出車に積み込む際にもボキボキと折っていけばどんどん積んでいくことが出来ます。大変なのは足元の悪い森の中から搬出車の近くまで、ワゴン等の荷車で枯れ枝をコツコツ運んでいくことくらいでしょうか。
とことん地道で根気の要る作業ではありますが、ゴールに向かって少しずつでも進んでいけば、これは難なくミッション完了かな😉と作業開始30分程が経った頃でしょうか。枯れた細枝の下からずいぶんとたくましい姿をした物体が目に飛び込んできたのです。
ん?……え!??
思わぬものに私たちの作業と思考は阻まれました。
丸太、ドンッ!!
長い丸太が
ドンッ!!
丸太が、それはそれは大きな丸太が、文字通り私たちの行く手を阻んだのです。「まさか全部の山にこれ埋まってないよね…」、つぶやく元請様。私は「ど、どうでしょう…( ̄▽ ̄;)」と首をひねるで精一杯。するとおもむろに❝ザッザッ…❞と枯葉積もった地面を踏みしめ、近くにあった他の山を覗きに窺う元請様。2-3分後、戻ってくると一言。「在った…」
…チーン…
作業開始30分強で作戦変更のための現場打ち合わせを余儀なくされ…。 たものの、工程&日程上『もうやるだけやるしかないか』との結論に至り(笑)、元請様と共に「腰と腕、足もパンパンになるのは覚悟で!」と気合を入れ直しているところです。
そんなこんなで朽木の山上部にある細枝と、その下から現れる丸太をチェーンソーで切っては運び、切っては運びを黙々と、延々と繰り返す私と元請様。
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そして迎えた二日後、見事に……
終わりませんでした!😭
ということで作業は泣きのもう一日(念のため、もう一日予備日を頂いていたのが功を奏しました(;^_^A)。泣いても笑ってもラスト一日です。黙々、延々と作業を続け、今度は無事…
終わりました!!😂
除去した枯れ枝&丸太の山20あまり、その総計は350kg積載の軽トラックに満タン積載で15台分ほど。三日目最後は疲れ果て、それはそれはスッキリした森全体の写真については撮るのをすっかり失念してしまい、残念ながらお披露目が出来ないのですが(苦笑)、いやはや、遠い遠いところにあると思われたゴールも一歩一歩歩みを進めていけば、やがては届くものです。
作業終了後は元請様と「(元請様)これ、何の修行かと思ったねぇ…」「(私)そうですねぇ。でも、林業の人、これ毎日やってるんですよね…すごいですねぇ」とポツリと会話。
だけれど、終わってみれば、気分は清々しく、体全体の疲労もそれはそれで心地良いしで、とても楽しい作業と相成りました。機会があれば、是非またやらせて頂きたいなと思います😁
安心安全の環境美化で、お山も日々の暮らしも快適に。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。
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