窓とグリル皿、12月の掃除屋さん模様。

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一年間の締め括り月の12月。行く年来る年を迎えるために大掃除を計画されている方も多いことでしょう。となれば、お掃除屋さんにとっても12月は大変忙しい時期となり、ありがたいことに弊店もご多分に漏れず気ぜわしい年の瀬となっています。

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さて、今回はそんな12月の掃除屋さんの仕事のひと幕です。

弊店をご利用されるお客様の1/3くらいでしょうか、皆様が年に一度か二度、年の瀬だったりお盆前だったりにご利用されるプランに『窓ガラス1DAYクリーニング』があります。

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今回も1日6時間分、窓ガラスクリーニングということでお伺いをし、サッシ枠の清掃、レールの清掃、窓ガラスの清掃、と順繰りに汚れと戦っていきました。

レールは砂埃や花粉、布類の繊維等に水分が絡み、なかなか手ごわい汚れになっている場合も。刷毛と掃除機を使用してしっかり除去した後、洗剤&水拭きをしていきます。
ガラス面は洗剤と水で汚れをしっかり浮かせた後、スクイジーと呼ばれる窓ガラス用のワイパーで汚水を取り除いていきます。手拭きではなかなか実現出来ない、本当に綺麗な仕上がりになります。

天気は快晴、暑くもなく寒くもなく、まさに小春日和。体を動かすにも非常に良い日で、集中してやっておりましたところ、午後3時前…

6時間を待たずに終わってしまいました😆

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お約束は6時間。余った時間で出来ることもあるのでお客様に「どこかお掃除されたいところはございますか」とご相談したところ、『キッチンかお風呂かなぁ』と。そうは言っても、あと1時間と少し。

「も…申し訳ございません💦お風呂、キッチン、どちらにしても丸々やりきるだけの時間はなかなか難しく…😂」と正直に相談しましたところ、

『あっ! じゃあ、グリルのお皿!🤭』

と、ひらめきのオーダー。ということで残りの時間で【グリル皿の油落とし】です。

まずは確認。普段からくっつき防止のホイルを活用しながら調理されているということもあり、お皿全体が酷く焦げ付いているというわけではありません。それでも炭化してしまった油汚れがちらほら。

全体的には綺麗なのですが、場所によっては頑固な焦げ付きが。
お客様もキッチン用の中性洗剤で頑張ってこすったそうですが、やはりなかなか落ちてはくれません。
隅に溜まった油汚れ。真っ黒な焦げにはなっていなくても手強い場合も。

お話を伺えば、グリル皿は一度交換しており、このグリル皿に変えて5年とのこと。まだ新しい方ではありますが、それでもこうしたグリル皿やレンジフードのフィルター等の油汚れを取る際には必ず注意(=ご説明)することが一点。それはフッ素樹脂加工などのコーティング(塗膜)の剥がれです。

グリル皿などは使用の際、常に高温の熱にさらされています。熱膨張や冷却時の収縮を繰り返すことで目には見えずともコーティングのはがれや劣化は少しづつ進んでいます。さらにその上にこびりついた油や焦げ付き汚れは熱や焦げの化合によって固着してしまっており、しっかり除去しようとすればどうしてもコーティングも一緒に取れてしまうことも多々あります。逆を言えば、コーティングの剥がれを避けようとすれば強固な焦げ付きや油汚れは十分には落とせません。

今回は『フッ素加工は取れてしまってもいいので、焦げや油を出来る限り取ってほしい。焼き物をした時に前の魚だったりお肉だったりの臭いが出てくるのが嫌なので』とのことでしたので、焦点を油の除去に当て作業開始です。

*

まずは焦げや油の塊を物理的に除去していきます。固着してしまった焦げ付きなどはそのまま油汚れ用洗剤を塗布したり、お湯で洗浄するなどしてもなかなか溶解したり浮き上がってきてはくれません。洗剤や水分が浸透しやすいように邪魔な固着物は可能な限りこそぎ取っていきます。

