ベトベト油汚れは定期的なメンテナンスが吉。

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お盆を過ぎても暑さ過ぎぬ今年の夏。30度以上の真夏日は最長記録を更新し続けているそうで、信州でこんなに暑い日が続くのは1994年振りだそう。9月に入っても暑さ対策必須のようですね。

さてさて、そんな中、今回はご家庭の油汚れと対峙。大変ありがたくも定期的にご依頼を頂いているお客様宅ですが、『暮らしていれば汚れてしまう』はお家のどんな箇所でもどんな物でも避けられませんね。「レンジフードのフィルターがだいぶベトベトになってきて、油が垂れてきたりもしたので…」とのことでお掃除に伺いました😄

*

キッチンレンジフードについたベトベトの油汚れ。すっきり綺麗にするコツは下準備。お掃除し易いように各部を個別化していきます。例えば、お皿も重ねたままジャバ~っとシャワー等で洗うより一枚一枚洗った方が確実に綺麗になりますよね? それと同じですね😄

そして、準備が整ったら…

各パーツを洗剤が入ったお湯にドボン!!

油汚れ用の洗剤を使用している場合は冷水でも仕上げられないことはないですが、お湯が使える状況であれば、やはりお湯を使用するのが早くて確実です。私の場合はアルカリに弱いアルミ材や塗装面への影響を考慮し、ケイ酸塩主体のアルカリ洗剤を使用しているため湯温は55度前後で、時間は様子を見ながら…という感じ。

ちなみに『油汚れを落とすにはアルカリ性の洗剤で』とライフハック等でも良く見聞きするかもしれませんが、『お湯+普通の中性洗剤(食器用洗剤など)』でも日々の汚れ落としは十分に出来ます。アルカリ洗剤は市販品でも手軽に入手できますが、使用方法を一歩間違えると物のみならず人にも大きな影響を与えてしまいます。例えば、“目に入った際に適切な処置をしなければ失明の危険性がある”など。アルカリはタンパク質を分解する性質があるため、目に入ると角膜や水晶体のタンパク質を溶解していってしまいます。ちなみに良くも悪くも私はこれを経験済みでして…。そのため、一般の方に汚れ落ちが良いからと言って、アルカリ洗剤(特に強アルカリ)を簡単にはおすすめいたしておりません。

と、余談失礼いたしました😅

*

そんなこんなで各パーツをお湯にドボンとした後、しばらく漬け置いて、さっと擦れば…

お掃除完了です! 汚れがあまりに酷い場合はなかなかこう簡単にはいきませんが、それでもある程度定期的にお掃除をしていれば毎回きっちりスッキリ綺麗に出来ますし、製品自体も長きに渡って快適にお使い頂くことが出来ます(#^_^#) ちなみにこちらは製造設置より17年経った製品です😆

油汚れや油由来による劣化/損耗は、メンテナンスの差ひとつで本当に大きく変わってくるんです。

と、そんな話を当該お客様には伺う度にしておりまして、お客様からは「今年もまた村上さんからそのセリフ聞けましたね(笑)」と。恥ずかしながら話のレパートリーが少ない掃除屋さんです😅

ということで、レンジフードのお掃除完了です。ありがとうございました!

話のレパートリーはたとえ少なくとも、日々の暮らしの快適はしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

私、床掃除をしている時、ニヤニヤしているらしいです。

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今年の夏も暑い日が続いております。信州はお盆あたりにもなれば暑さも収まりつつあり、秋の気配が…という感じですが、今年はどうでしょうか。

さて、本日は「床の黒ずみが目立ってきたりしたのでリフレッシュしたい」とのご相談を頂き、床のワックスがけにてお伺いをした際のお話。

今回ワックスがけをする範囲はキッチンとリビングの二カ所。過去、一度だけプロの方にワックスをかけてもらったことがあるそうで、それ以外は特別なメンテナンスもされていないとのことで、パッと見たところ、汚れ&劣化してしまっているワックスも厚くはないだろう(≒古いワックスもほぼほぼ無くなってしまっている)と考え、表面洗浄をして再度ワックスがけをする内容にてご提案。

