アパートの退去後清掃は清潔感の創出が大切です。

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毎年2月3月になると新年度の人の異動/移動に伴い、アパートやマンションの退去後および入居前清掃のご依頼がピークとなってきます。今年も懇意の不動産オーナー様方から空室の清掃依頼を頂き、新年度を迎える皆様方の手助けが出来ればと東奔西走。

アパートやマンションの空室清掃は水回りやら床やら窓ガラスやらお部屋の全部をクリーニングしていくわけですが、もちろん賃貸の場合は経年劣化や予算の都合等もあるため、『全てを新品のように綺麗に回復』というわけにはなかなかいきません。

いきませんが、「次の人が気持ちよく使える」「この住居なら安心して住めるかもと思ってもらえる」ようにするお掃除のポイントがひとつあります。

そんな簡単なこと? と思われるかもしれませんが、はい💦 そんな簡単なことなんですが、とても大切なことなんです😅

──汚れは取る。光るものは磨く。破れは直す。

レンジフード、お風呂、洗面台などなど、全てを新品のようにピカピカに戻せなくとも、各箇所についてしまっている生活痕(=「こびりつき」「くすみ」「べたつき」「シミ」「破れ/はがれ」など)をきちんきちんとお掃除したり直したりするだけでも印象はグッと良くなります。今回お掃除させて頂いたお部屋の中からご紹介をするならば、たとえば賃貸でしばしば見かけるガス台スペース横に据え付けられたステンレスの防熱板。

目立つ焦げつきが付いてしまっており、これが残ったままだと次に使う方もあまり気持ち良くはありません。とはいえ、ここまでの焦げ付きですと洗剤ではなかなか落としきれないので『新品に交換』するか『磨く』かの作業となり、どちらもコストはかかってしまいますが今回は磨きで対応。

汚れを取って、光るものは光らせてあげる。言葉は良くないかもですが『使い古し』の物でもそれをきちっきちっとやってあげれば、気持ちよく、長く、お使い頂けるものになります。こうしたことはお部屋選びの内見時の印象にも大きく関わってくるので私も気にしながら作業やご提案をしています。

ということで、他にもよくある清潔感の創出を見ていきましょう。

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シンクの錆もすっきり取れば好印象に😉

ステンレスシンクに付いてしまった錆汚れ。
しっかり取るだけでも印象は変わりますね。

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シーリング等のカビの黒ずみも出来る限り取る!😉

カビ汚れやシミは正直言うと完全には取れません。ですが、時間をかけてシミ抜きをしたり、シーリング(目地材)を打ち直したりすることで清潔感を取り戻すことが出来ます。
今回はカビ除去剤を12時間ほど塗布し、黒ずみを取り除いていきました。もちろんそれでも黒ずみが全然取れないこともあります😅
キッチン下の収納スペースに付いてしまったすり傷。その傷の中に入り込んでしまっているカビ汚れと油汚れ。
洗剤や研磨で可能な限り取り除いていきます。状態が酷い場合にはリペア作業(オプション)も施しながら😄

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障子などの建具も印象を左右する大きなポイント😉

障子や網戸に破れや剥がれがある場合にはこれを整え直してあげるのもお部屋を好印象に見せる大きなポイントですね。
94cm×180cmの障子を貼り替え(税込み3,300円)。4倍強い破れにくい障子紙を初めて使ってみたのですが、厚みというかコシがある分、糊の付け具合に少々苦戦しました(苦笑)。

ということで、今年の空室清掃もピークを過ぎつつあり、本日のお掃除もこれにて完了です。ありがとうございました!

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「空室清掃は清潔感の創出がポイント!」で不動産資産や入居者様の快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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