焦げ付きを除去する際は対象物よりも固い素材(ステンレスたわしや研磨剤の付いたスポンジ等)で強くこすったりするのはNGです。傷が付き、コーティングの寿命がさらに短くなったり、細かな傷の中に油や汚れが入り込み、より落ちにくくなっていってしまいます。フッ素樹脂加工は強い摩擦でも剥がれてしまいますので普段の中で洗浄する際にはどうぞ優しく洗ってください。

ちなみにもしそれほど強くこすっていないにも関わらずフッ素加工が取れてしまう場合、それはもうコーティングの寿命だったとも言えるので、汚れの再付着やお掃除頻度の増加を懸念されるようであれば買い替えも選択肢に入れて頂くと良いかと思います。

焦げ付きを大まかに除去した後は残った汚れを浮かせたり溶解させるべく、洗浄液のお風呂にドボン。

油汚れの除去が優先ではありますが、コーティングの剥がれ具合も都度確認しながらブラシやスポンジでの洗浄を繰り返していきます。

*

ジャブジャブ…ゴシゴシ…と、焦げ付きと戦うこと1時間。まずはお客様に一言…

すみません💦

コーティングはやはり取れてしまいました😭

油はしっかり取れました。ベタつきもありません。ただ、一部にコーティングの剥がれが…。
最もよく使われ、熱も強く集中するような部分はやはり他より劣化も早いようで洗浄に伴いコーティングが剥がれてしまいました。
画像左下付近のプツプツしている部分もコーティングが浮き上がってきてしまっている部分です。

それでもお客様は笑顔で

『全然いい! OK! OK! 綺麗になった~😊』

と喜んでくださり一安心。だけれども、コーティングをもっと剥がさず、油をしっかり取る技術、もっともっと追及していきたいです。「村上さんにお願いしてよかった!」と何の曇りもなく喜んでもらえるようになれるまで常に鋭意研究&努力です!

そんなこんなの12月スタート。残りの2022年も全力掃除で、皆様の日々の暮らしを快適にするお手伝いをしてまいります! 今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

熊や蜂対策にも。別荘地の敷地メンテナンス。

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飯綱高原にある某企業様の保養所敷地内にて朽木等の除去作業をお手伝いさせて頂きました。森の中はすっかり色づき、朝夕ともなれば空気もしんと冷えていました。北信地域にも本格的な冬の足音がすぐそこまで聞こえてきています。

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さて、今回のご依頼。何年前&何年分のものかは定かでないらしいのですが、敷地内に点々と積んである朽木の山を片付けるのに力を貸してほしいとのご相談。作業に伺ってみれば、なるほど確かに敷地内には枝打ち後の大量の枝が数多く放置されていました。

子どもならちょこんとしゃがめばすっぽり隠れることが出来てしまう朽木の山は保養所を訪れた人の森林散策時の邪魔や景観の悪化に繋がるばかりでなく、見通しも悪くなってしまうため、熊やイノシシなどの野生獣接近についても気付きづらくなり、獣害の人的被害を引き起こしてしまう恐れもあります。獣のみならず、昆虫類においても、たとえばオオスズメバチの営巣場所としても一役買ってしまうこともしばしば。そこで環境美化と安全確保のため撤去をしましょうというのが今回のお話。

さてさて、左記画像の通り、朽木が積み上げられた山があるわけですが(後方にもいくつか見えています)、指定された範囲にはその数20ほど。

これらを片付けていくわけですが、森の中は当然樹木が多く、足元には切り株も多数点在しているため重機の使用はあまり適切ではないと考え、元請様と共に人力にて作業を開始。作業日程は二日間を想定。重機などを想定せずとも工程上も日程上も大丈夫と考えていたのですが…これが苦難? 苦行? の始まりでした(;’∀’)

折り重なるように積み上げられている枯れ枝を一層また一層と取り除きながら片付けていきます。枯れ枝なので重さも大してなく、搬出車に積み込む際にもボキボキと折っていけばどんどん積んでいくことが出来ます。大変なのは足元の悪い森の中から搬出車の近くまで、ワゴン等の荷車で枯れ枝をコツコツ運んでいくことくらいでしょうか。

とことん地道で根気の要る作業ではありますが、ゴールに向かって少しずつでも進んでいけば、これは難なくミッション完了かな😉と作業開始30分程が経った頃でしょうか。枯れた細枝の下からずいぶんとたくましい姿をした物体が目に飛び込んできたのです。

ん?…え!??