*

ということではじめにリビング空間から作業を開始。表面にこびりついた細かいつぶつぶ汚れやシミやらとにらめっこをしつつ、洗浄作業です。

出入り口部分やキッチンからリビングへの生活導線などはどうしても汚れによって黒ずみが出来たりしてしまうため、重点的にお掃除。

と、ここで作業途中、お客様からご指摘を受け、知ることとなったひょんな事実が…

私、床の掃除をしている際、

嬉しそうにニヤニヤしているらしいのです(・∀・; )

足元が綺麗になる作業は楽しいというか達成感がとてもあったりするため、確かに床清掃は好きなんです。とはいえ、床清掃はこびりついた汚れやシミ等のちょっと面倒な汚れと向き合う時間も少なくないため、“これは困ったなぁ…”と思いながらだったり、何なら少しイライラしてしまいがちに作業を進めるきらいがあったりもします。そのため、眉間にしわを寄せながら作業することはあっても、ニヤニヤしながら作業しているとはとても思えなく…。

そこでお客様に「検証したいので、もし自分がニヤニヤしている場面があったら、写真を撮っておいて頂きたい」とのお願いもしつつ作業再開。

すると間もなくパシャリと携帯カメラの音が🤣 “嘘ですよね(・∀・; )”と思いながらも見せて頂くと…

んんん? 本人としてはにんまりしている自覚はないのですが、お客様曰く『床こすってると口元がね、だんだんゆるんできてる(笑)』とのこと😅 そんなお話をしつつも、作業は順調に進み、残すはキッチン空間へと。

が、ここへきてキッチンカウンター下の油汚れや水分のシミ汚れ等に苦戦。古いワックスと混ざりあって頑固になってしまっているようでなかなか手強い。。剥離作業(古いワックスを除去する作業)は予算に入れていなかったので、地道に、様子を見ながら研磨していきまして、何とか良い感じの仕上がりに到達(´∀`;)

*

ということで、リビングとキッチン、合わせて21㎡を3時間超ほどニヤニヤしながら進めたお掃除もこれにて完了。ありがとうございました!

ニヤニヤしながらの作業でも日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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使用10年超えのエアコンは汚れと故障にご注意を。

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今年も暑いです。。大変ありがたく、エアコンのお掃除依頼も数多く頂いております。「気持ち良く使えるエアコンで夏の暑さを乗り切りたい!」、そう思われるのは当然で、そんなお気持ちに少しでも応え、力になるべく村上も日々東奔西走。お声をかけてくださる皆様方、本当にありがとうございます😊 さて、本日もエアコンクリーニングに伺ってきた際についてのブログです。

本日のクリーニングはこちら。

三菱重工ルームエアコン「SRK22TP-W」(2013年製)です。

さてさて、こちらのエアコン、クリーニングの前にお客様にもご理解ご了承を頂かなければならない事柄があり、ご説明。

それはほぼ全てのエアコン製造メーカーさんに当てはまるのですが、製造から10年を超えたエアコンはメーカーさんが定めている標準使用期間(=安全な使用とメンテナンスが保証できる期間)を過ぎてしまっており、有事の際の修理対応が出来なくなってしまうということ。

どういうことかと言うと、標準使用期間を過ぎた製品についてはメーカーさんも交換部品を在庫していなかったり、『修理対応そのものについても行っておりません』という場合がほとんど。となると、クリーニング時に万一破損等があっても修理対応をさせて頂くことが出来なくなってしまうんです。

そのため、その旨を承知頂いた上でそれでもよろしければ…という作業になってしまうということを事前にご説明。脅かすわけではないのですが、どんなに注意していても避けきれないトラブルもあったりするため、必ずそんなお話をさせて頂いている次第です。

ということでお客様にもご理解を頂いた上でお掃除開始です。

*

パッと見、綺麗なエアコンではありますが、設置してからはフィルターの清掃しかしておらず、中までクリーニングしたことはないとのこと。化粧カバー、風向板(上下フラップ)、配線、ドレンパン(結露水の受け皿)と分解を進め、露わになった送風ファンをまじまじと見てみれば…

