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先日、上田市でスズメバチの駆除を行ってきました。
今回ご依頼をくださったのは、業務提携をさせて頂いている株式会社GOENさん。特殊清掃や遺品整理の分野で、長野県のトップランナーの一角を走っている会社さんです。
仕事に対する姿勢はもちろんですが、そこから派生するさまざまな取り組みに対する意欲にもいつも刺激を頂いています。
そんなGOENさんが今回片づけを行っているお宅で見つけたのが、バレーボールくらいの大きさになったスズメバチの巣。

これはさすがに、片づけ作業にも支障があります💦
ということで、スズメバチ駆除のご依頼となりました。
──今回のスズメバチは「コガタスズメバチ」
現場で確認したところ、今回の巣を作っていたのはコガタスズメバチでした。
「コガタ」と名前がついているので小さなハチを想像してしまいそうですが、そういうわけではありません。コガタスズメバチは、国内に生息するスズメバチの中でも比較的大型の種類。
名前の由来は、オオスズメバチと比べて小型であることから名付けられたものです。気性としては他のスズメバチなどに比べると、むやみに人を襲うタイプではないと言われています。
が、それは「危険ではない」という意味ではありません。
特に巣が大きくなってくる時期には、巣を守ろうとする個体も増えます。秋に向かって巣が成熟してくる頃には、やはり十分な注意が必要です。
──実際に見ると、確かに大きい(;^_^A
さて、現場で実際に巣を見てみると、
…これは確かに大きいな💦
というサイズでした。コガタスズメバチの巣としては、かなり大きく成長しています。巣の大きさからすると、内部には50~100匹ほどの個体がいる可能性があります。
もちろん、巣の大きさだけで正確な個体数を判断できるわけではありませんが、それでもこのサイズになると「中に結構いるだろうなぁ」というのは容易に想像できます。
そして、巣の入口を見てみると―

いました。
門番が😅
巣の入口から、こちらの様子をうかがっています(笑)。
──スズメバチの駆除は「そ~っと近づいて、スッと駆除」
スズメバチの駆除で大切なことは、できる限り刺激をしないこと。
私の中では「そ~っと近づいて、スッと駆除する」という感じをいつも心掛けています。言葉にすると簡単なのですが、これがなかなか難しい(;^_^A
こちらが巣に近づけば、当然ハチも警戒しますが、大きな音を立てたり、巣を揺らしたり、必要以上に刺激したりするようなことは避けます。
今回は「ハチの巣(観賞用)を欲しい」という方もいらっしゃらなかったので、巣が壊れてしまうことも気にせず、スズメバチ用の駆除剤を使用して手早く対応しました。

──巣を撤去した後も、まだ終わりではありません
さて、巣を撤去して、
「はい、作業完了です!」
とはいきません💦
今回の作業は昼間。そのため、巣を離れていた個体が戻ってくる可能性があります。いわゆる戻りバチです。
スズメバチは食料を探しに出ている個体がいます。そのハチたちが、いつものように巣へと戻ってくるのですが、帰ってきた場所には巣がないため、あたりをブンブン飛び回ります。
こうした個体にも対応していく必要があるため、今回は巣を撤去した後もしばらく現場で様子を見ながら、戻りバチにも対応。

一時間弱ほど経過したところで、戻ってくるハチもほとんどいなくなってきましたので、これでひとまず作業は終了です。
──改めて巣を見てみる
駆除が終わったところで、改めて撤去した巣を観察してみました。


きれいな球体状。そして、抜け落ちてしまった底部分も含めれば巣盤は六段に成長していました。
こうして見るたび、いつも思うのですが、
本当によくここまで、しかも上手に作るものだよなぁ😲
と、感嘆してしまいます。
もちろん、こちらとしては心を鬼にして駆除しなければならないのですが😅
実際に中を確認してみると、やはりかなりの数。


状況からすると、やはり100匹近くいたのではないでしょうか。
これだけのハチが、ひとつの巣の中にいるわけです。
──巣を棒で叩き落とすのは、やめてください😱
スズメバチの巣について、時々、「棒で叩き落として駆除する」という動画を見かけることがあります。
ですが、
成熟した巣に対して、これは絶対にやめてください。
巣の中には、今回のように数十匹、場合によってはそれ以上の個体がいます。その巣を叩き落とし、破壊してしまうと、中にいたハチ達が一斉に解き放たれてしまいます。
考えてみれば当然のことなのですが、「巣を落とせば終わり」ではありません。むしろ、そこからが危険な状況になる可能性があります。
特にキイロスズメバチなど、攻撃性の高い種類であれば、なおさらです。
球体状に大きく成長した巣を見つけたら、
自分で何とかしようとせず、ハチの駆除に慣れた方へ相談してください。
──私も、スズメバチは怖いです😭
最後に、これは自分自身にも言い聞かせていることなのですが、
私はスズメバチが怖いです(;^_^A
もちろん、仕事として駆除を行っていますから、必要な知識や装備、手順は身につけていかなければなりません。とはいえ、「慣れているから怖くない」とはまったくもって思っていません。
むしろ、
怖いものは、怖いままでいい。
とさえ考えています。
ハチの駆除は勇気だけで行うものではありません。
「怖いけれど、何が危険なのかを知っている」
「だから、どう近づけばいいのかを考える」
「どこまでなら自分で対応できるのかを判断する」
そんな風に正しく恐れるからこそ、必要な行動を組み立てることができるのだと思います。
私自身、まだまだ勉強不足ではありますが、スズメバチの巣を見つけたとき、
「強力な殺虫剤を吹きかければ、イチコロでしょ」
と、安易に考えてしまうことがどんなに危険なことかは身をもって知っています。
ハチの本能を侮ってはいけません。自分たちの家(巣)を死に物狂いになって守ろうとするハチたちを相手にする以上、
ハチを正しく怖がること。
それが駆除する側にとっても、非常に大切なことなのだと思います。

スズメバチの巣を見つけたら、どうか『不用意に近づかない』『刺激をしない』を心がけてください。そして、もし少しでも「怖い」と感じたら、迷わず専門業者にご相談ください。
ということで、本日のお掃除もこれにて完了です。
ご依頼頂いたGOENさん、ありがとうございました!
今回使った主な洗剤・資器材は
■イカリ消毒 『スーパースズメバチジェット』
*
スズメバチの駆除でも日々の暮らしの快適をしっかりサポート。今の自分のあるを尽くして。福寄せ清掃®の『お掃除のむらかみ』 <むらかみ清掃技研>、村上隆浩でした。
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※ご依頼主様個人が特定出来ないことを考慮した上で、(株)GOEN様にも許可を頂き、お話をご紹介させて頂いております。