思わぬものに私たちの作業と思考は阻まれました。

丸太、ドンッ!!

長い丸太が

ドンッ!!

丸太が、それはそれは大きな丸太が、文字通り私たちの行く手を阻んだのです。「まさか全部の山にこれ埋まってないよね…」、つぶやく元請様。私は「ど、どうでしょう…( ̄▽ ̄;)」と首をひねるで精一杯。するとおもむろに❝ザッザッ…❞と枯葉積もった地面を踏みしめ、近くにあった他の山を覗きに窺う元請様。2-3分後、戻ってくると一言。「在った…」

 

チーン…

 

作業開始30分強で作戦変更のための現場打ち合わせを余儀なくされ…。

たものの、工程&日程上『もうやるだけやるしかないか』との結論に至り(笑)、元請様と共に「腰と腕、足もパンパンになるのは覚悟で!」と気合を入れ直しているところです。

そんなこんなで朽木の山上部にある細枝と、その下から現れる丸太をチェーンソーで切っては運び、切っては運びを黙々と、延々と繰り返す私と元請様。

枝と丸太をひたすら運び、ひたすら積んでの繰り返し。ただ、やればやるほど成果が見えたのは精神的にも救いでした(笑)。
チェーンソーも一日中使用していれば切れ味も落ちてしまうため、メンテナンス(=目立て)も合間合間に。
チェーンソーと同様に一日中酷使していれば、腕(特に右手)も疲労困憊です。

*

そして迎えた二日後、見事に……

 

終わりませんでした!😭

ということで作業は泣きのもう一日(念のため、もう一日予備日を頂いていたのが功を奏しました(;^_^A)。泣いても笑ってもラスト一日です。黙々、延々と作業を続け、今度は無事…

 

終わりました!!😂

作業前
作業後
作業前
作業後

除去した枯れ枝&丸太の山20あまり、その総計は350kg積載の軽トラックに満タン積載で15台分ほど。三日目最後は疲れ果て、それはそれはスッキリした森全体の写真については撮るのをすっかり失念してしまい、残念ながらお披露目が出来ないのですが(苦笑)、いやはや、遠い遠いところにあると思われたゴールも一歩一歩歩みを進めていけば、やがては届くものです。

作業終了後は元請様と「(元請様)これ、何の修行かと思ったねぇ…」「(私)そうですねぇ。でも、林業の人、これ毎日やってるんですよね…すごいですねぇ」とポツリと会話。

だけれど、終わってみれば、気分は清々しく、体全体の疲労もそれはそれで心地良いしで、とても楽しい作業と相成りました。機会があれば、是非またやらせて頂きたいなと思います😁

安心安全の環境美化で、お山も日々の暮らしも快適に。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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コロナとトイレと定期の話。

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いつ罹るかいつ罹るかと注意と警戒をしながらも新しい生活様式に合わせ過ごしてきたこの2年とンカ月。とうとう罹りました、新型コロナウィルス(^_^;

あくまで私の場合ではございますが、コロナはこれまでの人生の中で一番しんどい病気となりました。入院などしたこともなく、病気と言えばインフルエンザか胃腸炎くらいの人生を送ってきた私なのですが、いやはやコロナには参りました…。

各関節から背中、腰に至るまでの全身痛と発熱(39度前後)が4日間。同時に喉と鼻の痛み、頭痛が3日間。丸4日は本当にろくに立ち上がることもままなりませんでした。発症3日目くらいになった時、『これ、本当に治るの…??』と不安にもなりましたが、何とか無事回復。

療養の定めに則り、計8日間、お休みをしてしまったわけなのですが、その間ご迷惑をおかけしてしまったお客様、お取引会社様等の皆々様には本当に申し訳なかったと同時に大変感謝をいたしました。急な予定変更、ご対応くださり、誠にありがとうございました。この場でも改めて御礼を申し上げます。

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さてコロナ明け、最初の仕事は定期清掃をお任せ頂いている某建設会社様の社員寮。キッチンや浴室、トイレ、共用部等を毎週お掃除させて頂いているのですが、今回お話ししたいのがトイレ。