清掃前

埃と水分、そしてエアコン内部を通るたっぷりの空気で元気いっぱいに育った黒カビが送風ファンにもこもこと付着しております(^_^;A

エアコンは冷房を使用すれば室内機内部にカビ汚れがほぼ必ず発生してしまう電化製品ですから、これは仕方のないこと。定期的なメンテナンスを心がけてご使用頂ければ、それで良いのかなと。

にしても10年も使い続けたエアコンですから、やっぱり汚れもなかなかに溜まっていた感じでした😅

清掃後

清掃前の送風ファンは使い込んだ感のある青黒茶色の色をしていましたが、洗ってみれば違いは一目瞭然。すっきりきれいなコバルトブルーの送風ファンが登場😆 試運転ではカビの臭いもなくなり、気持ちの良い風がお部屋いっぱいに広がりました。カビ(黒カビ毒)は認知症発病要因のひとつでもあるため、未来の健康を考える意味でもエアコンをはじめとした空調機器のメンテナンスはぜひ日頃から意識したいところですね😉

*

ちなみに私のエアコンクリーニングを何度もご利用頂いている方は耳がタコになるほど聞かされているかもしれませんが、以下のことも是非お忘れなく(苦笑)。

7~8月のエアコンクリーニングはぜひお控えください😀

(詳しくはこちらのページでも解説いたしております)

今後もエアコンクリーニングを上手に活用しながら快適なエアコンライフをお過ごしくださいませ。

ということで、古いエアコンクリーニングでは破損や故障にビクビクしながらも、日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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エアコン清掃のタイミングは7~8月以外です。

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夏本番になろうという今日この頃。ありがたくもほぼ毎日エアコンクリーニングをさせて頂いております。そんな折、この表題のブログ…「なんぞや??」と思われる方もいらっしゃるかと思います😅

清掃業界的にはエアコンクリーニングの繁忙期なので、本当はこんなこと言ってはいけないのかもしれませんがお伝えしたいと思います。

7~8月のエアコンクリーニングは

ぜひお控えください😃

「エアコンが大活躍する夏本番あるいはその前にクリーニングをして綺麗にして、気持ちよく使えるようにすることの何がいけないの?🤔」と思われることかと思います。それはまったく間違っていないと思います。

ただ! 安心してエアコンクリーニングを利用して頂きたいと思うがゆえに私は『冷房使用ピーク(7~8月)以外の時期こそがエアコンクリーニングのベストなタイミングだと思います』とお客様にはお話をしています。理由はただひとつ。

『一番暑い時に使えなくなるリスクを避けるため』です。

私たち清掃業者は分解クリーニングのプロですが、エアコンの年式や設置環境、経年の劣化具合によっては基板や基板内コネクタの損傷など、どうしても避けきれないトラブルに見舞われてしまうことがあります。

エアコンクリーニングは対象の性質上、プラスチック製カバーの脱着や配線を外すための基板分解作業等が必ず必要になってきます。その際、避けきれない破損などに遭ってしまうこともまた事実です。

フィルター自動清掃機能付きなどの多機能エアコンであれば、自ずとそのリスクは高まります。

滅多にないことではありますが、クリーニング後、仮に冷暖房すらも使用出来ない状態になってしまった場合、修理や買い替えを行うにしても冷暖房の使用ピーク時にはメーカーさんや取り付け/修理業者さんも同じように作業ピーク中であることが多く、すぐには対応してもらえないこともしばしばです。

特に冷房においては暖房に比べ代替手段が限られているため、万一の時にはかなりの不便を強いることになってしまいます。私もかつて一度だけ、真夏時に冷房が使えなくなってしまうご不便ご迷惑をおかけしてしまったことがあります。

それを回避する意味でも、冷房使用ピーク時のエアコンクリーニングについては必ずご一考くださるようお話をさせて頂いている次第です。

しっかりお掃除するためには相応の分解作業が必要になります。
エアコンクリーニングを安心してご利用頂くためには「アフターフォロー(メーカー修理等)が安心してご利用頂ける時期」というのも大切な要素となります。

*

ちなみにエアコン(室内機)内の汚れについてはカビ汚れを気にされる方がほとんどだと思います。エアコンは冷房使用時に内部に発生する結露水と吸気によって吸い込んでしまった埃によってカビが発生し繁殖/堆積してしまう電化製品です(こちらのページでも解説しています)。理論的には冷房をご使用にならなければカビ汚れは酷くなりません。

ゆえに冷房使用時期を過ぎた後のクリーニングであれば、冷房使用で発生してしまったカビを除去することが出来、かつその後の繁殖を防ぐことにも繋がります。暖房使用の時期にも気持ち良くお使い頂けますし、その次の冷房シーズンにおいてもそれは同様となります。エアコンクリーニングにおいて最もコストパフォーマンスに優れたタイミングは冷房使用後のタイミングがその時なのだと私は考えます。

とはいえ、「綺麗なエアコンで夏を過ごしたいんです!」のお声を頂き、今日も今日とてエアコンクリーニングをしている村上であるわけですが(笑)。はい、壊さないよう頑張ります(本音🤣)。

『エアコンクリーニングのベストタイミングとは?』の啓蒙も忘れず、日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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7月、8月内のエアコンクリーニングは締め切らせて頂きました。

いつも弊店をご利用頂いている皆様方、誠にありがとうございます。

さて表題の件、2023年7月および8月内のエアコンクリーニング作業予約につきましては予約枠が満枠となりましたため、大変恐れながら締め切りをさせて頂きました。

同月内に作業を希望されるお客様につきましては、ご不便ご迷惑をおかけし大変恐縮ではございますが、何卒ご理解賜りますようお願いを申し上げます。

なお、キャンセル待ちにてご予約を希望されるお客様につきましては、お問い合わせを頂ければ是非等の回答をさせて頂きますので、お手数をおかけいたしますがご連絡賜れれば大変幸いでございます。

厳しい暑さが予想される今夏でございますが、皆様方におかれましても熱中症等にご注意頂き、安寧な夏季となりますよう祈願をしつつ、引き続き今の自分のあるを尽くして全力でお掃除に努めてまいります。

2023年夏季以降も変わらぬご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【福寄せ清掃】お掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研> 村上隆浩

掃除屋さんあるある。油汚れと闘う日の憂鬱。

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飲食店屋さん等々の厨房油汚れのお掃除。すごい大変なのですが、個人的にはとても好きな作業です😆

レンジフードの中に頭を突っ込んで作業をしていると360°視界が油汚れになるため、没入感がすごいあり、テンションが何気にあがります(笑)。また、油汚れは取れるとスッキリ気持ち良くなり、達成感もあるので大好きです。もちろん取り切れないことへの悔しさが勝ってしまう日も多くありますが(^^;

油落とし前。なかなか盛り沢山です(苦笑)。
油を落とせば、だいぶスッキリしますね。
プロペラ式の換気扇は吸い込む力が大きいだけに汚れも付きやすいですが、取り外しが容易だったりもするため、掃除でも交換でも作業はし易くていいですね。
プロペラなどのパーツも洗浄液に漬け込み、綺麗にしていきます。50~60℃のお湯にケイ酸塩中心の洗剤を溶かした洗浄液を使用しています。同洗浄液は金属(アルミなど)を変色させてしまう心配も少なく、色々と応用が利くので便利😁
洗浄液のお風呂にドボンとつかるプロペラ。
湯上り後はツルツルぴかぴかです。

*

ただ、油汚れ掃除の際、いつもどうしたものかと悩んでしまうことがひとつだけ…。

それは写真撮影がなかなかうまくいかないということなんです😅作業で両手が油まみれになるため、スマホやカメラをがっつり掴むことにためらいが生まれてしまうんです。。報告用だとか宣材用だとかの写真/動画を撮ろうと頑張ってみても……

見事にピンボケしています(´∀`; )