こちらの定期清掃は私が独立前に所属していた会社(=今の私にとっては元請様)にて請け負っている案件で、私が携わるようになってからは7年ほどなのですが、実際はもっと前から定期清掃を行っており、その年数は実に15年以上。なのに、といいますか、だからこそとても綺麗なんです(^_^)

多くの人が毎日使用し、相応の年数も経れば、どうしても水垢や尿石汚れが便器内にこびりついてきたり、衛生陶器表面もくすんできたりしてしまうと思うのですが、それがほぼなく、とても綺麗な状態。

建物が経ってからの年数を含めると20年になるトイレだそうなので、便器周辺の床や壁を見れば、自ずとその経年の様子はよく分かります。だからこそ、トイレ本体の綺麗さがとても際立っていて、私は毎週このトイレと向き合う度に何だか嬉しくて、「おまえ、すごいなぁ」「今日も綺麗にしますよ~」などと独り言ちながら掃除をしています(笑)。

目皿も15年以上経っているとは思えないほどで、毎週毎週の維持清掃が本当に楽しいです。
吐水口周りも水垢汚れなどはなく、スッキリ。
目皿の奥の排水管周りはさすがに経年劣化の様子が見て取れます(苦笑)。
陶器内曲線部分も綺麗な白色をしています(^_^)

お客様は「皆が使う場所だからこそ、いつも綺麗にしておきたい。大事に使いたい」と定期清掃をご依頼されているわけでありますが、毎週毎週触って、洗って、拭き上げている私にとってもこのトイレはもはや格別に愛着のあるトイレであり、いつか必ず訪れてしまうであろう別れの時までしっかり付き合っていきたいトイレになっています(^^ゞ

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それにしても「『継続的にコツコツと』の効果はやっぱりすごいなぁ」とこのトイレに会う度思ったりするわけですが、自身の体についても「普段からもっときちんとメンテナンスをしていれば、コロナもあんなに酷くはならなかったのかなぁ…」と考えてみたりも。生活も清掃も継続的にコツコツと。それが衛生や美しさ、健やかさをより先の未来へと長く長く届けていく秘訣なのかもしれません。

コツコツメンテナンスで、日々の暮らしを快適に。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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「シンク磨き、ダメ元で良いから」とご依頼(笑)

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普段から良くして頂いている不動産オーナー様から「中古販売住宅のシンクを新品交換しようか迷っているんですけど…ダメ元で磨いてもらうことできますか?」とのご相談。この類のご相談はしばしば頂くのですが、ダメ元でも本当にダメになってしまうと代〇△×△■(コメント自粛)したりするので、とっても尻込みしてしまう案件になったりも( ˙▿˙ ; )

とりあえず今回は「本当にダメ元で良いですから」と背中を押され、お引き受けすることに。『やると決めた以上は最大限お応えできるよう努めるのみ!』で現場のお宅へ。

*

さて、まずはシンクの状態を確認。

小傷も多く、くすんだ印象はどうしても感じてしまいます。
蛇口水栓の根元にはやはり水垢。

2002年新築の住宅ということでしたので、ちょうど20年。綺麗にお使いだったようで酷い水垢やサビ、大きな凹み傷もありません。それでもシンク側面にはモヤモヤっとした石鹸&水垢等の複合汚れや蛇口水栓根元には水垢、底面には小傷がたくさん付いてます。

サビに強く、耐熱・耐久性に優れていて、金属の中でも比較的硬い種類となるステンレスですが、陶磁器などに比べれば柔らかい素材であるため、洗い物などの際にはどうしても細かな傷が付いてしまいます。傷の重なりによって傷が目立たなくなっていく反面、だんだんとシンクもくすんだように見えてきてしまうのですが、今回のシンクは元々が艶無しか半艶だったような感じもします。

さて、どのように磨きましょうか…と、オーナー様にも相談をしてみれば「パッと見、とても良いようにお願いします」と。それが一番難しいヽ(´Д`lll)ノ

さてさて、とりあえず手を動かします!(笑)。光沢出し研磨の前にモヤモヤ汚れや水垢を取り除いていきます。シンク全体の傷の深さから判断して、あまり粗い研磨パッドは使わずに弊店酸性洗剤「シバラク」と共に汚れを除去。