後で写真を見返してみたら、上記画像のようにしっかりピンボケ。。

なんてことが少なくありません。

「掃除屋さんなんだからスマホもカメラも汚れたってお掃除すればいいじゃない!」とも思うのですが、それでもガッツリ掴むことには未だに慣れず😅

油落とし作業の際、両手は油まみれになるため、どこを触るにも割と気を遣います(^_^; どうやら自分は手術前のお医者さんのように両手上げポーズしてることが多いそうです(笑)。

そんな作業外のところでいつもちょっと “う~~~ん(⌒-⌒; )ドウシマショ…” となる今日この頃。

頑固な油汚れは泣きたくなる時もありますが(苦笑)、それでもこういう↑↑すっきりきらきらテンションアップ😍😍な景色に出会えるので、油落とし作業はやみつきになってしまうんでしょうね。

悲喜こもごもの油汚れ清掃で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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浴室やエアコンのカビが認知症発病の要因に。

本日、浴室清掃で伺ったお客様ととあることについて話をしていたのですが、その時「そういえば、あの時のあれって…」とふと思い出したことがありました。それについては後述させて頂くとして…本日のお客様と話していたことの主題は『カビ』について。

近年、カビ(黒カビ毒)が認知症発病要因のひとつであると認められているとのことで、ご年配のお母様がいらっしゃる本日のお客様はそんな話を昨今知り、浴室は綺麗にしておきたいと今回のご依頼に至ったそう。

私もその話を作業前にお聞きしたので、ふんどしを締め直してかかりつつも、「カビが認知症発症の要因となる、か…」「そういえば黒カビや金属毒って脳に結構影響あるって何かで見たような…」、そんなことを頭の中で反芻しながら全力掃除。

浴室内全体(浴槽エプロン内も含め)を「湯垢水垢洗浄」→「カビ除去」→「高圧洗浄」→「カビ防止コーティング」と作業。 清潔を取り戻すための可能な限りの施策を行い、健康被害抑止のお手伝いが出来ればとカビや汚れと対峙&退治しました😤

ちなみにカビ除去作業中は必ずこんな風です😅 (※画像は当該作業現場のものではございません)

カビ除去の有効主成分である次亜塩素酸ナトリウム及びアルカリ剤から、目、鼻、咽喉を保護するため、マスク、ゴーグル、手袋は必須です!

目に入ればアルカリ剤が粘膜を溶解し(アルカリ剤はタンパク質を破壊します)、最悪の場合は失明につながりかねない事態となってしまいます(経験談です😭)。次亜塩素酸ナトリウムは呼吸器障害(急性肺傷害など)を引き起こします。

ご家庭でカビ除去剤を使用される際には必ず保護具を着用頂き、くれぐれも目、呼吸器官には入らないようご注意ください。

そんなこんなで作業は無事終了。気持ちよく安心してお使い頂ける状態に出来ました。そして、お客様宅を失礼した後、本ブログ冒頭にあった「そういえば、あの時のあれって…」をふと思い出したのです。

*

懇意にして頂いている内科医の先生がいらっしゃるのですが、その先生のお宅に初めてハウスクリーニングに伺った際、これも浴室清掃(カビ除去含む)だったのですが、

『(お掃除は)大変な仕事だよねぇ。体だけは壊さないようにね。歳取ってからボケちゃったりしないように気をつけてね』

と声をかけて頂いたのです。今でもはっきりと覚えているのですが、その理由がとても引っかかった一言があったからなんです。そうです、最後の「ボケちゃったりしないように」の部分です。当時は

“ボケる? この仕事をしてるとボケる? 洗剤や薬品とかで体が壊れるでなく、ボケる…?🙄

と頭の中が「?」マークだったのですが、本日のカビの話から考えてみるに、『掃除屋さんは汚れ(カビ含む)が沢山の場所に行く → カビも多く吸う可能性がある → 健康被害(認知症もそのうちのひとつ)が出やすくなる』──

“先生のあの時のセリフは

このことを言っていたのか!?😲😲”