汚れが取れたところで研磨作業へと移ります。作業は至ってシンプル。傷を消す→傷を消す→傷を消す→磨く→磨く→磨く、の繰り返しです(^_^;ゞ

研磨剤を使用しての作業であったため、研磨作業中は黒ずみ汚れが出てきます。

時折、作業をご覧頂いている方から「この黒ずみが出なくなるまで磨けば良いの?」とご質問頂くことがあるのですが、“研磨する”ということは金属を極微量ながらも削り取っているということなので研磨している限り、黒ずみは延々と出てきます。汚れを拭き取って乾かし、汚れや傷の具合を確認して綺麗になったなと思ったところが研磨の終わらせ時です。

*

作業すること、2.5時間。シンク底面と側面の仕上げを整えたところでオーナー様にもご確認を頂き、作業は終了となりました。

全体的にはとても綺麗で美しくなりました!

が、よくよく見ればどうしても綺麗にしきれない部分は出てきてしまいます。

スポンジや洗剤を置くワイヤーラックが設置されていた箇所は擦れが強く、質感も変化してしまっていたため、どうしても他と均一にすることは叶いませんでした。

今回の仕上がりは鏡面仕上げと言えるほどのものではありませんが、それでも景色が映りこむくらいの形にはなっています。こうした鏡面的な仕上がりはとても美しく、目を引き、人を魅了してくれる加工ではありますが、一方で凹み傷や新たに付いた傷がとても目立ち易くなってしまうといったデメリットもあります。シンク全ての面を鏡面仕上げとしてしまうと施工完了時のその時ばかりはとても良いのですが、実際に日常使いのフェーズへと移行した場合、「傷が気になって気になって…」といったことに陥ってしまうケースも少なくないため、今回はこのような形で収めさせて頂きました。

……いや…本当のことをお話しすれば、今の私の実力ではここまで。シンク全てを素早く超鏡面にするまでの効率的実力はございません(^_^;ゞ 

世の中には光の反射率や鏡面度合いまでをも短時間で自由自在に実現していく凄腕の掃除&研磨職人さんがいらっしゃいます。私はまだまだその境地へは辿り着けてはおりません。そこまでの技術に辿り着くことが出来れば、手掛けるシンクそれぞれに合わせた仕上がりを柔軟に提案していくことが出来るようにもなるため、『私もいつかは…』の想いで日々研究に努めている次第です。

シンク磨きの研究用にシンクをご提供頂けるオーナー様等いらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。喜んでご協力をさせて頂きます(笑)。

“綺麗”の実現で、日々の暮らしを快適に。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

ハチの駆除依頼が多くなってきました。

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スズメバチやアシナガバチなど、ハチの営巣活動がピークになるにつれ、駆除のご依頼も多くなってまいりました。

9月以降は巣も最大化し、働きバチの数も大変多くなります。巣を守るための攻撃性も最も高まる時期ですので、万一、自宅付近や日常的に過ごされる場所でまとまった数のハチを見かけた際はすぐ近くに巣がある場合も多いため、特に気を付けてください。もし大きくなってしまっている巣を発見した場合には私たちのような駆除を行っている業者さんに相談をお願いいたします。

市販されているハチ駆除剤の中には「最大12メートルまで届く!」など、離れたところから薬剤の噴射が行える駆除剤もございますが、何百匹というハチが暮らしているような巣に対しては数メートル以内にまで近づき、相当な量の薬液を巣の内部に向かって噴射をしない限り、ほぼ太刀打ちできません。巣に外側だけに駆除剤を噴霧することでは興奮したハチが一斉に飛び出し、逆に反撃されてしまう可能性の方が高くなってしまいます。市販の駆除剤が有効であるのはあくまでも営巣初期段階のハチの巣に対してだとお考えください。

自宅近辺、通学路、日々の活動場所にて、多くのハチやハチの巣を見かけた場合、とにかくまずは「不用意に近づかない」「刺激をしない」を第一に身の安全を最優先してください。

“安心”をサポートして、日々の暮らしを快適に。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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水垢&カビ取りでお風呂をリフレッシュ!

お風呂掃除、汚れが溜まってくると面倒ですよね…。私も自宅の浴室掃除が私の担当なのですが、繁忙期などに自宅の浴室汚れが進んでくるとなかなか手が付けられず、「誰かやってくれないかなぁ…」と思ってしまうこともしばしば(苦笑)。

さて、本日はお風呂の定期清掃プラン【お風呂ピカピカ】プランにお申込み頂いたお客様宅へ初回サービスに伺ってきました。

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今回お申込み頂いたきっかけは「水垢との戦い」だったそうです。お客様宅地域の水道水にはカルシウム成分等が多いのか、何度掃除をしても鏡や洗い場等の水垢が落としきれず、落としてもすぐ付いてしまい、そのイタチごっこでお風呂掃除がだんだん面倒になってきてしまったとのこと。

掃除に使う洗剤も色々な種類を試し、もちろん効く洗剤もあったりはしたものの、使いかけ洗剤がどんどん増えてしまうなど、収拾がつかなくなってきてしまったのも悩みの種だったそうです。

そこでご相談を頂き、お申込みを頂いた次第なのですが……伺ってみれば、確かになかなかの水垢汚れ(⌒-⌒; ) 普段から綺麗を心がけ、掃除をされているにも関わらずこの状態というのは、掃除をされている方にしてみたら、やはりストレスだっただろうなと思います。

市販のダイヤモンドパッドで普段からこすり洗いをされてたそうですが、なかなか思うようには取れなかったそうです。
シャワーのお湯が最もかかる鏡横の壁面も水垢がこびりついてしまい、景観を損ねてしまっていました。

*

ということで、まずは可能な限りリセットできるようお掃除スタートです。

水垢は物理的に削るか、洗剤で溶かし落としていくかの作業が基本となりますが、それを状況によって判断し選択していきます。今回はその両方でしたが、その前後段階では石鹸カスを落としたり、カビ取りなども実施。当初から一番手間がかかりそうだなと感じていた鏡はやはり時間がかかりました…。

それでも浴室全体の水垢、カビ、石鹸カスや皮脂汚れをだいぶ落とすことが出来、気持ち良くお使い頂ける形にはなりました。作業時間は4時間ほど。お客様にとっては想像以上の清掃時間だったらしく、「どれだけお風呂の中にいるんですか!? 熱中症とか大丈夫ですか?」ととてもお気を使わせてしまいました(^_^;

↓というわけで、すみません…作業に夢中になり写真は下記以外取り忘れてしまっておりました。。

よ~~~く目を凝らして見れば、多少の水垢は残ってしまっていますが、それでも鏡としての機能回復は十分出来ました。
光沢のある壁面は研磨剤配合のスポンジ等でこすってしまうと傷を付けてしまい、逆に汚れが付き易くなったり、表面を曇らせてしまいます。ご注意下さい。
←扉上部の換気口にも埃とカビ汚れが蓄積(写真右)。

カビ発生の元となる部分は可能な限り除去しておきたいですね(写真左)

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次回は3カ月後を予定。これで次に水垢の付き方などを見て、清掃スパンをどうするか、そのご相談も改めてさせて頂く予定です。3カ月後、水垢の様子がどうなるか、私も楽しみです。

“綺麗”のキープで日々の暮らしを快適に。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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お掃除機能付きエアコンほどクリーニングは必要!

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7月に入り、暑さも本格化の様相に。今年は梅雨明けが6月に発表され、「本当に?」という気がしないでもない今日この頃ですが、本日はお掃除機能付きエアコンのお掃除に伺ってまいりました。

今回のクリーニングはこちら。パナソニックお掃除機能付きエアコン「CS-UX637C2」(2017年製)です。

依頼者様がクリーニングしようと思われたきっかけは「汚れでエアコンが止まってしまって…」とのことだったのですが、実は伺う前まで私は少し半信半疑でした。

というのも、現在、現役で使用されているエアコンのほとんどは運転中、室内温度が設定温度に近づくと冷やしすぎや暖めすぎを防止するために自動で運転を止めたり、弱い送風運転になったりします。なので、「汚れでエアコンが止まる? 設定温度に達したから止まったとかじゃないのかなぁ。あっても、センサー部が埃をかぶって正常に機能してなかったり、もしくは基板自体の不具合とかも考えられるんじゃ…」などと思いながら、お伺いをしてみると……本当に汚れでした(・∀・;)