と、ハッと思った次第でありました(笑)。実際のところは先生に聞いてみなければわかりませんが😅

*

ちなみにお家の中でのカビの発生場所といえば『エアコン』『浴室(周辺)』『窓サッシ』、あとは『キッチン』『トイレ』や『洗濯機』などでしょうか。

エアコン送風口のカビ
エアコンファンのカビ
浴室壁のカビ

皆様の周りのカビやカビ対策は大丈夫でしょうか? 私も自宅を改めてチェックしてみようと思います😅

『たかがカビ、されどカビ』の姿勢で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

今年度『クリーンクーポン(商品券)』販売開始のお知らせ

昨年度ご好評頂いた商品券タイプの清掃商品『クリーンクーポン』の販売につきましてご案内をさせて頂きます。詳しくは下記案内チラシをご高覧頂ければと存じますが、概要としては以下となります。

『お掃除のむらかみ クリーンクーポン

■商品券タイプの清掃申し込み商品となります。

 弊店の清掃メニューでお使い頂ける商品券を

 ①5万円分を4万円  ➁10万円分を8万円  の形にて販売。

(お一人様/一法人様 計3セットまで購入可能)

■販売期間:2024年3月末日までの間

■ご利用期限:ご購入月より向こう一年間(購入月と同月末迄)

━━【ポイント】

  • 1セットあたり額面25%お得になっております。
  • お好きなタイミングでの清掃申し込みに利用でき、かつご自身、自社のみならず他社員/スタッフさんやご家族等でも共有利用が可能です。
  • ご利用の多い清掃メニューに関しては『クリーンクーポン』専用の限定価格を設定しております。
  • 経費利用で節税対策のひとつとしてお使い頂けます。

*

昨年度に引き続いてお問い合わせくださったお客様におかれましてはお待たせをしてしまい、大変失礼いたしました。今年度も本サービスをご愛顧頂ければ幸いでございます。

ちなみによもやま話ではございますが


『クリーンクーポン』のはじまりは、良くしてくださっている飲食店オーナー様と歯科医師先生との会食時の雑談がきっかけでした。

「定期清掃だと今回のコロナの時みたいに『ごめん、今月はちょっと厳しい…』とか相談しなくちゃならない時もあって申し訳ない気持ちになることがあるんだよね」

「医院とか自分だけじゃなくて、スタッフさんにも使える形を用意してもらえたらありがたいかも」

そんなお声を頂き、「環境美化」はもちろんのこと「定期契約でなくとも適時性や清掃利用の利便性が確保でき、経費精算もできる」「福利厚生に使える」「無理のない範囲で勉強してくれればもっと良い😁」の条件をクリア(?)した本サービスを開始させて頂いた次第です。

『三方よし』の実現にはまだまだ努力や工夫が足りないかもしれませんが、皆様の日々の暮らしの快適づくりに貢献させて頂ければ幸いです。

エアコンクリーニングの季節到来。

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今年は突然どかっと雪が降ったり、かと思えば急に暖かく一気に春模様になったりと大変ですね😅 と、そんな話を毎年方々でお話ししているような気もしますが、それでも今年はもうすぐにでも桜が咲きそうということ(観測史上最速?)で本当に驚きです。長野市の桜といえば4月半ばのイメージなのですが🤔

*

季節の移ろいが早いせいもあってか、冷房時期への準備たるエアコンクリーニングのご依頼も増えてまいりました。弊店では『エアコンクリーニングのタイミングは真夏以外です!』と常々お話をさせて頂いておりますが(詳しくはこちらのページの最下部に記載)、弊店をリピートしてくださるお客様方も早速動き出された模様。本日もフィルター自動お掃除機能付きエアコン×2台のクリーニング(スタンダードプラン)に伺ってまいりました。

1台目のクリーニングはこちら。

日立お掃除機能付きエアコン「RAS-X28E」(2015年製)です。

ちなみに申し訳ございません…エアコン全体像の写真をすっかり取り忘れてしまっておりました😫

「設置から7年を超え、一度もお掃除をしたことがなかったので」ということでのご依頼でした。

早速お掃除をということで機体を見てみれば、上下フラップ(羽部分)の表面には黒いカビ汚れも見えていました。となれば、その奥にあるファンや吹き出し口(通風路)は自ずと……