風を送るファンは埃とカビがびっしりで回転が弱くなってしまっており、フィルターはお掃除機能ロボが自動お掃除の際に埃を押し込んでしまい、ほとんど全ての目が埋まってしまっている始末。ヤニ汚れもあったため、フィルターの汚れは余計に酷い状態になっておりました…。熱交換器のアルミフィン部分も押し込まれた埃に水分が付着し、発生したカビと相まって空気の通り道はほぼない状態。これでは風は出ません…。

送風ファンには埃&カビがこんもりと付着。
取り外したお掃除ロボもヤニ汚れでいっぱいでした。
吹き出し口もカビ汚れがだいぶ付いてしまっていました。

*

酷い汚れ状態のエアコンにはしばしばお目にかかりますが、そのような状態のエアコンは大体がお掃除機能付きのものばかりです。お掃除機能付きエアコンはお掃除ロボがついているために構造部品が通常エアコンに比べて非常に多く、中の構造も複雑になっているため、エアコン内部に発生した湿気が逃げにくい傾向にあります。それに加え、お掃除ロボがフィルターについた埃やハウスダストを清掃する際、どうしても中に押し込んでしまう現象が少なからず起きてしまうため、どうしても内部に汚れが溜まりやすくなっています。様々な要素が合わさることでお掃除機能付きのエアコンは得てして汚れが酷くなりがちです。。もちろんフィルターを掃除してくれたりは便利ではあるのですが( ˙▿˙ ; ) 汚れやお掃除を気にされる方ほど、エアコン購入の際は普通のエアコンの方をお選び頂いた方がよろしいかなと思います。

さてさて、ということでクリーニング。外装カバー、お掃除ロボ、ドレンパン、ファンと取り外せるものは取り外しての洗浄です。壁に残った熱交換器も高圧洗浄機にて洗浄。

↑すみません…洗浄後の写真を上記以外取り忘れてしまっておりました。。

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気持ちよくお使い頂ける形になりました。お掃除なので新品に戻すことはもちろん叶いませんが、それでも新品を設置して使い始めた時のような新鮮で嬉しい気持ちを思い出させるようなお掃除を提供するべく、これからも精進をしていきます!

今の自分のあるを尽くして。以上、福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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アク洗いでお風呂の木材壁もスッキリ爽やかに。

今回は個人的にも好きなお掃除「木部のアク洗い」をご依頼頂きました(^_^) 「木部のアク洗い」とは無垢の木が経年の紫外線や湿気、あるいはカビなどで変化してしまった状態をリセットし、木本来の風合いを蘇らせる、そんな作業が「アク洗い」です。

とはいえ、一口に「アク洗い」といっても、その手数や工程はいくつもあります。「アク汚れ落とし」をはじめ、「カビ除去」「シミ抜き」「日焼け落とし」など、それぞれの汚れや状態を改善するための工程を総じて「アク洗い」と呼んでいます。

今回のアク洗い箇所は浴室の木材壁。長年の使用でカビの黒ずみが目立つようになってきてしまい、浴室全体の印象も暗くなってしまったため、リフレッシュをしたいとのことでご依頼に至りました。

天井にはカビの黒ずみが広範囲に渡って広がっていました。
暖かい空気&湿気の溜まりやすい天井角付近はやはりカビが多くついてしまっています。

*

ただ、木部のアク洗いを行う上ではひとつ大切なことがあります。それは仕上がりのイメージを施工側、依頼側双方でしっかりと共有しておくということ。

アク洗いをしてもやはり全くの新品状態に戻せるわけではございませんし、汚れの除去がどの程度まで可能かも作業を行ってみなければなかなかに難しく…という部分もあります。そこで「どのような仕上がりまでなら実現できそうか」「どのような仕上がりまでなら合格だと言えるのか」を共に確認しておくべく、テスト洗浄を行ったり、あるいは十分なテストの時間が取れないのであれば実作業にもある程度の日数を想定頂く(木部アク洗いは場合によっては工程がかなり多くなるため)などのリスクヘッジを図っておくことが重要になります。