そうですね、こうなってしまってますよね😅

埃とカビでしっかり汚れてしまっています。この機種もそうですが、日立さんの『白くまくん』シリーズは【ステンレス・クリーン システム】と称し、通風路や上下フラップなど風の通り道部分に汚れにくいステンレスを採用することでエアコン内の清潔を維持しようと目されている製品群です。それでもこれだけのカビが付いてしまっています。

エアコンは冷房あるいは除湿運転をすれば、室内機の内部にはほぼ必ずと言っていいほどカビが発生繁殖してしまう家電製品です(こちらのページでも解説しています)。特にフィルター自動お掃除機能付きのものは通常タイプのエアコンに比べ構造部品が多く、内部の通気性も悪くなってしまっているために、エアコン内部に発生した湿気が逃げづらく、カビの繁殖量も多い傾向にあります。汚れやお掃除を気にされている方ほどエアコン購入の際は『冷暖房が出来て、風向きが変えられる』だけのシンプルなエアコンをお選び頂いた方が【購入時】【メンテナンス時】全てのことを考えても、結果それが一番お得になるのではないかなと思います。

←左の洗浄作業を開始出来る状態にするまでに、下記左右写真にある各部品を分解していくことになるのですが、パッと見ただけでも部品の多さがお分かりになるかと思います。

これらがエアコンの要所(ファン、熱交換器、ドレンパン)を覆っているとなるとその通気性の具合については想像に難くないのではと思います😅

また、フィルター自動お掃除機能付きと言っても全くの手放しで綺麗が保てるわけではありません。使用者自身でのお手入れは必須です。

ダストボックスも手入れを怠るとエアコンを汚す原因になってしまいます。

この機種の場合はお掃除ロボがフィルターについた埃をこそぎ取った後、エアコン内部にあるごみ箱(ダストボックス)にその埃を溜めていくのですが、ごみ箱のお手入れを忘れてしまっていたりすると、せっかく取った埃がエアコン内部にあふれてしまい、エアコン内部を余計汚してしまうことにもなりかねません。

などなど、各所の汚れを確認しながら分解&洗浄作業を進めていきます。

冷房時、エアコン内部にある熱交換器と呼ばれる部品に発生する結露水を受け止め、外部へと排出するドレンパン。常に水分にさらされているところでもあるため、ほぼ100%、カビが付いてしまいます。
左右の風向きを変えるルーバー(羽)部分にもカビ汚れが確認できます。風の最終出口である羽部分にまでカビがあると大抵の場合はエアコン風にもカビ臭が確認出来ると思いますので、ぜひクリーニングをされてください。

*

掃除機の吸い込み音や「ビシャー💦」という高圧洗浄機の音が室内に響き渡ること数十分。気持ちよくお使い頂ける形にまで仕上がりました。

『すっきり綺麗になりましたね~😆』

2時間半ほどの汚れとの格闘疲れも癒えるお言葉を頂き、1台目完了です!! それでは2台目! と意気込んだのですが…

ん~~~~……🤔🤔

と少し悩む展開に。

続いての機種は2009年製のシャープさんのお掃除機能付きエアコン。

試運転を行った後、作業を始めようとあれこれ確認してみれば、

  1.  13年経っているものの、汚れ具合は1台目のものとそれほど変わらなさそう(実際、使用頻度はそれほど多くなかったそう)。
  2.  前面パネルや上下フラップ(羽)を触ってみた際の触感から言えば、プラスチック部分の経年劣化もだいぶ進んでおり、おそらく作業で破損してしまう状態。
  3.  メーカーの標準使用期間(10年)を過ぎているため、破損等あっても補償修理は行えない。

などあり、クリーニングのメリットやリスク等と併せて考えた際、お客様が支払いになるコストに対しての費用対効果がなかなか見出せなかったため、今回は見合わせのご相談をさせて頂きました😅

特にフィルター自動お掃除機能付きエアコンのクリーニング料金は弊店に限らず、どのお掃除屋さんにご依頼されても決して安くはない金額です。十何年活躍してくれたエアコンであれば購入時の元は取れていると思いますし、それであれば今後の新しいエアコン購入(ぜひ通常エアコンをお買い求めください😆)の資金なりに充てて頂いた方がポジティブなお取引になるのではと考えた次第です。