今回はメインの汚れ相手がカビであることから、短時間のテストでは効果が見極められないため、数日間の作業日程を想定頂き、カビの落ち具合を確認しながら仕上がりの着地点を決めましょうという形になりました。

さて、クリーニング。今回は極細ステンレスブラシで表層汚れの洗浄を行った後、薬剤洗浄を行っていきました。薬剤はミヤキさんの「カビスケ」にて施工。希釈液を刷毛で丁寧に塗布し、数時間から十数時間放置した後、水洗い。これを繰り返すこと、2日間。

柔らか目の刷毛を使用し、薬品を染み込ませるよう塗布していきます。

最初から濃度の高い希釈液を塗布してしまうと反応が強く出過ぎてしまうなどの懸念があるため、状況を見ながら薬剤調整を行っていきます。

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3日目の確認にてご依頼主様より「この仕上がりでオッケーです!」と明るいお返事。どうしても取り切れない部分もありましたが、ご依頼主と共にほっと一安心した瞬間でした(^_^)

カビの黒ずみもほぼほぼ取れ、木目も香りも回復。全体も明るくなって、とてもスッキリしました。施工中の2日間は浴室周辺に薬剤の臭いが漂ってしまったり、お風呂を使うにも気を使って入って頂くなど、ご依頼主様にも多大なるご協力を頂きました。「なんか一緒にクリーニングしている気分になれて楽しかった」とおっしゃって頂いたのも大変嬉しかったです。

綺麗の効果で日々の暮らしを快適に。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

羽アリを見かけたら、シロアリ防除のご相談を。

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5月に入ってシロアリの羽アリが発生し、駆除/防除のご相談も増えてまいりました。

とあるお客様より「家の中に羽アリが急に沢山湧いて出てきて…」とのご連絡を頂き、床下を調査してみれば……

シロアリの通り道「蟻道」があるわ、あるわの状況でした(^_^; 場所によっては床板への食害(シロアリに食べられてしまっている)が酷いところもあり、ご依頼主様にもご報告。

←和室の床板の食害。上に敷かれている畳部分が見えてしまっています。畳の上を歩くと、床がだいぶたわんでしまっている様子が足の裏からもよく感じられました。床に大きなきしみやたわみを感じたら、ぜひ一度床下の調査をされてみてください。

床下全体の被害状況等々を確認したところで駆除/防除作業へと入ります。

食害のあった束や大引き、根太へはドリルで穴を開け薬剤を注入。周囲の木部分も蟻道を辿れるだけ辿り、同様に木材内部へと薬剤注入。もちろん目視した蟻道はすべて破壊をした上で、基礎、束石、束、土台等々に薬剤を順に散布していきます。

薬剤散布終了でひとまず安心。これで被害拡大は抑えられるとは思いますが、なにぶん相手は生き物。シロアリも生きるのに必死です。「絶対に大丈夫! 薬が効いている限り、シロアリは来ません!」とはなかなか言い切れません(;^_^A それでも確かな効果はお約束出来ますし、万一再発した場合にも責任をもって再施工をさせて頂いております。

シロアリは土中ならどこにでもいる生き物ですので、侵入の阻止が難しい部分も否定できませんが、早期の発見であれば、大切な家屋の被害も最小限に食い止めることが出来ます。お家のメンテナンスのひとつとして、ぜひ時々思い出して、気にして頂ければ嬉しいです。

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ホームページを作成いたしました。

はじめまして。むらかみ清掃技研の村上隆浩です。

いつも弊店をご利用頂いている皆様、本当にありがとうございます。お変わりはございませんでしょうか。

さて、色々な方からのお声もあって、この度ホームページを(ようやく)作成いたしました。

当ホームページは日々の業務の合間に私が自身で作成をいたしております。そのため情報が十分でないページなどもあるやもしれませんが、弊店のサービス内容と共に日々の活動のご報告などもお知らせしていくことが出来ればとも思いますので、皆々様、今後とも何卒よろしくお願いを申し上げます。

福寄せ清掃の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。