*

そんなこんなでお客様からの同意も賜りまして、作業は完了。

綺麗に出来る汚れであれば、ぜひ綺麗にしてさしあげたい気持ちにもなるのですが、“ここは本当にお掃除でいいのか”と悩むこともしばしば。最適解の導き出し方は本当に難しいのですが、私に仕事を預けてくださるお客様を裏切らぬよう、常に色々考えてご提案するのみです。

時には悩む清掃で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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※個人が特定出来ないことを考慮した上で、お話を紹介させて頂くことをお客様よりご了承頂いております。

酸と研磨でお風呂の水垢を撃退。

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2日ないしは3日少ないだけですが、他の月のカレンダーとはだいぶ印象が違う2月。いやはや、今月もあっという間に終わってしまいそうでびっくりしている村上です。

*

さて、今回は福祉介護施設様リフォーム工事の一環で『大浴場のお掃除をしてほしい』とのことで元請さんと共に臨んだ一件。

現場に着いてみて思わず出てしまった一言😂

これ全部ですか!??

目の前には浴槽の壁面タイルやふちなどにびっしりとこびりついた水垢。『水垢とかを取ってほしい』とは聞いていたものの、まるで温泉施設の水垢汚れと見紛うかの光景に「いやぁ~、はぁ~、これはこれは…😂」と元請さんと共にしばしあんぐりとしてしまいました(苦笑)。

多くのミネラル(カルシウムやマグネシウム、ケイ素など)が含まれていたりする温泉の浴場などはそれに比例して水垢・湯垢汚れが付きやすくなるため、なかなか大変な現場になることが常なのですが、そうでない場所でここまで成長している水垢に出会うことはあまりなく…。

うん! レアでいいじゃないですか!😍

と、ある意味、楽しむモードでお掃除を開始することに(笑)。

*

水道水中のカルシウムが二酸化炭素と化合して出来る水垢は「物理的な力で取る」「酸で溶かす」のがセオリー。まずは頑固にこびりついた水垢をハンマーなどで叩いたりしながらおおよそ除去し、その後に数種の酸を塗布。しばらく待ってから擦り洗い。それを何度も繰り返していきます。時間がかかって堆積した汚れの除去にはどうしても同じように時間がかかってしまいます。先に結果をお話しすれば、1日で終わらせる想定の現場でしたが、結局2日の時間を要してしまいました。

浴槽ふちは温水に侵され、使用されている石材の表面はもう凸凹。水の力はすごいです。
どうしても取り切れないところもありますが、美観回復は出来たかなと思います!

浴槽周辺にはシャワー水栓や手すりが取り付けられていた箇所、窓枠などもあり、こちらにもたっぷりの水垢が。これらも入念に手を入れ、可能な限り汚れを落としていきます。

作業前
作業後
作業前
作業後

*

中でもなかなか難儀したのが洗い場の床タイルでした。洗い場の床は水垢に加え、シャンプーや石鹸類に含まれる脂肪酸と水道水中のマグネシウムとが化合してできる金属石鹸と呼ばれる汚れも付着するため、それらが混ざり合った複合汚れとなるとなかなか一筋縄ではいきません。

そこで取り出したるは人類の英知。

ザ・機械!!😁

ポリッシャーと呼ばれる研磨道具で水垢と金属石鹸の複合汚れを一網打尽にしていきます。

上半分が洗浄した部分。すっきり綺麗になっています。専用資器材を使用すれば、水のみの洗浄でも十分綺麗に出来るのでとてもエコでもあります。

↓↓垂直面の水垢などを除去する際にもポリッシャーは大活躍してくれます😀

*

そんなこんなな作業を繰り返すこと2日間。

『おおー! 綺麗になりましたねー😲』

と依頼主様より嬉しい言葉を頂き、任務完了です!!

最初はどうなることかと肝を冷やした現場でしたが、何とかなるし、何とかしていくことこそが私の生きる道!! もちろん時には失敗もございますが(笑)。

諦めない清掃で日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。【福寄せ清掃】のお掃除のむらかみ <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。

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